2018年01月20日公開|ダイハツ
常連のお客様正会員様のお母様のお車ですが、
昨年既に軽度の自爆をされましたが、
年末に更に駐車車輌に対して100=0事故をされてしまわれました・・・
このお車はバックモニター付ですが、
バックソナーは無くバックの際に左サイドでぶつけてしまわれようですけれど、
確かにこの角度ですとモニターは死角になりサイドミラーで確認をしながらバックを行なわないとぶつけてしまうでしょう。
ソナーがあれば感知するでしょうが、
徐行レベルのスピードでなければ感知してもブレーキが間に合わずぶつけてしまうかもしれません?
と言うのも、先日私も雪の日にバックしていてソナーは感知していましたが、
ブレーキが間に合わずフェンスにぶつけてしまいましたから・・・
高齢者もそうですが、若年者も同じで、
不注意事故は多いですから、
それなりの予防手段は必要です!
此処で娘も免許を取得する為、
準備した車はバックソナーのみですので、
電装屋さんにフロントソナーと前後ドライブレコーダーの駐車中も録画されるタイプを頼みましたが、
更に娘の要望でスマホをナビと連動する配線もお願いしましたので、
20万円近い出費です・・・
とは言え、
不注意で事故を起こされ幾ら車輌保険に加入していると言えども、
3等級アップの事故割増しを繰り返されたのではたまりませんから、
其れを少しでもリスク回避する為にはしょうが無いでしょうねー
其れと先日も保険会社と話をしている際に話題に出ましたが、
とにかく当て逃げ事故が多いそうです、
走行中駐車中双方とも・・・
現保険システムの多くの場合、
当て逃げは相手車輌が特定されない場合や、
特定されても相手方に賠償能力や気が無い場合は、
自身の車両保険使用でやはり3等級ダウンの事故割増となりますが、
相手車輌が特定できれば、
弁護士特約を使って賠償請求すれば保険等級のダウンはありません!
そのためには、
ドライブレコーダーは必需品となります。
当然事故の際の過失認定の証拠にもなりますし。
破損個所は左リアフェンダーとリアバンパーとなりますので、
コーティング再施行範囲は隣接する左リアドア・リアハッチ・右リアフェンダーが追加される為、
これ等のパネルは施行前に鉄粉クリーニングを行ないます!
以前の施行は、
約4年前ですがこのお車はその間一度もメンテナンスにはご入庫なされておりませんが、
弊社発行の施行証明書は5年間のノーメンテでの施行を証明をしておりますので、
全く問題なく保険会社の保険支払い対象になっています。
これが、
ディーラーや多くの専門店さんのように施行保証書などでメンテナンス条件を付けられてしまっていれば、
今回のような場合は保険金は支払われません・・・
その様な場合、
其れを避けるためには最低年に一度の有料メンテナンスを受けなければいけませんが、
殆ど意味を成さないこの様なメンテナンスに、
このオーナー様のような期間条件ですと60.000円近い出費が必要となってしまいます・・・
これ、
使用頻度も駐車保管条件も関係なく一律適応条件て、
おかしいと思いませんか?
約4年経過していますから、
当然鉄粉の付着は見られますが期間からすればかなり少なめです!
クリーナーで溶かしきれない大きな鉄粉や食い込みの深い鉄粉も極少量しかありませんが、
これはオーナー様の洗車頻度が高いのと、
丁寧な管理がなされている賜物ではないでしょうか?
隣接施行パネルの傷の状態も、
使用年数からして非常に少なめです!
多少は部分的に深い傷はありますが・・・
使用しているのですから、これくらいはしょうがないでしょう。
このように傷が少ないのも、
当然コーティングが傷入れを防いでくれていることも有りますが、
これもやはりオーナー様の洗車管理が行き届いている要因も非常に大きいでしょう!
先日通りかかった道すがら見た風景に、この冬一番の寒さの中、
ホースを使い水をかけながら洗車ブラシでごしごし車を洗っている風景を見ましたが、
時刻は既に午後4時近くで、
恐らく洗っている端から凍っていっていたことと思われます・・・
直前に降雪がありましたから、
エンカル等で汚れていたのでしょうが、
幾ら汚れていてもこんな洗車をすれば車を傷めているだけですから、
せめて暖かい日まで待てばいいのに。
隣接パネルは、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”で磨き、
再塗装パネルは、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”で磨くのが、
保険対応での保険会社との基本的施行取り決めです。
但し、以前施行されている磨きが、パーフェクトやアルティメットであれば、
それに準じた磨きは施行可能となります!
何故再塗装パネルのほうが強い磨きなの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
再塗装の際の板金塗装工場での磨きは磨き屋と磨きの方向性が全く異なる為、
ある程度の肌調整の必要性があるため、
このようにある程度強い磨きが必要となります!
中央部分に写る2本の線傷は、
流石に01スタンダード・ソフト磨きコースでは処理できません・・・
この傷のレベルは、
03磨きコース若しくはスポット磨きが必要となりますが、
隣接パネル施行は、
あくまで既存パネルと再塗装パネルの意匠性のグラデーションを目的としている為、
完全に傷を除去することは目的とはなっておりません。
「ついでだからどうしても除去したい!」
と言う場合は、
ご自身のご負担をいただければ可能とはなります!
または、前回施行から大分年数も経過していて、
保険修理パネルが1/2くらいある場合、
「この機会にどうせなら再施行をしてしまおうか?」
と言うような場合は、
全体施工費から保険修理費用を引いた金額で再施行が可能となりますので、
この様な選択もお財布には優しい選択でしょう!
但し、
免責金額を付けてしまっていると、
あまり意味を成しえないですが・・・
現行の事故割増システムですと、免責を付けてしまっているとよほどの大事故でない限り、
免責負担分と保険料値上がり負担を考慮すると、
殆ど車両保険を付けている意味を失いますので、
免責0がお勧めです!
DAIHATSU ダイハツ タントカスタム RS“SA”(LA600S)
コーティング補修終了
今回の保険会社の対応には疑問を感じます・・・
事故は年末の20日くらいに起こったのですが、
弊社持込を26日まで延ばされ、
いざ持ち込み前日になり、
オーナー様に持込を年明けにして欲しいとの連絡があったそうです。
破損個所にテールレンズが含まれているため、
実際自走は可能であっても法規的には整備不良となりますので、
確率は低いにしても警察に捕まる可能性は有ります・・・
何故この様な案内を保険会社がしたかというと、
修理期間が年末年始休みに重なってしまう為、
代車使用期間が長くなってしまいますので代車費用が嵩むからです・・・
然し、
保険約款上この様な場合は自走不能と解釈されますので、
本来ならば事故現場から弊社までもレッカー移動を指示するべき案件です。
今回の保険は、
全労災ですが、
過去全労災の対応は非常に丁寧なものでしたので、
今回の措置にはかなりビックリしましたが、
後でこのことをアジャスターに問いただすと、
逆にビックリされて、
結局は事故受付担当者が一存で判断をしたことで、
本来の全労災の対応マニュアルには全くそぐわないものだそうです。
これよく言われる話ですが、
保険事故担当者の人柄により事故対応は相当違ってきてしまいます・・・
対応に不満がある場合は、
担当者の変更や上席対応を要求した方が良いでしょう!
今回その間に違反で捕まっていないから良かったですが、
もし捕まっても保険会社はそのことには保障はしません・・・
今回のような案内をしたとしても、
其れを受け入れたのは自己責任といわれてしまいます。
多分裁判で不服を申し立てても、
認められないでしょうから、
走行可能でも整備不良になる破損がある場合や、
走行時異音や挙動に異常がある場合は、
「自走不能です!」
と、
はっきり言ってレッカー手配を要求しましょう!
その際、
弊社施行車輌であれば入庫先を弊社にご指定下さい!
代車手配を含め、
以降の保険会社対応は弊社が責任を持って対処いたします。
新年早々お忙しい中ご入庫いただき、ありがとうございました。
不注意に依る事故ではありましたが、物損のみで済んだことは幸いでした。
但し、大事にならずともこのようなことが起きますと、大幅に保険料が高くなってしまいますので、バックの際はバックモニターに頼らず、キチンとミラーによる後方目視も心がけて下さい。
本文にも書きましたが、免責をつけることで保険料は安くはなりますが、自己負担分が多くなる分保険使用の意味が希薄になりますから、免責はつけないほうが良いと思います。
これから本格的に降雪や道路凍結などいたしますし、寒いことから後方確認が億劫になりがちですので、安全運転を心がけください。
この度は、板金塗装修理からご依頼、ありがとうございました。
会員クラス:正会員
車輌クラス:クラスS
施行コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング(左クォーター・左リアドア・リアハッチ・リアバンパー・右クォーター)
磨きコース1=01スタンダード・ソフト磨きコース(隣接パネルグラデーション磨き=リアドア・リアハッチ・右クォーター)
磨きコース2=02スタンダード・ソフト磨きコース=(再塗装パネル==左クォーター・リアバンパー)
外注施行1=部品交換(リアバンパー・左クォーター一部・左テールレンズ・他ショートパーツ)
外注施行2=再塗装(左リアクォーター)
施行料金:保険会社支払いの為非公開・免責金100.000円)
メーカー別
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