2017年02月11日公開|マツダ
愛知県よりわざわざお越しいただきました元会員様です!
元と言うのは、
残念ながら初回施工から会員期間内にご利用が無く失効してしまわれました・・・
この間1回だけ補修のお問い合わせはあったのですが、
このときご利用いただけていれば会員権利は延長されておりました!
にも拘らず今回ご依頼いただけましたのは、
非常にありがたいことです!
しかもこの時期、
長野県は降雪シーズン・・・
幾ら弊社所在地付近は降雪量回数共に少ないとはいえ、10cmくらいの降雪の可能性はあります。
愛知県の方ですのでスタッドレスタイヤはお持ちでは無いので、
お持込お引取り時にはリスクは結構有ります・・・
其れを押してでも弊社ご依頼いただけたことは、
本当に感謝いたしております!
しかも、
お持込頂いた際に弊社施工工程はパンク状態となってしまっておりましたので、
オーナー様にお願いをいたして当初のお引き渡し日程を1週間延長をお願い致しましたが、
快く快諾いただきましたことも非常に助かりました!
此れが不幸中の幸いとでも言いましょうか、
当初のお引取り日程のままでしたら、
日中から降り出した雪はあっという間に積雪いたしましたので、
到着は何とかできたとしても帰る事は恐らく無理だったでしょう・・・
然し今回お客様方は皆さんすごいなー
と感じたのは、
実は今回新車購入は1台ではなく2台同時に購入されています!
しかも、弊社にお越しになられていない間に、
新築の1軒家まで購入されているそうです。
都市部では所得が高いのでしょうが、
田舎と違い土地代も高いですので自宅購入の大変さは同じようなものだと思いますが、
それでも此処までの買い物を短期間に出来てしまうことは、
私には凄いの一言です!
私等、宵越しの金は持たないどころか、
月越しの金すら持てない性分の放蕩人間には、
どうすればそんなことが可能になるのだろうか?
と、
尊敬してしまいます!
確かに私の周りの友人知人でも、
生活設計というか人生設計きちんと出来ていて堅実に生きている人もいますが、
私よりも無謀な人生送っている人も数人はいます・・・
私自身も、今まではその場その場を掻い潜れれば其れで良し的に考えていましたが、
正直年齢を重ねるごとに不安感が増大していることは事実です。
かといって、
今更感もありなかなか人生の軌道修正は難しい・・・
今更ながら想う事は、小さなことからコツコツとではないですが、
若いうちから堅実な生き方をした方が最終的勝者!
では、と感じます。
私、
完全に敗者です・・・
此れどのように開閉作動するのだろうか?
とかなり疑問があったのですが、
かなり大掛かりな装置となっているのでビックリしました!
但し個人的には、ルーフ開放状態でもロータス・エリーゼと同じような状態ですのでオープン感覚には乏しく、
パノラミックルーフ的ですから、
いっそクーペの方が良いような気がします・・・
確かにおしゃれでは在るのですが!
この新型のロードスター、かなりアメリカを意識してデザインされているでしょう。
と言うのは、ロングノーズで座席位置はリアホイル直前、
FRスポーツカーの王道配置になっていますし、
クオーターフェンダーの張り出しプレスラインなども、
グラマラスでかなりそそられます!
初代も独特のスタイルと小ぶりだったことで好きですが、歴代ロードスターの中ではこの新型は、
又流行を生み出しそうな非常に洗練されたお車だと思います!
お預かり期間中に訪れたポルシェ乗りの私の友人も、
「2Lのこのモデル凄くいいねー」
「俺も買おうかな!」
もう車は要らないなどと日頃言っているにも拘らず、
かなり食指を刺激されたようです!
それだけ、
魅力的ということでしょう。
流石、
唯一やる気の在るメーカーマツダこそでしょう!
メーターシェルの形はスポーツカーぽくて良いですね!
欲を言えば、メーターの針、始動時完全に垂直ならアストンぽくてもっと良かったのに。
車体も多少大きくなったようですので、
大柄な方でも運転可能になりましたし、
私のような小柄な者でしたら長距離ドライブでもかなり快適に運転できるでしょう!
但し、
車が大きくなるとワインディングでの取り回しは神経使うようになりますから、
これ以上は成長させないで欲しいですね。
国産車としてはセンターパネルのシンプルさとデザイン性を両立させた、
良い見本ですね!
質感も価格からすれば非常に良く作られていると思います。
オーナー様はATを選択されていますが、
個人的には此処はMT選択でしょう!
国産車は未だセミATが普及していませんが、
せめてこの様なスポーツカーにはATではなくセミATを設定して頂きたい。
個人的にはセミATは飽きてしまいますし、
中途半端な感は否めませんが、
MTとATの良い事取りであるので、
そうガリガリ走ることを目的としていない方にはセミATは有用でしょう。
以前にも施工いただいております、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”を今回もご依頼いただきました!
全面施工です。
オーナー様は始めフロント基本セットのみのご依頼でしたが、
露天駐車ですのでリアガラスだけ未施行状態ですと、
明らかに短期間で施工部分と未施行部分での意匠性の差がはっきりしてしまいますので、
追加と言っても1枚だけのことですから敢えて私から全面施工をご提案させて頂きました。
そのほうが後悔されないでしょう!
かなり程度は良い方ですが、
ボンネットとトランクには、
前後方向に線傷何本かあります・・・
他のお車でもそうですが、ボンネットとトランクの傷はまず前後方向がほとんどですので、
傷入れの原因は洗車です。
今回の磨きは、
“01パーフェクト・ソフト磨きコース”ですが、
このくらいの傷でしたらほぼ完全除去は可能でしょう!
マシングレープレミアムメタリックというまたもやマツダが出してきた新色ですが、
確かに色としては今までに無い色感ですし、
質感も素晴らしく良い色であることは間違いない!
ただ、
細かなクリアー内の物咬みやクリアーブリスターのようなものは結構目立ちます・・・
新色且つ特殊な塗装ですので、
まだ塗装ライン自体が完全な状態になっていないのかも知れません?
一番問題と感じるのは、
以前よりマツダ車の塗装の問題として指摘している膜厚の薄さ・・・
一時は100μ位まで膜厚確保がなされていたのに又70μ台に減少してしまっています。
非常に手の込んだ塗装でもありますし、恐らく材料原価も高いのでしょう。
その為、
恐らくコスト管理のために膜厚を抑制しているのでしょうが、
幾ら優れた塗料塗装であっても膜厚の薄いことはデメリットにしかなりません・・・
どうせオプションカラーですから、膜厚を厚くする分コストがかさんでも、
もっとオプション価格に転嫁してしまえば良い!
と、私は思ってしまいます。
どうしてもこの色がよければ、他のオプションカラーよりもかなり高くても選択するでしょうし、価格が高いことで選択しなかったとしても、車自体の選択までを変えることは無いはずです。
車輌点検時に発見してしまった、
ルーフ前部中央付近の深い傷・・・
この様な通常の磨きでは取れないレベルの傷が入ってしまった時が、
上記したように膜厚が薄い場合に問題となってきます。
通常の磨きでは取れないということは傷がかなり深いということですので、
其れを除去しようとするにはそれなりの厚さのクリアーを削り取ることで傷を無くすのですが、このお車のよう70μ台の塗装では、
極端なことをしてしまえばクリアーが無くなってしまうかも知れません・・・
傷への食指感触的には結構微妙な深さのような?
オーナー様のご希望により“スポット磨き”を行いますが、
極端にクリアーを無くするようであれば途中で諦めとなります・・・
新車で再塗装というわけには行きませんので。
幸いにも、スポット磨き数回で完全除去が出来ました!
残存クリアーも極端な減少をさせることなく、
塗装寿命も確保できています。
あくまで予想の範囲ですが、非常に深い傷に感じたのは、まだ傷が新しく傷断面のバリが上に競りあがっていたのでしょう?
その為実際にはバリ頂点と傷底面ではそれなりの高低差があっても、
塗装面からの深さは差ほどでも無かったと推察されます。
不幸中の幸いです!
側面も傷目立ちます、
完全に洗車傷のヘアースクラッチです・・・
国産車ディーラーに見受けられるのが、
新車であっても洗車を洗車機で行うところが多いですが、
傷の感じからすると可能性は否定できません・・・
以前この様なことを行っているディーラーから理由をお聞きしたところ、
「手洗い洗車よりも短時間で作業終了できるし、結果人手がかからない為、
コストカットが出来る。」
「人手に対して販売台数が多過ぎて実際この様な対応で無いと対処しきれない。」
等の理由を仰っておいででしたが、
レクサスでさえこの様なこと行っているようですので、
ディーラーも信用できません・・・
以前私が購入した某輸入車、営業マンが恥じもせず言っておりましたが、
「洗車は近くのGSで洗車機で行っています!」
だそうです。
この部分は、
ヘアースクラッチでしたので簡単に磨きにより完全除去出来ました!
傷量的にはそこそこの傷量ではありますが、
傷のダメージレベルは非常に軽度でしたので、
今回は“新車割引適応”いたしました!
多くのお客様は、
新車である以上新車割引は無条件適応されると思われていらっしゃいますが、
実際には傷の状態から見て弊社の新車割引基準範囲内に入る確率は50%位です・・・
メーカーによりムラも在りますが、
其れよりも販売店ディーラー系列による程度ムラのほうが圧倒的です。
過去弊社では、
NTPグループで購入された新車で新車割引適応できたお車は皆無でしたから・・・
逆にUグループでは7~8割は新車割引適応できています!
あわやの70μ台ギリギリの磨き終了です・・・
もしこのお車程度が劣悪で、意匠性回復のために02磨きコースが必要であったら、
膜厚は60μ台にまで落ち込んでしまっていました・・・
一時の全国マツダ車の納車程度の悪い時期であればこの様な結果になっていた可能性は非常に高いですが、PDIディーラー共にその店に改善がなされてからは、
マツダ車の納車程度は非常に良くなってる様です!
個人的な感想ですが、現在の日本の自動車メーカーの中で、
車作りに真剣に取り組んでいるのはマツダだけでしょう!
他のメーカーは、良い車を作るというより、
如何に儲かる車を作るかに没頭しているとしか思えない・・・
これは日本だけのことではなく、先日もヤナセの年配の方と話をしている際、
「今のベンツは、ブランドがベンツと言うだけで、
中身はベンツとはとても言えないコストダウンの塊のような車でしかない・・・」
と仰っていましたが、私も同感で購入検討していたEクラス辞めました・・・
輸入車ですら現在の新車では、
購入してみたいと思わせる車皆無ですからねー
MAZDA ロードスターRF VS(NDERC)コーティング終了
良い色で、
車のデザインを非常に良く際立たせていると思います!
スポーツカーに興味を無くしてしまったので、
私が現時点で購入することは無いでしょうが、今後走りを多少楽しみたいと感じる時がくれば、
スタイリング的には欲しい車といえるでしょう。
但し、
てんこ盛りの走行補助装置はその購入に向けての意思を完全に削がれますが・・・
とは言え、
ロータスでさえ今は電制の塊みたいになっているご時勢ですから、
安全性をスポイルした素のスポーツカーなど新車では望めないですが・・・
まー私にはアングリアがお似合いということですね!
お引取りは、同じく奥様のお車を新車購入されていますので、
入れ替えでご入庫いただきました!
連続入れ替えご入庫は初めてでは無いですが、
ご夫婦での新車の連続ご入庫は初めてです。
以前のお車もマツダ、
今回ご購入の2台もマツダ!
トヨタの方ではこの様な方実際多いですが、マツダの方でのこの様な選択はまったく意味が違ってくるでしょう。
昔からマツダの新車を一度買ってしまうと、
マツダ無間地獄に嵌る・・・
などと言われ続けてきましたが、
其れは下取り価格の安さから来た話で、
車としての本質とは無関係でしょう。
確かに、
マツダ独特の車としての本質的問題は未だに引き摺っている部分も有りますが、
其処も考え方であばたもえくぼとも言え、
此処の捉え方でしょう。
私も過去3台のマツダ車は乗ったことがありますが、
他社とは違う独特の車作りのコンセプトは数十年受け継がれ続けていますから、
下手な欧米メーカーよりも凄いかもしれません?
私の個人的感覚からすると、
国産メーカーでは運転する車としては一番楽しいメーカーだと感じています!
但し、
購入するかというとまず無いとは思いますが・・・
然し、
ロータリーが復活することがあれば、
相当迷うでしょうねー
今回はご入庫時会員権が失効されてしまっていましたので、
割引はリピーター割引のみの適応となりますのが、
このお車の施行内容によって再度準会員復活となりますので、
そうすればこの後のご入庫の奥様のお車は会員割引-15%となります!
そこでオーナー様はコーティングを、
“グラスコート・アルティメット ハイブライテンズ”をお選びいただきました!
オーナー様の駐車条件は露天駐車で、
このコーティングは撥水ですのであまり組合せとしてはベターな選択ではないようですが、
このハイブライテンズは一般的な撥水コーティングのようにフッ素ではなく特殊な撥水物質を使用しているため、
フッ素以上の超撥水をするうえ滑水性も併せ持っていますので、
通常の撥水のような水染みリスクはかなり低減いたします。
このコーティングの特徴はこれ以外にも、
高硬度・高膜厚という耐久性とスクラッチ防御性能はプレミアムコーティングとして当然併せ持っておりますが、
弊社コーティングでは意匠性を作り出すコーティングはなるべく避けてきていましたけれど、
敢えてこのコーティングには意匠性改善性を強く付加させています。
このコーティングにはナノダイアモンドを配合することで、
メタリックやマイカ(パール)系の塗装では敢えて乱反射率を高めることにより、
メタリックやパールの反射光沢を引き上げるようにしています!
このお車のようなマシングレープレミアムメタリックの様な、特殊なアルミフレークによる反射を作り出しているお車には、
其処にダイアモンドの反射が加わることで更なる引き立たせが加わります!
この様な特性がありますから、
ソリッドブラックのようなお車には基本的には適さないでしょう・・・
それ以外のソリッド色であれば意匠性を落としてしまうことは無いかと思いますが、
検証はしていませんし、
感覚は個々の物ですので自己責任でお選びください。
上記しましたように、
お選び頂いたコーティングは撥水であっても水染みは付きにくい特性はありますが、
そうは言っても濃色車のうえ露天駐車車輌ですので水染みのリスクは低くはありません・・・
そこで弊社では定番となっている“レジントップコート・コクーン”はご依頼頂きましたが、
今回はあまり施工以来の少ない“SP”をご選択いただきました!
一般的に多くのお客様にご依頼ただいているSTDは、あくまでコーティング施工後の不安定期間である、
約1ヶ月を守る為の短期犠牲皮膜的トップコートですが、
SPではシリカ配合の為約1年くらいを滑水強化とコーティング保護機能を有します!
似たような効果のものとしては、
会員様限定施工であるリフィックス・コートもございますが、
新規コーティング施工時にはSPのほうが適しているでしょう。
この度は、弊社施工が立て込んでいた為、お預かり期間を1週間延長させていただき大変助かりました、ありがとうございました。
お引取りの際には、伊那近辺で降雪に遭われたとのことでヒヤリとされた事と思いますが、幸いにも積雪には至らずお帰りも無事帰宅なされたとの事で、安心いたしました。
今回初めてこのマシングレープレミアムメタリック拝見・施工させていただきましたが、グレー・シルバー系の色としては非常に良い色だと思います。
私自身、今迄グレー・シルバー系の車は2CV以外所有したことがありませんが、この色は一度欲しいと思ってしまいます。
落ち着きもありながら、自己主張も強く車を引き締めてくれる効果もあり、スポーツカーですと大人の車感がアピールされ非常に良い選択をなされたと思います。
弊社提携倶楽部の活動などにはあまりご興味はあられないかもしれませんが、今までとは違う視点で車を楽しめることが出来るかもしれませんので、機会がございましたらご参加ください。
遠方・冬季にも拘らずご依頼頂きまして、ありがとうございました。
PS:お預かり中の奥様のお車ですが、板金塗装工場が積雪の為の事故車輌が大量入庫してしまっている為、ことによると工期が一寸延びるかも?
との事ですので、はっきりいたしましたらご連絡いたします。
出来るだけ間に合わせられるようには努力いたします。
会員クラス:準会員再登録
車輌クラス:クラスSS
施工コース:
コーティングコース=グラスコート・アルティメット ハイブライテンズ ガラスコーティング
磨きコース=01パーフェクト・ソフト磨きコース(程度良好新車向け=軽度の傷取り・超鏡面仕上げ)
オプション施工1=部分傷取り磨き(スポット磨き×ルーフ1区画)
オプション施工2=レジントップコート・コクーンSP
オプション施工3=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア×鱗落し)
物販=ユニタス・ワイプスソフトクリーナー
施工価格:224.142円税込み(リピーター割引-5%・新車割引磨き-10%・濃色車割り増し磨きランク2+15% 適応・物販含む・高速料金バック別途)
メーカー別
月別バックナンバー