車磨き研究所の施工ギャラリー
ＴＯＹＯＴＡ トヨタ ハイエース バーデン4ＷＤ（ＴＲＨ226Ｋ）
2016年07月18日公開｜トヨタ
以前アルファードで施工いただいているお客様ですが、
こちらのお客様も今回会員期間失効での新車購入による施工になってしまわれました・・・
過去2度ほどご来店いただき、
その際鉄粉除去などのお話はありましたが、
結局は施工なさらなかったので失効なされてしまいましたので、
今回はリピーター割引－5％のみですが、
会員期間有効であれば－１５%でしかも今回の施工で正会員に登録となられいましたので、
その差は非常に大きいです。
今回この珍しいお車を購入なされたのは、今もまだお持ちですがアルファードで旅に出て車中泊をなされていらっしゃったそうですが、
いくら大型と言えども所詮は乗用車ですので連泊は厳しいですので、
完全なるキャンピングカーであれば長期間の旅も可能になると言うことでご購入なされたそうです！
但し、独り身ですのでこのお車の購入価格と維持費を考えれば、
旅館やホテルを利用しての旅の方が安い気もするのですが・・・
ただ、目的地も決めずに気の向くままに放浪するのであれば、
どこでも寝ることができますから、
その様な旅スタイルであればキャンピングカーのほうが良いでしょう！
然し、あまりにも車が大き過ぎます・・・
此れがまだアメ車やトレーラーキャンパーなら走行も多少は機敏でしょうが、
この車格で２．７Lの160PS、
しかもかなり重心高も高いですから走りはもたもたでしょう。
実際長野市から弊社まで１９号線でいらしたそうですが、
後続車両から突かれまくって低速車待避所につど止まる羽目になったそうです・・・
このお車、
車高は２４１ｃｍもありますが、
此れが弊社工場に入れる限界車高です・・・
車格サイズも弊社始まって以来のＸ－6と言う途方も無いサイズ。
今までも数回この様なキャンピングカーのお話はいただいたことは有りますが、一度もお受けしたことはありません。
だってサイズ考えただけで嫌になっちゃうでしょうー
今回お受けしたのは既存のお客様だからですので、
ご新規のお客様では確実にお断りしていました・・・
安曇野にキャンピングカー・トラック・バス専門のコーティング屋さんがあるそうですが、
この様な車を毎日施工するのであれば私この商売は辞めます。
都会には新幹線専門のところまであるそうですが、
とても仕事が面白いとは思えません・・・
私の転機により、
商売のあり方や生活スタイルやお金の使い道は大きく舵取りされましたが、
それでも仕事に面白さが無ければ、
単にお金を稼げるだけでは私は精神的にもたないでしょう・・・
贅沢とも我侭ともいえますが、
無理なものは無理ですからねー
正に本物のキャンピングカーです！
私も過去にはランクル６０のキャンピングカーを所有していましたが、
まったく比較になりません・・・
外部電源を取り込むこともできますが、
ルーフの約１／３がソーラーパネルとなっていますので、
エンジンを止めていてもソーラーの電源で電気を供給することも可能です！
調理もそこそこのキッチンが装備されていて、
本格的な食事でも作れるでしょう。
車内スペースも２名までなら十分な広さがあり、
此れなら１ヶ月程度の旅も可能でしょう！
但し、
価格が５００万円台ですのでクルーザーのような豪華さは無いですので、
オネイチャンを招いてのパーティーは無理かな？
今回は、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の、
フロント基本セットのご依頼を頂きました！
後部のウインドウは特装車である為、あるにはありますが、小窓のようなアクリルガラスが５箇所ですけれどアクリルガラスにスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングは、
施工したことが無いため、
確実性にかけますので此処はどれほどの効果が期待できるかは？
ですが、
ボディ用コーティングをサービスで施工することにいたしました！
と言うのも、今回のボディ用コーティング剤はＷコーティングとなりますが、
ベースコートのコーティング剤は基材材質に関わらずコーティングは可能ですので、
どれだけの撥水効果をするかは？
ですが、
「だめもとで、やるだけやってみましょう。」
と言うことで、試験施工です。
其れと、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”もご依頼頂きました！
以前施工させていただいているアルファードでも施工いただいていますので、
その傷防止の有効性と変色の無さを検証済みですので、迷わずご依頼になられたのでしょう。
施工個所はドアカップ３箇所。
と、運転席側のサイドステップです。
が、既にサイドステップには傷が・・・
どうやら納車時に既にあったそうです。
通常のお車と違い乗車位置が高く、
乗り降りの際には相当注意しなければ靴でけってしまいます・・・
形状が乗用車とは違いますから、
一枚での範囲保護は無理ですので２枚に分けての施工としました！
スチールボディ部分の程度は極上です！
沖縄にあるカスタマイズ工場にドンガラ状態で納車されて、其処からこの様なカスタマイズがされているにも拘らず、
目に付く傷はこの傷くらいです。
そこら辺のディーラーなど、
洗車だけでもこの１００倍くらい傷入れて販売しているところが有りますが、
このスキルの違いは何なんでしょう・・・
然し、オーナー様はかなりご不満なご様子です・・・
「アルファードに比べ塗装の品質が悪く、
いたるところに物咬みが在る・・・」
と仰いますが、確かに結構目立って数も多いですが、そもそもベース車両が商用車ですので、
此れは其処までのクオリティーを求めること自体が土台無理です・・・
今回程度は申し分ありませんでした、
磨きは“０１スタンダード・ソフト磨きコース”です！
しかも、
何らかの塗装上のトラブルがあれば連絡をした後必要な追加施工までされるとか。
現段階ではその必要がある可能性は、
ほとんどないでしょう。
やはり傷は上記した部分と後数箇所あっただけで、
一番深い傷であったこの部分の傷も完全除去達成されました！
然し２４１ｃｍもの車高があるため、
今まで弊社が使用している脚立ではルーフは磨けないため、
このお車の為だけに４万円近くする１５０ｃｍもの高さの脚立を買う羽目になりました・・・
このお車の再施行でもない限り再度使用することはないでしょう。
この脚立に乗って作業している時にＴＥＬなどかかってきようものなら、
イラットしてしまいます・・・
磨く面積が莫大であることよりも、
脚立の上ったり降りたりのほうが重労働でした。
本来ウインドウガラスがあるべきところは全てＦＲＰのカバーに交換されていますが、此れは正直な所、
品質的にはあまり褒められるレベルではありません・・・
成型自体にゆがみも目立ちますし、
下地の処理も甘いので、
表面にも下地斑が出てしまっています。
水漏れを防ぐためのコーキングも、
お世辞にも綺麗とはいえません・・・
又グレーのソリッドの塗装ですが、
傷も相当目立ちます・・・
素材自体が軟らかいですので、
取り付け作業時に傷が入り易いのは仕方ないですが、
折角スチールボディが極上程度なだけにこのクオリティーの差にはがっかりしてしまいます。
何とか目立たないレベルまでは到達しましたが、
完璧とまでは行きません・・・
オーナー様からは、
「問題点があったら連絡を！」
との事前のご指示はありましたが、此れを完璧なところまで持って行くとなると、
磨きでは無理です・・・
相当強い研磨を行なう必要がありますが、
いかにせよ素材がＦＲＰですので膜厚の確認ができません・・・
つまり、いつ塗装がなくなるのかの判断のしようが無い。
ですので完璧を期すとなると再塗装しかありませんが、
新車で其処まですることはナンセンスですので、
安全範囲内でできる限りの処置をして妥協です・・・
ＴＯＹＯＴＡ トヨタ ハイエース バーデン4ＷＤ（ＴＲＨ226Ｋ）
コーティング終了
この馬鹿でかいお車に施工するコーティングは、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですが、
弊社コーティングラインナップの中で一番作業時間もかかり、
且つ拭き上げも非常に重いので相当の重労働です・・・
ベースコートだけで６時間以上かかってしまいました・・・
ですので、
本当はこのコーティングは選ばれて欲しくなかった。
然し、オーナー様のコーティングの目的はラクチン管理！
このお車で旅に長期間でかけられれば、
その間は洗車は無理・・・
それでも、
汚れが目立たず且つコーティングにダメージを受けにくいと言う特性が必要です！
そのようなご要望に対して、
「どのコーティングが一番適しているの？」
と聞かれてしまえば、
「やっぱりブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドですかねー」
と、お答えすることになってしまいます。
然し、このお車の洗車はどうされるのですかね？
洗車機には当然入りませんから、
手洗い洗車しかないですが、私仕事ですから手洗い洗車しますけれど、
此れ自分の車でしたらまったく洗車しないかも？
其れか、
知り合いのトラックもしくはバス会社の洗車機で洗ってもらっちゃいますかねー
このお車を綺麗に維持することは、
並大抵のことではありません・・・
今回写真はありませんが、
弊社施工前にウルト完全硬化型アンダーコートも弊社外注先で施工いたしました！
アンダーコートに拘れれる方の多くは、
ノックスドールを信望する方が多いですが、
弊社のお客様方ではほとんど施工される方はいらっしゃいません・・・
と言うのも、
非硬化型のため自己修復性はありますがべたつきや高温時の溶け出しのリスクもあり、
ボディが汚れることを嫌うからです。
ウルトはトラックなどに施工されているシャーシブラックのように、
ペロペロ剥げて来る事もありませんので、
完全硬化型でも長期間安定して防錆効果が持続いたします！
弊社外注施工では、
ディーラーなどが行なうアンダーコートと比較した場合確かに高価ではありますが、
高圧スプレーなどで下回り洗浄をしてもまず剥げ落ちてくることはありません。
ディーラー施工は簡単に剥げてきます・・・
この差が価格差！
今回はマフラーを除く下回りの完全施工ですので、
フェンダーインナーライナーからバンパーまで外しての本格施工です！
どうせアンダーコートを施工するなら、
此処までは行なうべきでしょう。
この度は大変な高額施工となりましたが、ご依頼いただきありがとうございました。
私のお車を拝見する前までの予想では、相当程度は悪いだろうと予想しておりましたが、此処まで程度良好であったことは驚きでした。
おかげで施工日程も当初予想範囲内での終了ができ、大変助かりました。
これから旅にお出かけになられることでしょうが、ブレーキ・サスペンションは標準仕様ですので下り坂やコーナリング時には慎重には慎重を期して運転してください。
旅を今迄以上に楽しまれることを願っております。
会員クラス：準会員再登録
車両クラス：クラスＸ－6
施工コース：
コーティングコース＝ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース＝０１スタンダード・ソフト磨きコース（程度良好新車向け＝軽度の傷取り・鏡面仕上げ）
オプション施工１＝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング（フロント基本セット×ライトポリッシュ）
オプション施行２＝エクスペル・ペイントプロテクションフィルム（ドアカップ×３箇所・サイドステップ×運転席）
外注施工＝ウルト・アンダーコート
施工料金：４４５．３８６円税込み（リピーター割引－５％・代車使用なし割引－５％・新車割引磨き－１０％・淡色車割引磨き－５％ 適応・外注施工費込み・高速料金キャッシュバック別途）
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