2017年12月30日公開|ホンダ
プレミアム会員様ですが、
本年も複数回のご依頼を頂、
今年最後の大鳥施行となりました!
本当は1ヶ月ほど前にご入庫予定でしたが、
大幅に出荷がずれてしまったようです・・・
このシビックはホンダはホンダでも、
ホンダUKと言う英国別会社です。
どのような理由で敢えて英国でシビックを生産することにしたかは知りませんが、
聞くところに依ると今英国は大量の移民により労働者が飽和状態で、
英国人と移民とは労働基準の法律も違う為、
極端な話英国人の1/3程度の賃金で雇用が可能だそうです・・・
つまり、
東南アジア並のコストカットが可能!
後考えられるのは、
今英国に大衆車メーカーはローバーがなくなった今無いに等しいです・・・
数十年前にも、英国自動車産業が不振の際には、
フォードがブリティシュフォードと言う別会社を作り、
英国販売用の専用小型車を生産していた時代もあります!
そんな2匹目のドジョウ狙い?
諸元表を見ていて気が付いたことが何点かあります。
まずは、EVも無ければハイブリットもラインアップされていない、
これは私的には大歓迎です!
ハッチバックとセダンの2車種構成ですが、
馬力が7psハッチバックの方が高く設定されていて、燃料指定も違う、何故?
そのためか燃費は2km/Lも違う・・・
6速MTはハッチバックのみの設定、
何故?
これを解すと、
セダンはおっさんファミリー用で、
ハッチバックはホットハッチとして走り屋向け?
確かに昔のシビックは、
欧州では人気で特に英国では走り屋に大人気だったそうですから、
これも2匹目のドジョウ狙い?
けれど、私の目には、
セダンとハッチバック形が同じにしか見えないのですが・・・
ご多分にもれず、
デジタル液晶メーターです・・・
しかもスピードとタコが一緒になっているし。
アナログよりコストかから無いのでしょうか?
確かに加工部品点数は少なくて済むでしょうが、
ハイテクって結構安上がりなのかも知れませんねー
今後販売される車は皆こうなっちゃうのでしょうかねー
キャブレターがインジェクションに完全に変わられたように、いずれ子供が、
「見て見てこの車メーターに針がついている、かわいいいー」
なんて時代が来るのでしょうかねー
加飾は最小限に抑えられています!
が、
やはり流行のフェイクカーボンは使われています・・・
英国生産だからなのか、
インテリアは非常にシンプル!
と言うか、
機能的です。
最近の傾向として、
シンプルだった欧州車がちゃらちゃらし始め、
逆に国産車がシンプルモダン化しているような?
個人的好みですが、ホテル・旅館・飲食店等でも高級感を出そうと変に調度品をあつらえてあったり、装飾が必要以上になされていると、
1回目はそれなりにインパクトは感じますが、
それ以降は過食感を感じて行きたいと思わなくなる・・・
庭も華やかなものは見たときに美しさは感じても、
何回も行きたいとは思えないし長時間の鑑賞も飽きて出来ない。
然し、禅寺に代表される枯山水などは、
見れば見るほど引き寄せられていく!
今のナビゲーション純正システムは凄いんですねー
便利の極みと言えるでしょう!
新車に10年以上縁の無い私には驚きです。
然し、こんなに便利になって良いのでしょうか?
人間考える力無くなるのでは?
30年ほど前、45tのトレーラーに乗り全国を走っていたころなどは、
情報は地図しかなく自分の感と知識しか頼るものが無かったですので、
道を読み違え商店街に迷い込み大迷惑をかけたりもしましたが、
迷い考えで楽しかったです!
今では大型トラック用のナビゲーションすらあるそうですので、
今のプロドライバーなど地図では走れないでしょうし、
読み方すら知らないのでは?
便利になりすぎること=退化=そのうちAIに駆逐されるでしょう・・・
いつもオーダーいただいている、
新車定番の“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”、
ドアカップ4箇所へのご依頼です!
冬のフィルム施行は、糊もフィルム自体も硬くなっているので貼り込みにくいのですが、施行日はそれほど冷え込みも無かったですので、温めながら貼ることで通常シーズンのように上手く行きました。
新車としてはかなり悲しい程度といえます・・・
欧州輸入車の場合は、
ラインアウトから国内ディーラまでの配送PDI等が確立していますから、
それなりの程度も保たれるでしょうが、
日本メーカーにはこの実績はあまりないため、
其処が不安でしたが、
案の定でした。
所謂輸送途中に多少のこすれで付く傷や洗車等で付く傷は、
これはある意味防ぎようの無い部分でも有りますから程度問題ではありますが、
許容しなければならないとも言えます。
が、
このボンネットの傷は明らかに何か行なわれた補修の不完全に依る傷です・・・
新たなラインで生産されている為に、
未熟な作業員が補修を行ったことも考えられますが、
国内のPDIでの不完全補修の可能性もあります・・・
更に販売ディーラーともTELで話しましたが、
この状態を認識していないようですので、
PDIからの入庫点検もしていないでしょうし、
納車前洗車はしているはずですが其れでも気が付かないのは、
レベルの低さと言えるでしょう。
更にはルーフはもっと酷い状態・・・
約0.1㎡の範囲にえぐれた様な傷が散在しています。
先のボンネット部分はまだ“スポット磨き”で何とかなりそうですが、
このルーフ部分はかなり痕跡が残りそうです・・・
どちらの傷も物取りサンダーみたいなものを掛け、
深い削り傷を入れてしまい其れをポリッシャーで処理しようとして、
更に傷めてしまったと言うような感じです。
お持込時オーナー様はインフルエンザの為、
奥様がディーラーから引き取り去れ弊社にお持込いただいておりますので、オーナー様はまだ現車を1回しか見られていないため、
この状態をTELで報告しディーラーの立会いをお願いしましたが、
ディーラー立会いは無くTELのみで、
このルーフのスポット磨きの追加料金のみディーラー負担となりました・・・
本来であれば、
負担云々は別としても立会い確認はするべきですが、
まだTELだけで一部負担を認めるだけ、
悪名高いNTPグループよりましと諦めるべきなのかもしれません。
会話の中でも、
「英国製産輸入車なので出荷時のことですからねー」
見たいに他人事的に言っていましたが、
この言い訳輸入車ディーラーなら通る言い訳にはならないのですが・・・
かなりてこずりました・・・
傷は物取りサンダーで塗装内の物を除去する際に、
サンターのエッジで傷を入れてしまい、
その傷を除去しようと、
あがいた末に更に傷を増やしてしまったような感じです。
恐らくラインでの出来事でしょう・・・
“スポット磨き”にて10μ以上研磨しましたけれど、
ガッツリ入れられてしまった傷までは除去できませんが、
既に10μ以上の研磨をしていますので、
残存膜厚を考えると此処で終了です・・・
完全を目指すとすると、
クリアーがなくなること覚悟の博打施行となりますけれど、
まさか新車で其処までするのははっきり言って暴挙です。
給油口直近部分に傷がガッツリ入っています・・・
ディーラーで納車前給油で付けたか?
奥様が弊社にこられる途中で給油時付けたか?
ですが、だんな様にTELで状態報告をいたし、
「通常の磨きで取れない場合は“スポット磨き”で処理して下さい!」
となりました。
確立は50:50かな?
幸いにも通常の磨きのみで完全処理完了!
此処の傷は、オーナー様納車前にあったか?
納車後か?
の判断は微妙ですので、
スポット磨きはオーナー様負担となっていましたから、
追加作業にならずに済んだのは幸運でした!
この傷も補修で付けてしまったようにも見えますが、
ルーフほど確信が持てませんので、
此処も通常の磨きで駄目な場合は、
スポット磨きの許可を頂いております!
けれど、
幾ら輸入車扱いと言えども此処まで問題ばかりでは、
オーナー様に報告するこちらも嫌ですが、
聞いているオーナー様はさぞやショックであられることは想像にかたくないですから、
気が重くなります・・・
ほんの一寸だけ違和感残りましたが、
殆ど確認不能なレベルまで通常の磨きで改善は出来ました!
スポット磨きまでして完璧にするか?
迷いましたが、
殆ど判らないものにお金をかけるのも勿体無いのでは・・・
と言う事で、
此処は私の判断で此処で止めました。
ご確認いただいた時にも、
オーナー様は残っている問題点は確認できていませんので、
追加料金まで頂いてスポット磨きは行なわず正解でした!
このBピラーの傷は他の新車であっても、
まず傷0と言う事はありませんが、
そうは言っても一寸酷すぎ・・・
一部メーカーでは、
ディーラー納車時点まで、
保護フィルムが貼られているように改善してきているところもありますが、
こんなに傷つき易い素材を使用するのであれば、
当然と言えば当然の措置だと思います。
繰り返し言っていますが、
それ以前の問題として素材を変えれば済むことなのですがねー
流石に深い傷が多すぎて完全にはなりません・・・
いかにせよ所詮はプラスチックですので、
しつこく磨いても熱が入りすぎると素材自体が曇ってしまうために、
ここら辺が潮時です。
どうしても気になられる方は、
この上にペイントプロテクションフィルムを貼れば、
以降の傷入れは気になりませんし、
残っている傷もクリアー効果で見えなくなります!
メッキの貼り付けパーツなどは止めましょう。
品が無くなるし、
輩にしか見えないし・・・
ボンネットの傷は、
これもラインでの傷とは思われますが、
ディーラー側が立ち会って確認に応じてくれなかったので、
ディーラー負担を請求しても揉める元になりかねないので、
此処はオーナー様に“スポット磨き”の施工費は、
ご負担いただきました・・・
写真では完全に直っているように見えますが、
実際には点状の打撃痕は数箇所残っています・・・
これも前記しましたように、
新車で極端な施行をすることの方がリスク要因になりますので、
安全圏内で妥協です。
HONDA ホンダ シビック ハッチバック(FK7)コーティング終了
こちらのオーナー様はいつも決まったコーティングを施行なさります。
ので、
今回も“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム”です!
このコーティングは疎水・滑水ですので、初期撥水は撥水コーティングのようにいたしますが、
撥水と違い水玉同士が連結したがりますので、
水玉が連結し依り大きな水玉となり流れる周囲の水玉も吸収しながら流れる為に、
水残りは非常に少なくなります!
更には、
対アルカリ性雨対策コーティングですので、
残ってしまった水玉が乾いても水染み(イオンデポジット)にはなりにくい特徴も有ります。
1膜構造の金太郎飴コーティングではありますが、
このコーティングは上層部と下層部での硬化硬度がグラデーションしていて、
上層部は柔らかくクッション性を持たせることによりスクラッチ傷が入るのを防ぎます!
逆に下層部は硬く製膜することで、
スクラッチ以上のヘビーな傷がボディに入ることを防ぐような構造となっています。
最近定番化した“レジントップコート・コクーン”も当然ご依頼いただきましたが、
此処のところ非常に人気が高くなっている“SP”のご指定です!
弊社の傾向として、全然人気の無かった施工・商材が、
ある方が施行をしたことをきっかけに一気に人気商品となることはしばしばです。
この理由は未だかつてなぞ?
年末のお忙しい中、ご入庫いただき、ありがとうございました。
何とか年内にご納車できて、ホットしております。
お引取りの際は、インフルエンザもほぼ治られて、何とかお正月をお迎えできるご様子でしたので、これも幸いでしたね。
然し、冷え込みは厳しくなるような予報も出ておりますので、ご無理はなさらず、十分にご自愛下さい。
よき新年をお迎え下さい。
今年一年、ご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
会員クラス:プレミアム会員
車輌クラス:クラスM
施行コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け=軽度の傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工1=部分傷取り磨き(スポット磨き=ボンネット+ルーフ「ディーラー負担分」)
オプション施工2=レジントップコート・コクーンSP
オプション施工3=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット×鱗落し)
オプション施工4=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4箇所)
施行料金:204.998円税込み(プレミアム会員新規施行割引―15%・濃色車割り増し磨きランク3+10% 適応・ディーラー負担分含む・高速料金バック別途)
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