2018年02月09日公開|フォード
常連中の常連プレミアム会員様、
仕事用兼ウインタースポーツの足車として、弟さんが乗られていた車を購入されたと言う事で、
オプション施工では有りますがご入庫いただきました!
実はこちらのお客様から昨年、
「S124手放そうかと思うのですが、百瀬さん乗ってくれない?」
「安かろうが売れば売れるでしょうが、知らない人が載っているの見るの嫌だから、
ただでいいから!」
とお話を頂、
当然二つ返事で、
「ありがとうございます、頂きます!」
と言う事で、
お正月にお持ち頂いちゃいました!
で、実は今乗っているレンジローバーも、
こちらのお客様からなんと8万円で譲っていただいた車です!
但しこのレンジローバーは、
お客様はかなりきちんとした整備をなされてはきていましたが、
この時代のレンジローバーはとにかく壊れる車で、
譲っていただいて4年くらいでしょうが既に300万くらいの修理代は掛かっています・・・
友人のメカニックからは、
「いい加減諦めた方が良いよ、ランクルかアメ車にでも替えたら?」
と、修理入庫の度に言われますが、
ジャガーの次に気に入っている車ですので、
1回の修理で100万以上掛かるか、
部品調達が出来なくて修理不能になるまでは乗り続けるつもりでいます!
と言うのも、
私からすると現代のハイテクてんこ盛りの快適仕様の車には全く興味が持てず、
足車として乗るとしても、
1990~2005年くらいの時代の車しか興味が持てないため、
維持費の損得ではなく、
車へのこだわりとして愛してやまない車なのです!
この時代くらいまでは、
各メーカーともまだコストダウンにはなっておらず、
逆に非常にお金をかけることでライバルメーカーとしのぎを削っていましたから、
車としての出来栄えが非常に良いです。
ですので、この時代の欧州高級車は30年経った今でも、ステイタスシンボルとして高級ホテルやレストランに乗り付けても、
場違い的雰囲気は全くしません!
但し、服装が其れに見合うきちんとしたコーディネートが取れていないと、
アンバランスにはなってしまいますが・・・
此処お客様から譲っていただいた、
レンジローバーS124共お客様が新車購入なされていますから、
ナンバーは33ですので、
新車時から好きで大事に乗っているように見ていただけることも、
ステイタス性を更に高めています!
さて頂いたS124はどのように使用するか?
当初は、
娘が免許取得中ですので娘に乗らせようとも考えましたが、
「この車正に昭和のかおりプンプンじゃん・・・」
「しかもこんなごついベンツ小娘が乗っていれば、見た人ドン引きじゃない?」
と、
乗り気ではありませんし、
免許取立ての娘に乗らせるには、
ドライブレコーダー・コーナーセンサー・モニター・ブルーツース等30万近くの出費も必要になりますので、
娘は妻のお下がりのアウディとして、
S124は近距離での私の足車兼保険代車として使用することにしました。
更にこの後の計画があるのです。
実は元々私が所有しているW124があり、頂いたS124と同型式なのですが、
私のW124はエンジ・ンミッション・インジェクションが不調の為ナンバー落として修理費用が出来るのを待っていたのですが、
この間にパーツ供給が終わったしまった為、
修理不能に陥っていましたが、
これでコンバーションが可能になると言うわけです!
何故、
S124→W124へのお金が掛かる方のコンバーションをするかと言うと、
ボディの状態がW124は新車コンディションに近く、
且つ外装がAMGフルキット装着ですし、
内装もW124は本国仕様の為、
この当時は正規ヤナセ仕様よりも格段に装備が良かったのです!
其れと、
基本的に私のEクラスベンツの好みがステーションワゴンであるからと言うのも、
大きな理由ですねー
スポーツトラックと言うネーミング自体の意味が良く解ってはいませんが、勝手に想像するに走りも左程車高が高い4駆では無い為スポーツ走行的にも走れそうですし、アウトドアスポーツの足車としての位置づけなのでは?
等と解釈しましたが、
そう考えるこのフロアーマットは素晴らしい!
カーペットではなくフロアー総てが、
樹脂製のフロアー材で継ぎ目無く覆われているため、
びしょ濡れ状態で荷物や人が乗り込んでもフロアーは平気!
しかも泥汚れなどでも簡単に掃除可能です。
これは、
国産4駆も見習ったほうが良いでしょう!
さすが、
オフロード天国であり、
アウトドアスポーツの国の車です!
そもそもこのお車の荷台部分のボディは、
オール樹脂製です!
この様にアメ車のオフロードカーでは、
ボディに樹脂を多用するのは数十年前からですが、
これは一長一短ですね。
トレーラーヘッドすら、
オールFRPがアメリカでは当たり前です。
其れと流石なのはこのハードタイプのトノカバーですが、
非常に考えられた作りで、
今のハイラックスのトノカバーとは大違いです!
パーツの価格が安いアメリカですから、
恐らくこれだけしっかりしたものであってもハイラックスのソフトトノカバーよりも安いかもしれません?
と褒めちぎって来ましたが、
アメ車ならではダメダメ部分はやはりありました・・・
なんとシートレール付近のパーツには、
殆ど錆が出てきています・・・
H19年の車ですので、この状態欧州車や国産車では考えられません。
パーツ自体の下地の管理が悪いのか?
防錆塗装が適当すぎるのか?
こういうところは、
いかにもアメリカ製です・・・
とは言え、アメリカのような乾燥したところでは、これでも問題は無く、
日本のような高温多湿地帯だからこうなってしまうのかもしれませんが?
今回のご依頼の一つは、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の、
フロント基本セットをライトポリシュでの施行です!
今迄施行をご依頼いただきましたほぼ総てのお車で、
ご依頼ただいておりますので、
その効果を高くご評価いただけているのだと思います!
初めに一度手磨きでポリッシングしましたが、
部分的にかなり頑固なイオンデポジットが出来ており、
再度チャレンジしてみましたが歯が立たず・・・
運転席側サイドガラスと、フロントウインドウのワイパー稼動範囲外ですので、
再度ポリッシャー研磨をするより鱗落とし剤使用のほうが手間が掛からないとの判断で、
残っているイオンデポジットを狙って鱗落しを行なったら、
綺麗さっぱりなくなりました!
オーナー様は、
「それほど傷んでいるわけではないけど・・・」
と、仰っておいででしたが、拝見してみると、
上部1/4くらいは既にクリア無し・・・
と言う事で、
“ヘッドライトカバー磨き”はヘビーポリッシュに!
アメ車のヘッドライトカバーは記憶では磨いたことは無いような気がしますが、
ヘビーポリッシュでドイツ車並みにクリア硬かったら重労働になっちゃいます・・・
いざ施行始めてみると、
クリア国産車並に柔らかい!
#1.200で行けちゃいました。
しかも、
片側にペーパー2枚のみの消費!
磨いた感想は、クリアの硬さは国産車並ですが、
クリアの厚さは国産車の半分位・・・
施行する私としてはとても楽ですが、
これではヘッドライトカバーの耐久性はかなり低いでしょうねー
どうしてもこのアンバランスな品質感が、
興味は持てても購入に結びついていかないアメ車・・・
一時は、アイアンコルベット・バラクーダ・チャレンジャー・ワゴニア・ブレイザー等食指は動いたこともありましたが、
欧州車のようにぽんと決断は出来ませんでした。
割り切れば良い車なのは、
重々理解はしているのですが・・・
会員様ですので、
ラジカルコーティング~という選択は当然可能ですが、
過去の施行車輌も、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”での劣化防止のための施行でしたので、
今回も其れに習います!
国産車と違って、訳のわからない意味の無い3次曲面構成にはなっておりませんので、
型取り・貼り込み共にスムーズに作業進行することが出来ました!
本来であれば50.000円以上の施行ですので、
外装洗車・内装清掃してのお引渡しなのですが、
作業終了日翌日午前中のお引取りであった為に、
洗車すれば凍ってしまう為、
洗車はできず車内清掃のみとなってしまいました・・・
この時期は、
本当に寒い日であれば一日中洗車は無理ですし、
多少温かい日でもお昼前後の僅かな時間しか可能ではありませんので、
お預かり期間がタイトな場合は外部洗車は出来ない可能性が高くなりますが、
いかにせよ工場所在地日中でも氷点下の日が多いため、ご了承下さい!
わざわざS124の夏タイヤをお届けいただいた上に、今回の施行までご依頼頂きまして、ありがたい限りです。
然しこの車良いですね。
タイミングが合えば、このお車お譲り下さい。
当然市場に見合う価格はお支払いいたしますので。
又、今回で弊社お二人目となるゴールド・プレミアム会員様とさせていただくことと成りましたので、お引取りの際にもご案内いたしましたように、祇園甲部でのお座敷遊びご招待させて頂きます。
ご家族で京都までいらして、ご家族とお食事後お一人で行かれるのであれば、お子さんまだ小さくても可能ではないでしょうか。
奥様ともご相談下さい。
この度も、ご利用頂きまして、ありがとうございました。
会員クラス:ゴールド・プレミアム会員登録
車輌クラス:X-2
施行コース:
オプション施工1=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
オプション施工2=ヘッドライトカバー磨き(ヘビーポリッシュ)
オプション施工3=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(アルティメット使用=ヘッドライトカバー)
施行料金:78.268円税込み(プレミアム会員オプション施工割引―10%)
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