車磨き研究所の施工ギャラリー
ＨＯＮＤＡ ホンダ オデッセイ ハイブリッド アブソルート・EX Honda SENSING（6AA-RC4）
2018年02月24日公開｜ホンダ
ご新規のお客様ですが、
今年度初の女性のオーナー様です！
既婚者の方では有りますが、
車輌名義もご本人になられていて、
お問い合わせの段階からお一人でご予約まで頂きましたので“女性割引”対象となりますが、
なかなかこの様な業種に一から交渉するのは女性にとってはハードルは高いでしょう。
実際1年間に1～2人くらいしかいらっしゃいませんから・・・
今回ご納車の足で弊社にお持込いただきましたが、
どうやら既にその時点で私はインフルエンザに罹ってしまっていたようです・・・
朝から悪寒がしつつ、
お車のお預かりが終了したときには既に熱が出始め、
夕方にはあっという間に38℃越えの高熱です。
通常体温が低い為、
この体温に達してしまうと既に意識朦朧・・・
数日様子を見ましたが、
短期で回復の見込みはなさそうでしたので、
オーナー様にご事情を説明させて頂きお引渡しの延長をお願いいたしましたところ、
快く事情を御理解いただける旨のメールを頂きました！
但し、
作業を開始するにもいつ熱が下がるかは事前予想が付きませんから、
暫らく状況がはっきりするまで様子見としておりましたが、
痺れを切らされたオーナー様から作業開始と納期を提示して欲しい旨の、
督促メールが来てしまいました・・・
確かにオーナー様ご自信のご都合もあられるので予定が立たない・・・
十分に理解は出来るのですが、
いかにせよ体調次第のことですので、
下手に安請け合いして又こじらせ作業中断となれば又日程を変更を余儀なくされますので、
確実な見込みが付くようになってからと思っていましたが、
どうやらそれではご納得いただけそうもない感じでしたので、
ぶり返すかは時の運に任せて施行に突入してみました。
幸いにも、気温も多少上がったこともあり、思ったほど熱も上がらずいつもほどスムーズとは行かないなりにも、
何とか体調不良に陥らず作業終了まで持ちこたえられました！
着手してしまい、
ぶり返しで肺炎→入院となり、
お車を返却できなくなることを一番恐れましたので、
一時は着手前に施行キャンセルさせて頂きお車をお引取り頂こうかとも考えましたが、
何とか納期3日遅れで施行完了できましたので、
ラッキーでした。
やはりこの季節、
通常シーズンのようにぎちぎちに施行予定を入れていなかったですので、
これで済みましたが、
予備日設定無しの施工予定にしていたら、
2＆3月工程は終わっていました・・・
とは言え、
15年ぶりのインフルエンザに油断していたのは、
私の体調管理の甘さでした。
常に温かい服装と、
うがい手洗い、
緑茶による水分補給等、
今後はきちんとした体調管理を心がけます！
このサードシートの構造は優れものですね！
前から思っていたことですが、ミニバンで実際サードシートってどれだけの使用頻度があるのでしょうか？
恐らく年に数回程度しか使わないでしょう・・・
その割には、
サードシートは結構な車輌空間を占有していて無駄という印象があり、
中には側面に跳ね上げて収納できるタイプもありますが、
やはり空間的は無駄が出てしまいます・・・
然し、
このオデッセイのように荷室にすっぽり収まってしまうのは良いですねー
しかも、
収納されるスペースが収納しない時にはトランクスペースになるのは、
これは便利でしょう！
例えばフル乗車でどこかにお出かけとなっても、
ミニバンでは人数分の荷室は何処にも無いですから、
結局は乗車スペースを占領されてしまい狭い思いをすることになるでしょうが、
このように深いところにまで荷物が入れば、
収納は楽です！
最近のミニバンはどれもこれくらいセカンドシートのレッグスペース余裕が取れるのか？
私生涯でミニバンて、20歳くらいのころレースサポートカーでキャラバン乗ったのと、20年位前に建築の現場昼寝用にデリカ乗っただけしかないですし、知人・友人でも乗っているのは1人しかいないので、
同乗者としてさえ殆ど乗車経験はありません・・・
然し、
この広さは確かに魅力は有りますが、
家ではないのでこのスペースを移動空間として、
どのように有効利用するのかがピンと来ません・・・
使い慣れれば、それなりに便利に成りミニバン欲しいと思うのかも？
国産車の最近のコントロールパネルは、
一時と違い非常にコンパクトにまとまり操作性も良さそうです！
然し最近のモニターは大きいですね！
老眼で視力も落ちた私には、
このくらいモニターが大きければ助かりますが、
新車を買うお金もありませんから、
あるもので我慢我慢・・・
このウッドフェイクは私は結構好きですね！
変に高級感を出そうともしていませんし、
奇をてらった感もなくデザイン的には王道でしょう。
最近のチャラけたドイツ車なんぞより、
よっぽど見た感じの落ち着き感があります！
多分弊社入庫車では、
初のゴールドオーナメント装着車です。
と言うか、今でもこの様なエンブレムが、
オプションとして存在しているのにはビックリです・・・
30～40年くらい前にはよく見かけた気もしますが、
今見ることは殆ど皆無ですけれど、未だにゴールドコーナーポールなぞも存在するのですかねー
今回ディーラーでの引き取りのその足で弊社にお持込いただきました！
幸いにも道路はほぼドライ状態だったため、
車輌点検は可能でしたが、
思ったよりは車輌状態は芳しくありませんでした・・・
トップ状態は悪くありませんでしたが、
いかにせよ納車前ポリマーが強く掛かってしまっている為、
かなりの傷が隠蔽されている可能性が高いです・・・
又、ホンダの場合は陸送時保護フィルムやガードＷＡＸがどのような状態かは詳しくは知りませんが、
保護フィルムの糊残りやガードＷＡＸの斑も側面にはところでころあります。
この時期は、
ディーラーでのこれ等の除去作業も低気温の為丁寧には水洗いも難しいでしょうから、
ある意味しょうがない部分ではあります。
このパネルは全体の中で特に状態に問題がありました。
↑の写真はちょうっとわかりづらいかもしれませんが、
オーロラ傷が0.1㎡位出来てしまっています・・・
オーロラ傷は洗車や擦れ等ではいるものではなく、
ポリッシャーをかけない限りは入りませんので、
メーカーラインか？
ＰＤＩか？
ディーラーでか？
での塗装表面の補修を行ないつけてしまったものです・・・
オーロラの入り方からして、使用されたポリッシャーはダブルアクションポリッシャーですが、通常ホワイトパールの塗装に、
ダブルアクションポリッシャーによるオーロラ傷はまず入りませんが、
逸れにも拘らずこれだけはっきりしたオーロラ傷が入っていると言う事は、
かなり強引な作業を行ったと思われます・・・
今回のオーナー様からの磨きのご指定は、
“01スーパーライト・ソフト磨きコース”でしたが、
オーロラは処理できるでしょうが線傷までもの完全除去はまず無理です・・・
恐らくはご予算上の理由によりこのランクの磨きをお選びになられたのだとは思いますが、
車輌状態的に言えば、
最低でも01スーパーライト・ハード磨きコース、
若しくは01ライト・ソフト磨きコースが必要な状態と言えると思います。
今回私がインフルエンザに掛かってしまい、
当初のお引渡し日程を延長いただくこととなってしまいましたので、
オーナー様の磨き指定は01スーパーライト・ソフト磨きコースでしたが、ご迷惑をお掛けしたお詫びの意味も含めて、
“01スーパーライト・ハード磨きコース” 相当を、
サービス施行させていただきました！
その為、
数箇所あったオーロラ傷と線傷はほぼ１００％除去できました。
納期通りで傷残りしてるほうが良かったのか？
1ランク上の磨きがサービスでなされることでより状態が良くなったほうが良かったのか？
こればかりは、オーナー様の捕らえ方次第ですので可否はわかりませんが、
私だったら後者のほうがラッキーですね！
面白いところに大量に傷が入っています・・・
写真ピンボケしてしまったのでわかりづらいですが、写りこんだライトの周囲が斑のようになっているのが、
細かく入った傷の依る光の乱反射です。
これは定かではないですが、前記したオーロラ傷のようにダブルアクションポリッシャーをかけた際、
ポリッシャーの回転が止まった状態で強引に磨こうとすると、
此処のような蕎麦切り状の傷が入ります・・・
オーロラ傷蕎麦切り状傷どちらにしても、ダブルアクションポリッシャーでこのような傷を入れてしまうのは、
磨き＆ポリッシャーに関しての知識・技術共に殆ど素人レベルとしか言い様がありません・・・
多くの一般ユーザーの方は、
メーカーやディーラーが知識・経験共に優れていると考えがちですが、
確かにデーターなどの情報力は高いですが、
深い部分での知識・技術は町場の工場の職人さんたちのほうが上ということのほうが多いですね！
因みに、私の仲間のメカニックたちは、メーカーやディーラーのメカニックを、エンジニアではなく“チェンジニア”と言っています・・・
これは、
修理をする技術も知識もなく、
部品交換しか出来ないという皮肉です。
ダブルアクションポリッシャーによる蕎麦切り状の傷は、回転から出来てしまうオーロラ傷とは違い、
かなり深い打撃痕傷と成りますので、
流石に01スーパーライト・ハード磨きコース程度の、
艶出しを主目的とする磨きでは、
完全には処理しきれません・・・
これを完全にとりきるには、
せめて01スタンダード・ソフト磨きコースのファーストポリッシュの、
シングルポリッシャーによる研磨が必要となります！
但し、これはポイントで部分的に行なってしまうと、
周囲との塗装グランドの処理レベルに差が付き過ぎますので、
部分的に肌感差が大きくなりすぎ、
再塗装を行なったパネルのように見えてしまうリスクが有ります・・・
オプションのスポット磨きなどでも同じ様な現象が起こりますが、
スポット磨きの場合は、
そのグランド差をそのパネル範囲でグラデーションしていきますので、
意匠性変化はわからなくなりますが、
今回はオプション施工のご依頼まではありませんので、
残念ながら其処までのサービス施行はいたしておりません・・・
が、
よほど目が肥えていない限りは殆ど一般の方には判断は付かないようにはしてはあります！
全体的はスムーズに作業は進める事ができましたが、
インフルエンザの後遺症？
とでも言うのでしょうか、
極端に視力が落ちてしまいました・・・
傷を確認する分には遠視傾向のほうが見やすいのですが、
こまかなコンパウンド残りなどを捜す際には、色がプラチナホワイトパールと言う事もあり、
結構苦労しました・・・
それとほぼ6日間寝たきり状態で、
3日間は一切食事も出来ませんでしたので、
体力の衰え＆筋力低下状態に陥っていましたから、
1パネル進む毎に筋肉痛が半端なく襲って来ます。
これは、この車だから、
と言うかホンダ車故にとも言えます。
と言うのは、
国産車の中でホンダとスズキの塗装はとにかくコンパウンドが絡みやすい・・・
弊社では、
オリジナルの専用コンパウンドを使用していますので、
焼き付などを起こすことはないですが、
それでも非常にバフの滑りは良くなく抵抗が大きいので、
暴れようとするポリッシャーを安定して作動させるためには、
相当の腕力が必要となります！
ポリッシャーマンには、
それなりの握力と背筋力は不可欠です。
土方級の体力が必要です！
_7a01b3a2-743d-4162-9361-da1be7a8cf8a.jpg "ＨＯＮＤＡ ホンダ オデッセイ ハイブリッド アブソルート・EX Honda SENSING（6AA-RC4）コーティング終了")
ＨＯＮＤＡ ホンダ オデッセイ ハイブリッド アブソルート・EX Honda
SENSING（6AA-RC4）コーティング終了
友人たちからは“鬼の霍乱”かよ・・・
等と言われつつも、
１５年ぶりのインフルエンザは本当にきつかったです。
３日間ほぼ意識がない状態と、その間何も口に入れることも出来ず、
一気に体力を消耗してしまい、
更には咳が酷かった事から左あばらにまでひびが入ってしまいました・・・
何とか回復はしたものの、
以前から約束が入っていた食事会に出席したのが運の尽き・・・
初めてお会いする方と意気投合してしまい、
なんと朝の４時半までも深酒してしまいましたら、
今度は二日酔いどころか３日酔いの下痢です。
若かりしころならこれでも回復は出来たのでしょうが、
今回は年齢的に既に無理は効かない事を痛感しました・・・
生活態度改めます！
そんなこんなで、
こちらのオーナー様には完成お引渡しを１週間延長させて頂くご迷惑を掛けすることとなってしまいましたが、
そのおかげで今後の施行工程の調整も可能に成りましたので、
弊社としては大変助かりました！
今回弊社での施行は初のご新規のお客様でしたが、
思ったよりボディ程度が芳しくなく、
ご依頼して頂いていた磨きの“０１スーパーライト・ソフト磨きコース”では、
大幅な改善は難しいとの判断で、
現実的には０１スーパーライト・ハード磨きコースレベルの施行をさせていただきましたが、
これは納期延長等もご了承いただけたことへのささやかな感謝です！
初施行でありながら、既にコーティングは、
“マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボディコーティング”とお決めになられていらっしゃいましたが、
面白いことに結構ご新規のお客様には多い傾向です！
具体的にお聞きしたわけではありませんが、過去簡易施行レベルのコーティングを何回か施行された経験を持ちのようでしたけれど、
その際満足の行くコーティング経験が出来ずに、
ガラスコーティングの効果自体に不信感がおありのような印象を受けました・・・
光触媒自体余りメジャーな物とは言えませんが、
化学的基礎知識をお持ちの方で、酸化チタンの酸化還元反応理論をお知りの方からすると、
単純機能であるガラスコーティングよりも有用性は高いと感じられるようです！
ですので、
爆発的人気はありませんが、
弊社常連様の中には根強いファンの方もいらっしゃいます。
光触媒の持つセルフクリーニング効果は、
ガラスコーティングは無い特種な能力では有りますが、
ガラスコーティングのように、
分子結合膜や架橋結合膜のように強い耐摩擦性の皮膜ではないというデメリットも有りますが、
此処は弊社の場合ベースコートをガラスコーティングとするＷコーティングすることにより、
トップコートの光触媒が摩擦消耗してしまった後も、
ベースコートであるガラスコーティングが保護膜機能を持続できる点が特徴的です！
又、
光触媒のみの再コーティングをご希望された際にも、
ガラスコーティングとは違い大げさな下処理を行なわずに再施行が可能なことも、
意匠性よりも機能優先でコーティングを選択なさる方にはメリットとなるでしょう。
この度は折角の新車で、一日も早くお使いになりたいところを、工期延長に応じて頂きありがとうございました。
大変助かりました。
今後洗車機での基本管理ご対応とＧＳでの手洗いとのことでしたが、ＧＳによりかなり丁寧さや機械レベルの差はありますので、お使いになられるＧＳはしっかり吟味なされたほうが良いでしょう。
今回はご迷惑をお掛けしてしまい、ほんとうにすみませんでした。
巷では大分収まってきてはいるようですが、まだまだインフルエンザも流行っているようですので、ご家族皆様お体にはお気をつけください。
車輌クラス：クラスＬＬ
施行コース：
コーティングコース＝マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボディコーティング
磨きコース＝０１スーパーライト・ソフト磨きコース（程度良好新車向け＝極軽度の下処理・艶出し磨き）
施行料金：１１４．９８４円税込み（女性割引―５％・代車使用無し割引―５％・淡色車割引磨き―５％ 適応）
メーカー別
月別バックナンバー
長野県上伊那郡辰野町上島2546
TEL 0266-44-2791 / FAX 0266-44-2792
Copyright © Aplabo.com. All rights reserved.