2017年06月18日公開|トヨタ
会員様のお車ですが、
既に同じ庫のお車で3回目の施行となられます!
今回は弊社の施行だけでなく、
外装パーツ交換もされていらっしゃいますから合計するとかなりの金額となられていることと思います。
至極偶にですがお勤めの会社とも多少はお取引がございますので、仕事として弊社にご来店になられることもありますが、同じ業種で他にも数社弊社出入りの会社さんがあられますが、対応の丁寧さはこの会社さんが一番です!
恐らく入社するにも他社さんと比較するとかなりの狭き門と言うこともあるでしょうが、
基本的に入社後の社員教育のレベルが違うのだと思います。
所謂社風とでも言うのでしょうか?
弊社では車と建築と事業として行なっていますので、常時取引をさせて頂いている会社さんはゆうに100社を越え、大体同業で4・5社は取引をさせて頂いていますが、
会社の規模とは関係なく駄目なところはとことん駄目ですし、
そこまでするの?
と思われるほど、
親切で丁寧な会社もあります!
面白いのは、それが会社の規模や見える部分での会社内容には反映されてる訳ではない事です。
付き合ってみて非常に良い会社だと感じても、20年経ってみても会社規模を拡大するわけでもなく、同じ事を淡々とこなして行っているだけ。
この様な会社に共通しているのは、
社員の出入りもほとんど無いことです。
傍から見ているだけですので本当の内情はわかりませんが、
この様な会社は暴利も貪らない代わりに損をするかも知れない博打も打たないのでしょう。
所謂、
堅実経営!
弊社とは大違いです。
弊社今迄儲かるとなれば、
急速に手を広げ拡大路線をとり、
悪くなれば一気に縮小を繰り返して来ましたが、
結果そのような無駄なことを繰り返していただけでほとんど身になっていません・・・
会社も私もやることがあまりに博打的すぎ、
儲かってもその後損をして無に帰すの繰り返しでした。
今回京都出店をもくろみ、
此処に来て色々と積極的に動いてみてはいるものの、
堅実経営でコツコツと積み上げてきていなかったことが、
此処に来て大きな障害となって立ちはだかっています・・・
と言うのも、
“宵越しの金は持たない”できていましたが、
これは建築は取引先が固定され且つある程度安定売り上げが見越せますし、
車は現金収入ですので月末銀行残高0でもやりくりは可能でした!
繰り越せば、繰り越した分だけ消費しても翌月は又何とかなってしまいます。
今までは地元での展開でしたのでこれでも信用関係が構築されたかなでのことでしたから問題も生じませんでしたが、
事今回のようにほとんど人間関係や信頼関係の無い地元とはなれたところへの新規進出では、
大事なのは今までの決算書の実績と一番はどれだけの現金をフローできているかです。
が、
どちらも軽視してきていただけにダメダメです・・・
現金で1億円あればなにも苦労せず展開可能ですが、
そんなお金在る訳ありません・・・
今更二郎ですが、
湯水のように車にお金を消費しなければ1億現金あったかも?
親父や小父に子供の頃から言われ続けた、
“金は稼ぐ努力より使わない努力のほうが大切”今は身にしみます。
と言えども、
残された時間は僅かですので、
今更戒め通りにしても間に合いませんから、
京都店改め京都出張所レベルにトーンダウンしか道はなさそうです・・・
又本題とずれた長話・・・
以前の施行で“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の全面施行いただいておりますが、
今回も同じように“全面再施行”です!
写真は取り忘れてしまいましたが、
スモークフィルムの貼ってあるリア周りの水染み付着は凄いことになっていました・・・
通常スプラッシュビューが施工してある場合、そ
のように極端な水染み付着はしないはずですのに、
何でこの様になったのか?
付着状態から見ると、
下処理が“鱗落し”では厳しいような?
と思い施行してみると、
意外と簡単に水染み落ちて行きます!
フッ素があるために水染み自体が強固に付着できなかったのか?
フッ素ごと溶かしてしまっているので簡単に除去できたのか?
は判りませんが、
どちらにしても綺麗に除去できましたので、
結果オーライ!
3年前に入庫された際は此処まで鉄粉は無かったと思いますが、
今回は本当に酷い状態です・・・
他の部分でもかなり状態が悪化していますので、
どうも最近はあまり手入れはなさらず放置状態が長かったのでは?
但し、他のお客様もそうですが、
露天駐車のお車の鉄粉の付着状態は年々ひどくなっている感じがします・・・
一番考えられるのは、
中央アジア地域の急速な砂漠化の進行による黄砂到達量の増大と、
中国の大気汚染が合体して、
最近騒がれ始めたPM2.5ではないですが、
黄砂とこれが合体することで鉄粉付着量が増えていると考えられます。
これは、
水染みの形成が深刻になりつつあることにも繋がります・・・
そう考えると、借家住まいでは難しいですが、一戸建てをお持ちの方でしたら、
車の買い替えよりも優先すべきはまずは車庫を建てることでしょう!
仮に日常使用されているお車だったとしても、
車庫があれば暴露時間は1/2になりますから、
必然的にお車のダメージも半減するわけですから。
但し、
カーポートではほとんど意味を成しませんから、
どうせ立てるなら密閉型車庫にすべきです!
トップ部分はそれほど線傷は目立ちませんが、
ボンネットのこの部分だけは結構な深い傷が固まってあります・・・
恐らく、
鳥糞を除去した際に付けた傷では?
と思われますが、
見た目にも汚し塗装も傷んでしまうからと言って、
急いで除去しようとしてしまうのでしょうが、
付着して数時間経てば酸化が始まっていますので、
コーティングや塗装面は軟化してきています。
そこを擦ってしまえば、
通常よりも簡単に深い傷が入ります・・・
鳥糞には、
虫の消化されていない殻や土・砂などが含まれますから、
擦れば傷が入るのは当たり前です・・・
これで3回目のご入庫ですが、
何故かトップ分より側面の水染みが凄い・・・
この様な状態は今迄未経験ですので、何故この様に側面が水染みに覆われたのかは?
駐車環境・洗車方法・施行コーティング共に変更が無いのに、
本当に不思議です・・・
付着の仕方もかなり強固な感じです。
ですので傷の状態はあまりよくは判りませんが、洗車はオンリー洗車機ですので傷の量が仮に多かったとしても、
傷自体のダメージ深度は浅いですのでオーナー様からオーダー頂いた、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”でも、
ほぼ完全に近い意匠性回復は可能でしょう!
結構水染みの除去は大変でした・・・
やはり02スタンダード・ソフト磨きコースには、
荷が重かった感は否めません。
洗車機ではいる程度の傷は簡単に処理出来ましたが、
写真のように深い傷は残りました・・・
ご予算的に可能であれば、
“03スタンダード磨きコース”が理想でした!
とは言え、
劇的に意匠性は回復いたしましたので、
「多少の傷残りは新車ではないから問題とはしていません。」
と、オーナー様も仰っておいででしたので、
十分ご満足はいただけるでしょう!
鳥糞を擦ってつけたのでは?
と思われた傷も、結構頑張って磨きましたので、
完全除去できました!
ので、本来02スタンダード・ソフト磨きコースでの最大研磨厚は6μですが、
今回は7μ研磨しています。
多く研磨をすることは、
意匠性回復はその分いたしますが、
結果膜厚消費を多くすることになりますので、
ある意味“両刃の剣”的部分も有りますが、
この様に優に200μを超える膜厚が確保されているお車では、
其れもデメリットとはなりませんので安心して施行ができます!
ランクルのように、
平気で20年でも30年でも維持可能なお車の場合は特に、
コストを気にして100μ程度の膜厚で塗装するのではなく、
長期使用を考慮して十分な膜厚の塗装をして欲しいものです。
塗料自体を改善するよりも、
単純に塗装膜厚を上げた方が長期使用を前提とするオーナー様にとっては有用だと思うのですがねー
TOYOTA トヨタ ランドクルーザー100 VXリミテッド(UZJ100W)
コーティング終了
ものすごく綺麗になりました!
あまり車に詳しく無い方が訪れてこのお車をパット見た印象は、
「これ新車?」
と、仰っていましたが、お引取りに見えられたオーナー様も御覧になられて、
「新車みたいに又綺麗になって、凄く気持ちいいですね!」
と、
お喜びいただけました!
今回は今迄施行なさってきていたコーティングを変更なされて、1ランクグレードアップも検討されましたが、
今回左ドアミラーを損傷され再塗装もする必要がありましたので、
あまりに予算超過になることも考慮して、
以前施行の“マーベラスフィニッシュ・プレミアム”でも、
十分満足されていらっしゃったとのことでしたので、
予算的無理はされずに同じコーティングといたしました!
ご不満がお有りになる場合は試しに他のコーティングに変更してみるのも、
意匠性や機能変化が面白いと感じることもあり良いかも知れませんが、
特に不満が無く問題も無いのであれば、
慣れ親しんでいるものの方が良いことのほうが多いかもしれません?
似たような話で、
よくコーティング施行店を転々とされる方がいらっしゃいますが、
施行方法や使用するコーティングの特徴が異なるものを、毎回毎回変えていってしまっては、
逆に比較検討するにも比較要素がまちまちすぎて、
何が良くて何が悪いのかが判らなくなってしまいやすいと思います・・・
この様な方は、
所謂“難民”みたいになって、
最終的には何処の施行店でも親身になってはくれなくなってしまうでしょう・・・
商売といえども、
基本は人と人の信頼関係で成り立っているものですので、
どちらか一方が信頼感を持てない様では、関係構築はできませんから、
放浪者となってしまいます。
私が懇意にしているメカニックでもやはりこの様な事は良くあるそうで、
以前はあそこのガレージで修理、不満だから今度はあっち、又不満なので今度は戻ってきて整備を依頼されても、
やって又悪口を言われるのが面倒臭いからお断り・・・
と、なってしまいます。
今回初めて“レジントップコート・コクーンSTD”を施行いたします!
今までは何故施行をされなかったかは?
ですし、何故今回は依頼なされたのか?
も、真意は判りませんが、幾ら淡色車といえども露天駐車車両ですので、
やらぬよりやったほうがいいのは火を見るより明らかです!
この時期長梅雨で常に雨ばかりならまだ良いのですが、今年のように空梅雨で一寸降ってはカラッと晴れて気温が高くなるを繰り返すと、
コーティング施行直後では水染みの形成は非常にリスキーとなります・・・
先日訪れたヤナセ営業マンの方も、
「納車前にコーティング施行して、納車日まで露天で1週間ほど置いてあったら、
納車の段階で水染みだらけになっていた・・・」
「水染みできないコーティングって無いの?」
と言っておりましたが、
これ当たり前のことでなるべきしてなった結末であることが判っていない・・・
何故この様なことが起こりえるのか?
と言う、
根本的な理由を考える必要があります!
トップコートをするように勧めましたが、
恐らく予算の問題がありますから、
やらないでしょうねー
恐らく施行業者のせいにしてクレームとするのでしょう?
業販業者さんはご愁傷様です・・・
この度もご入庫いただきまして、ありがとうございました。
今後もまだまだ長くお乗りになられたいとのことでしたが、私も今所有のベンツは既に20年28万kmになりますから、ランクルでしたらあと20年でも余裕でしょう。
気に入ったものを一つだけ永く大事にする、良い事だと思います。
但し、新しいものと違ってそれなりにランニングコストはかかってしまいますが、取り様によってはそこも楽しかったりしますので、新しい物好きの方にはわからない事でしょうが。
お引取りの際にお話させて頂きましたように、リブの部分の高圧スプレーがけは丁寧にしてみて下さい。
そうすれば、大分黒ずみ汚れの付き方も変ってくるでしょう。
又、お忙しい場合でも長期放置は極力お避けくださいね。
数年後のご入庫お待ちいたしております。
会員クラス:正会員昇格登録
車輌クラス:X-2
施行コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好使用過程車向け=傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工1=レジントップコート・コクーンSTD
オプション施工2=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット+リアドア×鱗落し)
オプション施工3=黒ずみ落し(リアスポイラー×2m)
物販=拭き上げ専用超大判クロス
外注施行=板金塗装(左ドアミラー)
施行金額:258.838円税込み(会員再施行割引-30%・淡色車割引磨き-5%・波型ルーフ割増磨き+10% 適応・物販外注含む)
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