2018年01月31日公開|トヨタ
古くから常連様で正会員様ですが、
迷いに迷われた末に結局ハイラックスお買いになられました!
ご自宅も新築され、
薪ストーブを入れられた為に薪の運搬にいつもレンタルの軽トラックを使用されていたそうですが、今迄乗用車はプラドでしたので、
ハイラックスに替える事でレンタル代が掛からなくなる為とか?
迷われている際にはかなり私は反対したのですが、
買っちゃいました・・・
反対した理由は、
等でしたが、それでも魅力を感じられて、乗られるのであれば反対してもしょうがありませんから、ここからは楽しいカーライフの為に、
弊社も全力で助力させて頂きます!
逆にトラックであるがゆえに、
アナログメーターであることは幸いです!
最新機能など無くともこれで十分事足りますから。
ブルーイルミネーションも、
この車の雰囲気にあっている感じです!
ステアリングスイッチが付いているのは、
トラックと言えどもやはり現代の車です。
が、これ実際オフロードを走行することが多かったりハードに走るとなると、
オフロードでは結構邪魔な存在のような気がします・・・
やはり、
基本的にはオンロード志向で作られているのでしょうねー
ナビゲーションの設定が無い?
との事で、弊社でも懇意にしている電装屋さんキーパーズオートアラームさんでナビを付けて頂いたそうですが、
30万くらい?
今ナビは生産されているものが低価格か高額か2極化してしまっているそうですが、
問題は10年するとデーターのバージョンアップも出来なくなりますから、
長く乗る車ですと結局はスマホをつないでグーグルマップみたいになってしまいますから、
一寸勿体無い気もします・・・
とは言え、昔なら私もそんなことは考えずに、
欲しい物は価格無視で選択していましたけれど、
実際ジャガーにつけたナビ&オーディオ当時70万円もしましたが、
結局は今スマホでのグーグルマップになってしまっていますから、
その様なことの繰り返しの中で自制する事を学びました!
この様な本来はオフロード車にセーフティーアイテム要るのかな?
弊害しかないのでは?
と思っていたら、
各々ON・OFF出来るようになっています!
これなら、オフロードで無茶な運転しても、
コンピューターに干渉されずにすみます!
走破したいところが、安全システムに干渉されて思うようにならないでは、
オフロード車の意味無いですからねー
この時代ですので、フルタイム4駆カと思いきや、
パートタイム4駆を採用しています!
但し、
フロントハブは電磁ロッキングハブですので、
正直ハブロックの信頼性は?
と私は感じますが、と言うのは過去にヒルダウン中にランクル70でこのハブロックが外れて、
死ぬほど怖い思いをした経験から、
それ以来トヨタの電磁ハブロックは信じていません・・・
マニュアルフロントハブの設定も欲しいです!
又空転ホイルにブレーキをかけ接地ホイルに回転が伝わるようにするシステムや、
リアデフロックも装備されていますが、
この様な事は昔の4駆乗りなら自身のテクニックで同じ事をしていたものですが、
スポーツカーと同じでテクニックが無くともそれなりに走れてしまうこの様な進化は、
人間の能力は低下させるでしょうねー
私このハイラックスで一番疑問を感じたのは、
この樹脂一体形成のカーゴプロテクターです。
一体形成なので水漏れなどはしない代わりに、
荷台には水溜り放題です・・・
発進する度にリアに滝のように水が流れ落ちます。
せめて、
水抜き穴と其れと連結させた、
水抜きパイプの設定が無ければおかしいでしょう・・・
恐らくは、
オプションとしてソフトトノカバーが有りますので、
其れとのセットであればこの状態でも問題は少ないでしょうが、
たかがトノカバーで18万円もしますから、
このプロテクターとあわせると約30万円です。
メーカーの考え方はワークカーなのでしょうか?
ボビーカーなのでしょうか?
ヘッドライトカバーへの、
“ラジカル・コーティング+専用トップコートWコーティング”のご依頼を頂きました!
この施行、
あくまで会員様限定施行メニューです。
最近県内のコーティング専門店でも、
各パーツと言うか素材ごとに専用コーティング剤を使用していることで、
今までのボディ用コーティング剤の転用よりも格段に耐久性や意匠性がアップしたとの広告が目に付きますが、
本当にそんなに変化あるのでしょうか?
ま、
意匠性は改善できるでしょうが、
コーティング剤の改良によって耐久性能が飛躍的に伸びるとは、
化学的に信じがたいのですが・・・
ポリマーを除けば、今のプロ用コーティング剤はシリカかクリスタルになると思いますが、私が知る限りこれ等コーティング剤の主原料は混和剤をどう変更しようが、
素材に官能基が存在しない限り長期密着は出来ないはずです・・・
せいぜい3ヶ月が限度でしょう。
然し、それ以上コーティングが在るのか?
無いのか?
は、
ラボでも持ち込まない限り証明は出来ません・・・
恐らく、施行されている施工店さんでさえ、
ただメーカーの広告文句を鵜呑みにしているだけで、
実際の化学原理など調べた上で信用はしているわけではないでしょう・・・
私が知りうる施工店業界内の人間で、
基本的な化学物理を、
多少なりとも勉強している若しくは勉強経験のある方には会ったことがありませんから。
弊社では、
ヘッドライトカバーへの専用コーティング剤によるコーティングは、
メニュー的には存在しておりますが、
実際にその施行を望まれた場合には、
「もってもせいぜい3ヶ月ですから、
正直DIYで施行するものと左程変わりはありませんから、
手間さえかけることが可能であればDIYで施行なさったほうが安く済みますよ!」
と、ご案内いたしております。
然し何故今回は施工しているのか?
と言えば、長期密着が出来ないシリカコーティングを長期密着させる為のベースコート、
ラジカル・コーティングを選択いただいているからです!
但し、
弊社ではこのラジカル・コーティングは“会員様限定メニュー”となりますので、
残念ながら会員外のお客さまへの施行提供は出来ません・・・
その様なお客様方や、会員様でも既に使用過程で多少なりとも痛みがあり磨きが必要な場合には、
“ペイントプロテクションフィルム”でのご対応をお勧めいたしております!
価格は高くはなりますが、
現時点ではコーティングの2倍以上のヘッドライトカバーのくすみ防止能力は有します。
低価格で、施行したことに意味が在るかを時間経過の中で思い知らされるものを選択されるか?
価格は高くても、確実な耐久性と保護能力をゆするものを選択なされるか?
は、
オーナー様の考え方次第でしょう。
タイでの生産と言う事で、
果たして出来栄えはいかに?
とは思っていましたが、写真では殆ど判りませんが、
クリアーが完全にくすんでしまっています・・・
過去70のソリッドホワイトではこの様な事はありませんでしたが、このお車のスーパーホワイトⅡがこの様な塗装なのか?
タイ生産のためこのようになってしまっているのか?
は判りませんが、どちらにしてもオーナー様の当初の磨きのオーダーである、
01スーパーライト・ソフト磨きコースではくすみが改善できる自信もありませんし、
傷もかなり入ってしまっているため、
傷の処理も出来ません・・・
その為、オーナー様にお願いをいたしまして、
“01ライト・ソフト磨きコース”とさせて頂きました!
但し、現状の状態で明らかに意匠性回復を実感する為には、
02スタンダード・ソフト磨きコースくらいは必要な状態ですので、
スーパーライトからライトへの変更で劇的変化は望めないでしょうが・・・
然し、
艶を上げてあげることくらいは可能です!
リアハッチ右側には、
人為的に付けられた傷がガッツリ残っています・・・
人為的とは、
ペーパー・ダブルアクションポリッシャーで付けた傷が取りきれていません。
ラインで補修した際にこうなったのか?
日本のPDIでこうしてしまったのか?
は判りませんが、
どちらにしてもトヨタ事態の管理検査体制がきちんとしていないことを表しています・・・
オーナー様から長野トヨタにこのことを報告して頂き、
オプション施工として弊社で“スポット磨き”を行ない、
その施行料を負担して頂けるかを聞いていただいたところ、
返答はOK!
これUグループだから認めていただけましたが、
これがNTPグループであれば、
絶対負担など承諾しないでしょうね・・・
スポット磨き終了しましたが、残念ながら100%回復までには至っておりません、
80%くらいでしょうか・・・
と言うのも、
まずは膜厚自体が100μ程度しか有りませんから、
打撃痕の様に極端に深い傷はクリアーの残存膜厚を考慮すると、
おのずと限界があります・・・
其れと、これは塗装ライン上で何か問題がこの個所にはあったらしく、
同じクリアーのくすみでもそのくすみ感が此処だけ違います?
スポット磨きで傷が取れるに従い、
逆にその違うくすみ感がはっきりしてきてしまいますので、
やりすぎは逆効果の可能性も有りますから、
此処が潮時です!
テールレンズ左右両方にほぼ同じ位置でかなりの擦り傷のような傷が入ってしまっています・・・
輸入車を含めこの様な所にこれだけの傷が入っているのは始めて見ました。
極端な言い方をすれば、
使用過程車でもここまで傷の入っている車は余りありません・・・
と言うほど。
此処もオーナー様に長野トヨタに連絡して頂きましたが、
この様なパーツであればパーツ交換で対処可能ですから、
その様に要求をしたところ、
パーツ交換には応じられない向きの返答だとか・・・
恐らくは、
輸入車だからと言う事でしょうが、
其れは販売者側の勝手な理屈で、
購入者側の立場からすれば、国内生産だろうが海外生産だろうがトヨタ車を買っているのですから、
同じクオリティーレベルを維持してもらわなければ、
トヨタと言うブランドの意味が無くなるのでは?
それがトヨタにとってリスクとなるのであれば、
正規輸入でディーラー網で販売すべきではなく、
あくまで並行新車として扱うべきでしょう。
テールレンズは、ヘッドライトカバーの“ライトポリッシュ”と同じ磨き方で磨きましたが、
素材が生のPPであるためかなり困難です・・・
強く磨けば傷は取れる代わりにポリッシャー傷入りますし、
かといって弱弱磨いていても傷は取れません。
とにかく素材が柔らかい為に、
ヘッドライトカバーを磨く際に使用するバフとは違うバフを使用して、回転速度を遅めにすることで何とか傷は概ね取れオーロラも最小限になりました!
とは言え、
まだ微妙にオーロラらしきものが確認できますので、
いつもは使わない更に微粒のPP用コンパウンドを使用して、
オーロラらしきものを抑えることは出来ましたが、
やはり仕上がり間的には90%くらいに止まりました・・・
この施工費長野トヨタさんの負担でお支払頂きますが、
本当なら弊社で100%回復が無理だった以上、
弊社への支払いは結構ですのでパーツ交換をしていただきたいのが、
私としての本音ですね!
根本的にはくすみは取れてはいません・・・
表面的問題ではなく、
クリアー全体内部までがくすんでいます。
但し、表面のクリアーの吹きっぱなしの剣山状態は、
滑面に整えられましたので、
艶は格段に向上はしています!
今車の世界で、
コストダウンと無縁のメーカー若しくは車種は殆ど皆無と言って良いでしょう・・・
今までは品質の絶対アドバンテージを誰しもが認めていた、
ロールスロイスやアストンマーティンですら素人目にすらコストダウンは見て取れるでしょう。
コストダウンとは無縁のメーカーと言えばパガーニのような、
年に数十台くらいしか生産しない特殊なメーカーだけでしょう!
その様な時代に、
フォード方式の生産方式を基本とするトヨタで、
しかもコストを抑えるために海外生産にシフトしている以上、
今までのトヨタの品質基準を求めるのも、
既に無理な時代なのかもしれません・・・
車好きからすれば、
明くる事の無い氷河期に突入してしまったと言う感じですかねー
TOYOTA トヨタ ハイラックス Z(GUN125-DTTHH)
コーティング終了
弊社初の現行ハイラックスの施行でしたが、
多少の予想はありましたが、
ここまでタイからの逆輸入でのリスクがあるとは、
先日のホンダではないですが、まだまだ国産メーカーには、輸入に際しての管理すステムをキチンと整備してあげなければならない、
課題があることを露呈しました・・・
販売しているディーラー側も、
輸入されてくるものと国内だけで配送されるものとのリスクの違いを把握すべきでしょう。
約2週間お預かりいたしておりましたので、その間多くのお客様がいらっしゃりこのお車を拝見させて頂いた中で、
意外とハイラックスを購入検討されたお客様が多いのにはビックリしました!
然し、
購入に至った方は1人もいらっしゃいませんでした・・・
何故?
とお聞きしてみると、
でしたが、デザインには好みの問題がありますから置いておいたとして、
車格とエンジンのアンバランスさは、
欧米クロカン4駆と比較した場合事実です・・・
但し、これは現行モデルに限らず、
過去の国産4WDトラックにも言えた事ですが・・・
海外需要のほうを優先した設定なのでしょうが、
弊社を訪れたお客様方の意見を分析すれば、
車格をもう一回り小さくし、
ディーゼルならこのエンジンのままで、
ガソリン車ならV6を積めば、
たぶんもう倍は楽に需要はあったでしょう。
其れと、
本来の姿はワークカーでしょうが、
其れにしては価格が高すぎです。
いつも思うことですが、トヨタの車作りは市場の声のフィールドバックではなく、
トヨタ経営陣の考え方の押す売りです・・・
今回コーティングは、
以前に施行いただいている4台共に親水系のマーベラスをご選択頂いておりましたが、
どういう訳か今回のご指定は“G’ZOXハイドロフィニッシュ”でした!
恐らくは、
親水系の濡れ性時の意匠性に飽きられ、
撥水のような水玉滑り感を求められたのではないかと?
但しこのハイドロフィニッシュは、
シリカのベースコートとポリマー系のトップコートからなる2層構造コーティングなのですが、
トップコートはポリマーですから半年くらいで疎水・滑水能力は急低下してしまいます・・・
その為このコーティング剤では、
別売のメンテナンスBOXをご購入いただき、
半年ごとにDIYメンテナンスをしていただくことが前提となります。
トータル性能的には、
私から見ると非常に優れたコーティングとは思いますし、
本来であれば弊社のラインナップ的にはもう1ランク上の商品です!
ですが、
洗車やDIY管理がお嫌いな方には適しません・・・
けれども、
こちらのオーナー様はだいの洗車好きですので、
この様なDIY作業は全く苦になられません!
問題は、まだ幼い3人のお子さんの面倒を見つつ、その時間が取れえるのか?
なのですが。
この度も、ご依頼いただきまして、ありがとうございました。
薪を運ぶことを主目的としてまさか買われるとは、思いもしませんでしたが、今後のドレスアップも何かと考えられているご様子ですので、どのようなセンスで仕上がるのかが楽しみです。
私も実はレンジローバー、多少はオフロードカー的にカスタマイズしようかな?
等とも考えた時もありましたが、現使用用途が冬季デートカーと化してしまったために、オリジナル保持としました。
と言えば聞こえはいいですが、金欠病が一番ですかね。
まだまだ子育てに15年以上は気が抜けないでしょうから、何かと時間もお金も制約があるでしょうが、其れを越したころには今度は孫の面倒みたいなことと、自身の老後にもなりますから、結局は生きている間は走り続けるしかないですね。
自業自得とは言え、既に私はかなりのお疲れモードで投げやりでは有りますが。
とにもかくにも、薪収集に活躍する姿を機会があれば見せてください。
ありがとうございました。
会員クラス:正会員
車輌クラス:クラスX-1
施行コース:
コーティングコース=G’ZOXハイドロフィニッシュ ガラスコーティング
磨きコース=01ライト・ソフト磨きコース(本来程度良好新車向け=極軽度の傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工1(ディーラー支払い)=部分傷取り磨き(スポット磨き=1区画)
オプション施工2(ディーラー支払い)=テールライトカバー磨き(左右セット×ライトポリッシュ)
オプション施工3=ヘッドライトカバー(ラジカル・コーティング+専用トップコートWコーティング=会員限定施行メニュー)
オプション施工4=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4箇所)
物販=G’ZOXハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX
施行料金:199.565円税込み(正会員新規施行割引―10%・代車使用無し割引―5%・淡色車割引磨き―5%・ソリッド塗装割増磨き+10%・波型ルーフ割増磨き+10% 適応・物販ディーラー支払い分含む)
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