車磨き研究所の施工ギャラリー
ＢＭＷ ビーエムダブリュー Ｍ5（ＦＶ44Ｍ）
2016年09月03日公開｜BMW
またまたプレミアム会員様のご入庫ですが、
今回は毎年ご依頼頂いているメインテナンスでのご入庫ですが、
此のお車と入れ替えで更にもう一台もメインテナンスでご依頼ただいております！
なぜか今年はなかなか予約が入らず、
特に県外のお客様が少ないので苦慮いたしておりましたが、
逆にこちらのオーナー様を含め超常連のお客様方に取りましては、今までのように、
「すみません、
どうやっても3ヶ月待ちになってしまいます・・・」
とい事は無く、
特に会員様であれば1ヶ月以内での施工が可能な状態ですので、
此のくらいのほうが会員制としては良いのかも知れません？
弊社が所有するホテル会員権でも、
週末利用となると数ヶ月前に予約を入れない限りまず取れませんので、
結局はいくら会員と言っても利便性が低ければ低価格で泊まれても敬遠してしまいますからねー
こちらのオーナー様はまだ独身でいらっしゃいますが、お持込いただいた折恋愛観や結婚観の話となり、
「流石に結婚したら此の車に乗り続けることは出来ないでしょう・・・」
「かといって軽自動車にするのはどう考えても無理ですから、
ここまでで無いにしろある程度のレベルを許容してくれる人ではないと。」
確かに、私もここで所有車両の処分をして今後の車のラインナップを調整していますが、
レクサス含め国産車と言う妥協点はまず出ません・・・
但し、その拘りが生活バランスを取って成り立つのか？
は、良く熟考するべきですが！
間違いなく車へのこだわりにおいて、
“見栄”と言う部分は誰でも必ずあるでしょうが、
問題はその車の見栄と言う部分だけが生活全般レベルより突出してしまっていると、
其れこそただの“滑稽”になってしまいます・・・
こちらのオーナー様は独身のままであれば、
社会的地位や収入や生活スタイルからすれば異常な選択ではありませんが、
流石に家庭持ちとなると其れはアンバランスと言うことを理解されていることは、
車趣味人の中でも理性を持たれた方と言えるでしょう！
恋愛観や結婚観にしてもやはり一本筋が通っていらっしゃり、
私と違いズルズルと許容してしまうことは出来ないようです！
其処がまたある意味難しい事となるのは、
ハードルが高いために結婚まで行き着くことが困難になる・・・
但し考え方によれば、此れだけ慎重になれば、いざ付き合い始めてや結婚してから、
「え・・・、そんなんだったの？」
と言うことも、起き難いでしょうから途中放棄と言う危険性は低いでしょうねー
1年ぶりのメインテナンスご入庫ですが、
今回の磨きは会員様専用リフィックス・コート用メインテナンス磨きのため、
コース内に鉄粉除去が含まれていますので、
オプションで鉄粉クリーナーを、
追加頂く必要がありません！
使用頻度もそれなりですし、完全露天駐車ですので見た目的には鉄粉はまったく目立ってはおりませんが、
やはりそれなりには鉄粉の付着は起きています・・・
やはり1年ごとの鉄粉除去は出来れば行なったほうが良いでしょう！
まだまだそれなりにスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングは、
フロントガラスでも機能は残っておりますが、
確かに1年経過しただけの、
機能低下はしています・・・
撥水フッ素は剣山の様にフッ素が製膜することで、
細かな撥水を作り出し、
此の剣山が長いほど撥水力は高まりますが、
ワイパーなどの稼動により剣山は消耗して徐々に短くなるにつれ撥水力も低下していってしまいます。
フロントガラス以外はこの様にワイパーなどの影響はありませんので、撥水力自体はさほど変化は見られませんが、
多少の水染み形成は始まっておりますのでまだまだもったいないとは思いますが、
此処で全ウインドウの、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”再施行をご希望されました！
当初メインテナンスのご相談をいただいたときには、メインテナンス磨きが含まれていましたので、
水染みはその作業だけでも除去可能と思っていましたが、
お持込頂いた際に、
試しにコンパウンドで手磨きで試してみるとまったく除去できません・・・
此れでは折角メインテンス入庫いただいても、
意匠性的に改善がされないようでは意味を成さなくなってしまいますので、
“スケールリムーバー”作業を追加で行われることをご提案させて頂きご了解をいただきました！
此れは磨きでは取れずにスケールリムーバーなら除去が可能と言うことではなく、
水染み自体が余りに強固に付着し過ぎているために、
既にどちらか一方で除去できるレベルを超えてしまっていると言うことです・・・
スケールリムーバーで除去し切れなかったとしても、
此の作業により水染み自体はかなり軟化しますので、
その軟化した状態であればメインテナンス磨きでも除去が可能となります！
スケールリムーバー作業は1パネルずつ作業を行い拭き上げまでを終了させながら進行させていきます。
その為、既に終了しているパネルにも他のパネル作業で水が掛かってしまったりしますので、その都度他のパネルも何回も拭き上げをしなくてはいけませんので、
かなり手間の掛かる作業となります・・・
此れは水染みを除去するための作業ですので、
その作業により新たな水染みを作ってしまうことだけは避けなくてはいけませんので、
相当の面倒臭さを伴います・・・
洗車環境的に、
完全に直射日光が当たらない場所が必要ですし、
時間的にもＤＩＹで施工しようと思ったらゆうに半日以上は必要ですので、
ＤＩＹでの施工は現実的ではありません。
しかも、市販のスケールリムーバーを使用してコーティング施工車両を作業する場合、
作業終了後のコーティング残存性には何の保障もありません・・・
と言うより、
まずコーティングは残っていないと思われたほうが良いでしょう。
更には、施工注意事項が完全に守れていないような作業を行えば、
塗装の溶解の可能性すら懸念されます・・・
弊社のお客様の中にも、お金を節約したいから！
とか、自分でやってみたかったから！
等と言う理由で、
本来ＤＩＹなどではプロから見て行うべきではない作業を行う方がいらっしゃいますが、
後で拝見してみると状況悪化させてしまってることがほとんどです・・・
所謂“安物買いの銭失い”的事が多いですねー
やはり完全露天駐車ですので、
水染みから既にイオンデポジットクレーターに進行してしまっているものがトップ部分では目に付きます・・・
現段階ではそれほど深いクレーターにはなっておりませんが、
一度クレーターになってしまった部分は、
以降又水染みができやすい状態ですので、
この状態を早い段階で根本的に解決しておかないと、
以降完全な意匠性を求めようとすると再塗装しか方法はなくなってしまいます。
今のような初期のイオンデポジットクレーターであれば、当然それなりに費用はかかりますが、
04磨きコースをトップ部分だけ行なうことで完全処理が可能な可能性は高いです！
一応ご提案としてはオーナー様にはお伝えいたしましたが、
「来年初回車検となるのでそのタイミングで下取り金額次第では新車入れ替えもありえる！」
との事でしたので、もしその段階で継続して此のお車に乗られるようでしたら検討されるとの事です。
但し、この様な量産型ハイパワープレミアムカーは、
中古車市場での人気は非常に低いので、
かなりの原価償却費は覚悟しなければならないでしょう・・・
其れを許容できなけければ、
10年以上乗り続けるほうが減価償却費は節約できます！
実際私の友人もポルシェを新車購入から1年9ヶ月で新車入れ替えをここでしますが、
実際下取り価格は新車購入価格の1／2以下、
結果1年9ヶ月で1.400万円近くの償却となりますので、
1ヶ月あたり70万円近い償却費となります・・・
かく言う私も、
ここで新車購入より10年経過したマセラティを売却しましたが、
改造費用まで含め年間の減価償却費は約150万円、
月当たりで言えば13万円程度になりますので、
短期新車乗り換えに比べれば金銭消耗はかなり少なくすんでいることになります！
とは言え、
此れでももったいない事には変わりはありませんので、
私はもうこの様な世界からは完全に足を洗いました。
が、
結局は別のことで消費してしまっていますから、
その分お金が残るわけではありませんけどねー
其処は価値観の問題ですので、消費が収入範囲内であれば、
何をしても人に迷惑さえかけなければ問題は無いでしょう！
但し、いくら人に迷惑をかけないからといっても、ご自身の人生のフレキシビリティーを制約されてしまうような、
偏った嗜好性は問題ありです・・・
消費されるのはお金だけでなく、
時間も消費されて行きますが、
時間だけは取り戻すことは無理ですので“後悔先に立たず”となってしまわれないようにくれぐれもご注意を！
ＢＭＷ ビーエムダブリュー Ｍ5（ＦＶ44Ｍ）メインテナンス終了
メインテナンス磨き終了後、
会員様のみ施工可能な“リフィックス・コート”を施工いたしました！
此れは所謂メインテナンス剤の一種ではありますが、ディーラーや簡易施行店などが行なっている、
メインテナンスと言われる詐欺的メインテナンス剤とはまったく種類は異なります！
詐欺的メインテナンス剤とは、
主成分はポリマーで一時的にコーティング機能を高め傷を隠しているようなものです・・・
此のリフィックス・コートは特殊ナノシリカとガラス繊維素を主成分としておりますので、
既存のコーティング自体を機能強化するものですので、
短期的に効果が減退していくこともありませんし、
艶感等意匠性変化も生じません！
以前の施工では行なっておりませんが、
今回の水染みの付着を鑑み“レジントップコート・コクーンＳＴＤ”も施工することとなりました！
いくらメインテナンス剤と言えども、
主成分はシリカ及びガラス繊維素ですので瞬間硬化はしませんので、
常に露天にさらされている環境では施工しておくに越したことはありません。
此のたびも、高額なメインテナンスのご依頼を頂きありがとうございました。
お持込の際には、私事のご相談？愚痴？で長々お引止めしてしまい申し訳ございませんでした。
件の件で金曜日に話合いがありますので、アドバイスのロジックに沿った返答を求めてみます。
又、下取り金額の提示を聞くのも怖いですが、それにより今後の買い替えの方向性も定まってくるでしょうから、一度聞いてみるべきでしょう。
此のたびもご利用頂きまして、ありがとうございました。
会員クラス：プレミアム会員
車両クラス：クラスＸ－2
施工コース：
コーティングコース＝リフィックス・コート（会員専用コーティングメインテナンス）
磨きコース＝リフィックス・コート専用磨きコース（リフィックス・コート用会員専用＝鉄粉除去含む）
オプション施工1＝スケールリムーバー（リフィックス・コート用会員専用）
オプション施工2＝レジントップコート・コクーンＳＴＤ
オプション施工3＝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング（フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット×鱗落し）
施工料金：178.209円税込み（会員オプション施工割引－１０％・輸入車割り増し磨き＋１０％・濃色車割り増し磨きランク2＋１５％ 適応）
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