2017年09月16日公開|メルセデスベンツ
今月初のご新規で、
北信からお越しのお客様です!
最近は東北信のお客様がめっきり減少しておりますので、
ありがたいことです。
と言うか、
以前に比べご新規のお客様がかなり比率的には減少気味ですが、
この数年コーティング屋さんの新規出店が目立ちますが、
それがかなり影響はしているでしょう・・・
この業界の以前からの傾向として、
景気低迷や政情不安定な状態になると新規出店が一気に増える傾向があります。
所謂脱サラ組ですが、
この仕事はどうも初期費用が少なく技術的にも簡単で、
しかも簡単に仕事確保が出来ると思われているようです・・・
しかも今巷にはGS主体で展開されているキーパープロが、
下手をすれば1k圏内に数店舗も存在していますので、
簡単に商売として成り立つと思っちゃうんですかね?
恐らくコンビニの件数より多いでしょう!
コンビには老若男女問わず訪れますが、
コーティングは一体車の何%が施行するのでしょう?
結局は少ない顧客層の奪い合いとなり→価格競争に飲み込まれ→
利益確保の為手抜き→経営破たん
この構図、過去コーティングがブームとなったときに、
ダイワミナクル・カービューティープロで起こったことが又起こるのは目に見えています・・・
ここ数年で新規出店された店舗の経営状態が、知人を介してたまに耳に入りますが、
内情を聞くとほとんどの店舗は火の車・・・
この様な店舗で施行されても、
発行されている施行証明書や保証書は閉店と同時に効力を失効してしまいます。
県内で所謂この業界の老舗と言われるところでも、
以前に比べほとんどの店舗が経営状態は悪化しているそうです・・・
傍で見るよりかなり実情は厳しい業界です。
弊社も此処で京都出店もくろんで準備してきておりますが、正
直相当な博打です・・・
弊社の場合、この業界とは別の業界である建築事業部が有りますから、
最悪失敗に至ったとしても経営破たんに陥ることはありませんが、
脱サラして手持ち資金や銀行借り入れで資金投入して失敗すれば、
即自己破産となるリスクを犯してまで良く博打が打てるものだと感心してしまいます。
ほとんどが脱サラ組ですから、
過去経営の経験もありませんから、
社会的人脈も薄く信用度も低く経営戦略も曖昧で、
実際経営困難な状態に至っても傷口が更に広がることはあっても塞ぐことはできないでしょう・・・
弊社にも月に1件くらい新規出店の相談がありますが、この業界で生き残るには、
よほど潤沢な資金があるとか、
他に収入源があるとか、
確実な経営戦略・顧客獲得方法がない限りは、
辞めておいたほうが無難です!
甘い業界ではないですよ、
儲からないし・・・
ベンツでも既に数少なくなった、
オーソドックスなデザインのフロント周りです。
こちらのオーナー様も、
このデザインだから購入を決断したそうで、
今切り替わりつつある、
液晶パネルのフロントパネルであれば買わなかったそうです・・・
然し、先日メルセデスの幹部の発言で、
「メルセデスベンツの現在の購入者の多くは、
選択の最大の理由としてデザインを挙げている!」
と自慢げに語っていましたが、
これメルセデスにとって誇れることなのでしょうか?
私は、
これば逆に古くからのメルセデスオーナーたちが離れ、
車を単なるファッションや足としかみなさない顧客が大半を占めてきたことになると思うので、
逆にメルセデスが高級車のシンボルであった時代の終焉を自ら宣言しているように聞こえます・・・
現に私自身も現在2台のメルセデスを所有していますが、
現行メルセデスなら買い換えることはありません。
事実、弊社のお客様でも、今迄メルセデスを乗り継いで来れれていながら、
買い替えではメルセデスを選択する方はめっきり減っています・・・
メルセデスはトヨタでは無いですから、
拡販ばかりを目指すのではなく、
真にメルセデスを愛す方たちが求める車を作って頂きたいものです!
このモデルでも、
アンビエントライト既に付いてしまっています・・・
但し液晶メーターのモデルと違いセンターパネル周りやコンソールまでには取り回していませんので、
それほど違和感は感じません!
ライト色もオレンジ?
ですので、
ブルーに比べれば毒々しさもありません!
然しメルセデスの目指す車のコンセプトは何処に向かおうとしているのか?
見えてきませんねー
どこやらのチャラけたカスタマイズショップが作った車みたいになってきていませんか?
258PSのパワーに315サイズしかも21inのタイヤは必要なのでしょうか?
明らかにオーバーサイズでしょう・・・
in系が大きくなり且つタイヤ幅が広くなれば、
足下重量は重くなりますし転がり抵抗も増えますから、
当然パワーロスしますし燃費も悪くなります・・・
エコの為のディーゼルエンジンやダウンサイジングと加給付きのはずなのに、
何故此処は逆のことをするのでしょう?
何かメーカーとしてのポリシー疑っちゃいますね・・・
今回唯一のオプションとして、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”での、
ドアエッジ4箇所の施行のご依頼を頂きました!
見た目でどの程度フィルムの存在が目立つのかにご不安はおありのようでしたが、
施行完了の状態を見られ、
「本当にフィルムの存在判らないねー」
「幅も必要以上に広く取られていないので、余計解り辛くて良いです!」
と、
ご満足いただけたご様子です!
今では既にドアエッジモールなどはめっに見かけられなくはなりましたが、
実際昭和ぽくなっちゃいますからねー
とは言え、
この様な2mを越える車幅ですとドア開放の際障害物にぶつけてしまうリスは高いですので、
この様なプロテクションフィルムでのエッジ保護をされる方が最近は増えています!
長野ヤナセさんからご購入だそうですが、
このお車も程度極上です!
此処のところ長野ヤナセさんからの入庫車輌は、
立て続けに非常に良い状態のお車が続いています。
オーナー様とお話をしていて、オーナー様から心配なされている事として、
「ホワイトソリッドの車は、
塗装が柔らかいと聞いていますが磨いて大丈夫でしょうか?」
との事。
これ誰から聞いたことなのか?
又巷では変な噂話・都市伝説みたいなことが言われているようです・・・
確かに昔の1コートソリッドの時代は、そういうこともあったでしょうが、
今のソリッドは一部の車以外はほとんどクリアーの塗装された2コートですので、
白色だから塗装が柔らかいと言うことはありません!
濃色系では一部濁りクリアーなど特殊なクリアーを使用している場合もありますが、
基本的には色に関係なくクリアーは同一のものが使用されていますから、
塗装硬度に違いは出ません。
特にメルセデスでは紛体クリアーを使用した高硬度塗装ですので、
欧州車の中でもトップクラスの堅い塗装です!
恐らく、
ホワイトパールに比べ傷が見えやすいですから、
そういうことからソリッドだと塗装が柔らかいみたいな、
根拠のない話が何処からともなく横行してくるのでしょう・・・
この様な意味不明な話の多くの出所は、
意外とディーラーやコーティング屋などから発信されていることも多いです。
車関係の仕事をしているから、プロの言うことだからと思いがちですが、
意外やプロのはずが素人よりも知識がないことが多いです・・・
若しくは意識的に嘘を付いていることすらあります。
今回は違うかもしれませんが、
このポーラーホワイトは標準色ですが、
パールであるダイヤモンドホワイトはオプションとなりますから車輌価格は高くなります。
オプションの利益率は高く設定されていますから、
オプションカラーを選択してくれればディーラーは儲かります!
ですから、
敢えて嘘を言ってオプションカラーを選んでもらうように仕向けるとか・・・
ない話ではありません。
側面全体で唯一傷らしき傷はこの1本だけでした!
これはたいしたものですね。
ディーラーでも当然洗車はされているはずですが、
ディーラーマンのスキルが高いのでしょう、
傷を入れずに洗車ができています!
某国産ディーラーとは大違いです。
其れと、
長野ヤナセさんは広大なストック倉庫をお持ちですので、
インポーターからディーラーに納車になりオーナー様の手に渡るまでの間、
屋内保管され外的要因に晒されませんから、
付着物も付かないですので、
洗車時の傷入れのリスクも他ディーラーに比べ極端に低いことも程度良好車輌が多いことに繋がっているでしょう!
この様なディーラーとしての経費のかけ方の考え方の違いも、
良いディーラーと芳しくないディーラーとの違いを生んでいます。
と言うのも、
ヤナセ直営の松本ヤナセより代理店である長野ヤナセのほうが販売台数が著しく多いということも、
このようなことの積み上げの結果が出ていると私は見ています。
今回オーナー様は購入後弊社入庫されることはディーラー側にはお伝えでなかったのでしょう、
その為納車用ポリマーがかかってしまっていましたので、
ご入庫時の点検で、
確実に素の状態の判断が付きかねることもあり、
保険的な意味も含めて磨きコースは、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”をご選択頂いております!
その為、
側面で唯一あった傷も簡単に除去できました!
結果論でいえばオーバースペックの磨きともいえなくはないことになってしまいますが、
磨きというものは傷を処理することだけが重要なわけではなく、
塗装本来が持つ艶を何処まで引き出せるか?
とか、
柚子肌グランドを何処まで鏡面に近づけるか?
ということも重要なことですので、
傷が少ないから軽度の磨きでのOKというほど単純なことではありません。
多くの一般ユーザーの方は、
意匠性はコーティングが作り出す!
見たいに思われがちですが、
確かに簡易タイプのコーティングほどこの傾向は高いですけれど、
これ単に表面反射でその様に感じているだけですから、
コーティングが経年劣化し始めてくると一気に意匠性低下してしまいます・・・
ですが、磨きで塗装自体の表面処理がキチンとなされたものは、
コーティングが失われたとしても大きな意匠性変化はしません!
「このコーティングは凄く良い艶ですよ!」
見たいな事を言うディーラーや施行店は、
なにも知らない素人と思われるべきです。
但し、
この様な発言をすることがこの業界の9割以上を占めるのが実情ですが・・・
今のメルセデスは3ウエット塗装方式と紛体クリアーも相まって、
かなり強い柚子肌感になっていますが、
01スタンダード・ソフトクラスのきちんとした磨きで処理をすることにより、
大分柚子肌感も落ち着きます!
結果弊社でのコーティング施行修了後のお車を見たときに、
未施行時とは印象が大幅に違えて見えるのは、
大きな波のグランドが緩やかな波のグランドに作り変えられていることから受ける意匠性変化です!
弊社の常連様方は既にこのようなことは常識としてご存知ですが、
一般の方にこの理屈はなかなか理解して頂くことは困難です・・・
先日もあるお客様が施行相談に見えられましたが、今までに施行されてきている施行店さんから聞いてきている、
“コーティングにより意匠性が作られる”と言う情報を鵜呑みになされていらっしゃる為、、
幾ら磨きのほうが重要であることを説いても、
ご自身が信じ込んでしまってる呪縛から解けずに、
逆に磨きを行なうことに不信感を持たれ施工依頼はされませんでした・・・
敢えてお客様の言われることに同調して施行を頂くようにすることも可能ですが、
其れをしてしまえば弊社も眉唾簡易施行店と成り下がってしまいますので、
仕事欲しいが為にポリシーをその場によっての七変化は弊社はいたしません!
○○のメーカーの、
○○コーティングの艶が凄いから!
見たいな事が優先される方は、その様なコーティングを売りとして施工されている施行店さんにご依頼なさったほうが良いでしょう。
どの考え方が正しいかの是非の判断は、
最終的にはご本人が良いと信じるもののほうが良いでしょうから!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ GLEクーペ
4MATIC 350dスポーツ(166024)コーティング終了
初めて弊社で施行いただきオーナー様のご感想は、
「やっぱり全然変りますねー」
と、
ご満足はいただけたご様子です!
但しご納車当日は台風の影響から生憎の雨模様となってしまいました・・・
今回、
ご自宅会社共に完全車庫保管との事でしたので、
敢えてレジントップコート・コクーンはお勧めしておりませんので未施行です。
連休中に一度きちんとした洗車をなされていればいいのですが、
連休中はご多忙との事でしたし、お仕事もかなりお忙しいご様子でしたので、1週間とか洗車をなさらず自然乾燥で車庫に置かれたままだとすると、
初期製膜時の水染み形成リスクが心配になってしまいます・・・
今回ご選択いただきましたコーティングは、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”ですので、
弊社コーティングランクの中では水染み付着を回避することに重点を置かれたコーティングです!
又、今後の洗車管理も基本手洗いが多いそうですが、時々は洗車機も併用されるとの事でしたので、
厚膜コーティングであり高硬度であるこのコーティングであれば、
洗車機の摩擦によるコーティング膜減少やヘアースクラッチの傷入れも、
左程神経質なる事もありません。
弊社が考えるコーティングの重要性は、
前記したように意匠性を意識したものではありません!
逆に意匠性を作り出してしまうものは避けています・・・
何に重点を置いているかと言うと、
コーティングの機能及び機能維持能力です!
本来ガラスコーティングは、塗装の保護膜として今までも存在していたポリマーやWAX以上の保護機能を求めた結果生まれてきたものですから、
重要なのは意匠性ではなく保護膜としての機能・性能です!
更には、
磨きにより作り出された塗装本来が持つ艶を、
いかに阻害することなく製膜するかが弊社の考える良いコーティングとしての要件となります。
但し、このコーティングは多少の意匠性変化を伴います。
が、それはいかにもの人工的なものではなく、
滑らかな艶感を伴うものですので、
パリパリ・カチカチ・テカテカのような安っぽいものではありませんので、
通が好む落ち着いたしっとりした艶を強調したものとなります!
大人のコーティングといったところでしょうか。
この度は、初のご依頼頂きまして、ありがとうございました。
現行以降発売されていくであろう車には興味を持てないであろうとのことで今回ご選択されたこのお車ですので、今後も長くお乗りになられることをご想定なされていらっしゃることと思いますが、やはり永くお乗りになられるには程度の維持が重要なこととなってくると思います。
ご新規ですので今後の管理状態の予想は付きかねますが、何か疑問なことや変化が気になられた際には、お気軽にご質問お問い合わせ下さい。
素敵なセンスの奥様にも、よろしくとお伝え下さい。
PS:施行内容にご満足いただけたようでしたら、ご相談いただきましたもう一台も施行いただければありがたいです。
ご検討下さい。
車輌クラス:クラスX-1
施行コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け=軽度の傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアエッジ×4箇所)
施行金額:219.358円税込み(新車割引磨き-10%・淡色車割引磨き-5%・ソリッド塗装割増磨き+10%・輸入車割増磨き+10% 適応・高速料金バック別途)
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