2018年03月04日公開|クライスラー
ご新規のお客様ですが、
事前に打ち合わせにおいでになり、
3価格帯の見積もりをご希望され奥様との協議の結果、
一番高いバージョンとなりました!
正直今までの例からすると、奥様が同席された場合は、
5割くらいの確率で旦那様がご希望なさる内容でOKとなることも有りますけれど、
自宅に帰って相談の場合にはほぼほぼ100%旦那様の意向は反映されずに、
予算重視で低価格施行となります・・・
TELでそのことをお知らせいただきましたが、
どうやらお話の感じから奥様も相当車が好きのようですので、
奥様自身がハイクラス施行を望まれたようです!
女性は多くの場合車にあまり興味もなく、
当然経済的優先項目は車以外の日常的なことや貯蓄等でしょうが、
ご夫婦の共通の趣味が車である場合には、
価値観共有が出来ますので、
其処に費やされるお金も無駄使いとはなりません。
今の私の彼女、
車には一切興味はありませんが、
食べることが大好きで特に和食のジビエには目がありませんが、
ここは私も全く同一です。
その様に共通する好みが存在することで、
その時間を過ごしている時は当然として、それ以外のときにも、
そのような話題で盛り上がり退屈する若しくは会話がないと言う事にはなりません。
男女関係は、好き嫌いは当然あって成立するものですが、
共通する価値観や趣味があることは、
空間・時間共有する上では大切な事でしょう!
私の知人や懇意なお客様夫婦をみていると、
まだ若い時分はギャップがあつても何となく夫婦関係は冷めずに過ごせても、
熟年・高齢となるに従い家庭内別居みたいに、
会話もなくなり同一行動もしなくなる方が多いです・・・
自分にも言えますが、
この様な冷めた関係になって夫婦を続けていくことに利害的意味は在ったとしても、
精神的意味は在るのでしょうか?
女性の方は経済的不安、
男性は家事等身の回りの不自由等の理由での関係継続では、
其処に長年の暮らしからの情はあったとしても、
多分楽しくないでしょうねー
ある方は、
少しでも家にいたくないと、
早朝から夕方まで奥さんと顔を会わせないように、
暇つぶしに意味もなく出歩いています・・・
其処まで嫌なら別れれば良いのに?
と、
何時も愚痴を聞くたびに思うのですが、
高齢であればあるほど、
「今更・・・」
みたいになっちゃうようです・・・
過去、
どうしても買いたい車があり、
それを認める認めないが大きな争点となり離婚されたお客様もいらっしゃいましたが、
本当にそれが理由で離婚したのだとしたら、きっとお付き合いしている時や結婚されてからも、
日常的に溝は存在していたはずです。
往々にして溝が埋まることは稀で、
溝は広がることが殆どでしょう・・・
今になって思うことですが、お付き合いの段階で、
価値観共有や同一趣味がないと感じるのであれば、
情は育っても愛情は育たないと、
キッパリ割り切りの判断をすることが、
結果としてはお互いに幸せでは?
等と、思う最近です。
ALTITUDE専用の特種形状のボンネットですが、
確かに見た目はカッコイイ!
けれど、
赤の囲いの部分水が溜まっちゃいます・・・
恐らくこの形状は構造的に必要でなっているわけではなく、
あくまでデザインだけのことと思われますが、
大きな水滲みできるだけでデメリットしかないような・・・
完全なアナログです!
メーターリングのメッキも私は大好きです。
この様なシンプル且つアナログなメーターは、
急速になくなりつつありますが、
どうしてハイテクメーターが必要なのかが、私には?
色々のハイテク装備が増えることでその情報掲示する必要はあるでしょうが、別にメーターそのもの総てをハイテク化しなくても、
このお車のようにメーターの一部で表示できるのですからそれで良いのでは?
と、思います。
世代交代の中で、ゲームで育った年代には、
アナログよりデジタルのほうが馴染み易いのですかねー
これは、ドアの開放時のストッパーとなる為のベルトです。
通常の車は、ドアヒンジ自体にロック機構が備わっていますが、
このお車の場合はドアを外す事が出来る事が優勢事項ですので、
この様な簡易的な物となっています。
過去私が乗っていたCJ5などは、
このベルトすらなかったですから、
これでも進歩なんです!
アメ車の評価は日本では正直低いですが、
日本車や欧州車と違い、
割り切る部分はキッパリ割り切った構造で車を作るところはアメ車好きですねー
特にSUVと言うかオフロード4駆に関しての機能性の高さは凄いと思いますが、
不思議なのは超不正地での走破性能は、
欧州車(ランドローバーやゲレンデバーゲン)のほうが上・・・
実際オフロード走行率はアメリカのほうがはるかに高いはずなのに?
このお車はレザーシートが装備されていますが、UNLIMITED ALTITUDEのみ標準仕様のようです!
アメ車にしてはビニールレザー的ではなく結構良い質感です。
基本はファブリックのようですが、
下の写真のようにジャバジャバと直接ホースで洗えるような構造になっていますから、
その際に果たして、ファブリックのほうが良いのか?
レザーのほうが良いのか?
これは微妙ですねー
その意味だけで言えば、
ビニールレザーが一番でしょうけど!
CJ3所謂第二次大戦で有名になったジープがホイルのロゴになっています!
このCJ3と言うかジープはバンタム→ウィリス→AMC→クライスラー→フィアットと、
合併買収と言うある意味不幸な歴史を背負っています・・・
又面白いのは、このCJ3が開発された経緯は、ドイツ軍がポーランド侵攻の際装備されていた2駆の小型車輌に目をつけ、
それよりもはるかに高性能な4駆として生産されましたが、
結果優れた初期の発明はドイツが行い、
それをパクって更に進化したものを生産してしまうと言う構図は、
大戦中よく目に付いた事ですが、
ある意味アメリカの勝利の大きな1因とジープがなったのは、事実でしょうねー
ディーラー純正のドアカッププロテクションフィルムをディーラーで御覧になられたそうですが、基本汎用タイプですので、
ドアカップの形状には合っていないため、
弊社の、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”にてご依頼いただきました!
弊社では現車からの型取りで行ないますので、
出来る限りドアカップ全体ギリギリになるように貼り込みます!
但し、このお車のドアカップのようにキツイ3次曲面でプレスされている形状は、
結構貼りり込むの大変です・・・
さすがアメ車、
細かな事は気にせずたっぷりとした膜厚で塗装されています!
マツダ・スズキ・ホンダ等は、
場合によってはこの1/3しかないこともありますからねー
よく聞く話に、
塗装の重量も馬鹿にならないから、
軽量化は車の性能全般に影響を及ぼすので、
一番簡単に塗装を薄くすることで軽量化できる、
しかもコストダウンにもなるし!
みたいな話有りますが、
塗装が薄いデメリットはオーナーが使用過程で受けていくことになることは今のメーカーは考えないのでしょうか?
お持込いただいた際には、アメ車でしかもソリッドブラックであるにも拘らず、
程度良好に見えましたので、
新車割引を適応させて頂きましたが、
磨き前の準備洗車を行った後再確認してみると、
様子は一転・・・・
ありとあらゆるところ傷に覆われています。
誤魔化されたのは、
納車用ポリマーと自走されて弊社まで来る間に付着したエンカルです・・・
これですっかり傷が隠されてしまっていたようです。
オーナー様からは、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”でのご依頼でしたので、
傷の深さにもよりますが、
そうは言っても相当の改善は可能でしょう!
納期延長のお願いのTELを差し上げた際、現状の傷の状態はご説明させていただきましたが、弊社からのお引取りに際に、この写真をお見せしましたところ、
あまりの傷の状態にビックリなされていました・・・
酷いと言われつつも、
まさか此処までとは思われなかったようです。
納車時にこの傷の状態なら、
納車点検ルームでなくても自然光で見えますから、
ディーラーも必死に傷隠したのでしょうねー
これでは、
その場でクレームになりますから・・・
何とかここまでは戻すことが出来ました!
が、
完全に線傷無くなるまでには至りませんでしたけれど、
自然光では西日が当たってどうか?
くらいですので、
気になられることはオーナー様も無いと思います。
国産車のソリッドブラックと違い、
熱塑性型の耐擦り傷塗料は使われていませんが、
その分塗装には硬度があるため、
ファーストポリシュの強い磨きでも、
国産車のようにポリッシャー傷が簡単に入ってしまうこともありませんし、
その後の段階的仕上げの磨きでも、神経質になる必要もなく、
国産の熱塑性型耐擦り傷塗装の意味の無さを実感しました・・・
こちらもこちらで線傷の本数自体は少ないですが、
ガッツリは入ってしまった線傷です・・・
ドアカップ周囲は本当に酷いですが、何
故此処まで傷が入ってしまうことになるかが?
PPのオーバーフェンダー部分は、車体より大分はみ出ている部分ですし、
素材的に傷は入りやすいですから、
生産からディーラー到着まで1箇月あまりは掛かりますし、
恐らくはPDIのモータープールに在庫されていたお車だと思いますので、
多少のことは必然とも言えますが、
新車ですのでインポーターがディーラー出荷する前に、
ディーラーにポリマーで傷を隠させるのではなく、
インポーターの責任としてある程度の傷の補修はするべきと思いますがね・・・
やはり傷の完全除去には至っておりませんが、
傷の残存率は10%以下にまではもっていくことができました!
深い線傷の多くは、
傷口が鋭角な所謂切断傷でしたので、
これは擦れなどで付いたものではなく、
恐らくはインポーター及びディーラーの雑な洗車でつけたものでしょうから、
作業者自体のスキルが意識的なことや技術的にきちんとした指導がなされていれば、
このようにはなっていなかったでしょう。
このように感じるのはJeepに限ったことではなく、
輸入車・国産車問わず弊社に入庫されるお車の多くで感じることです・・・
正直な所、
販売に携わる社員のプライベートな車をみても、
正直キチンと管理されていて神経を使われていると思う車は殆ど見た事がありませんから、
それが他人の車となれば、
自分の車でさえ適当なのですから、
気を使うはずもありません。
本当は、
人のお車だからこそ細心の注意が必要なのですが・・・
上の写真は、
左フロントオーバーフェンダー上部の傷ですが、
これなんらかの作業中や輸送作業中に付いたものではなく、なんらかの、
付着物があり無理やり擦り取ろうとして付けてしまった、
確信犯的傷です・・・
何でそのままスルーできるやら?
ディーラーもイオンポーターも所謂自管賠と言う保険には必ず加入しているはずですので、
免責や更新時保険料値上げと言う自腹部分は出る可能性も有りますが、
新車を販売して既にはっきりとした傷が付いているのであれば、
直してオーナー様に渡すべき責任は道義的にも在ると思うのですが・・・
今回購入されたディーラーは、長野県下でも最大規模の商社が運営するディーラーグループですが、
ブラック企業としてもかなり悪名は高いです・・・
過去この商社が経営する他ディーラーでは、
弊社お客様の明らかにクレーム対象になりえる事案でも、
殆どの場合フロントレベルで却下されてしまっています。
内部に知り合いもいますので聞いてみた所、会社体質的に問題を上に上げて判断を仰ぐと言う事自体が、
自分のみを危険にさらすことになるので、
殆どの場合末端でもみ消し・・・
と、せざろう得ないとか。
巨大企業としての驕りか?
何事も力でねじ伏せてしまうことで、
今の巨大性を作ってきた会社ですし、
一族独裁体質ですから、
北朝鮮と似たような体制ともいえるでしょう・・・
Jeep クライスラー ジープ ラングラー UNLIMITED ALTITUDE
(JK36L)コーティング終了
お引取りの際には、ご夫婦でお車をご確認いただきましたが、
お二人ともご満足いただけたご様子でした!
多分施工中にTELにて点検時の状態と、
ポリマーを落とした状態のギャップをお伝えしていましたので、
期待半分怖さ半分だったことと推察いたしますが、
逆に覚悟をされていただけにご満足レベルは高まったのかもしれません。
今回見積もり段階では、3種類のコーティングの提案となり、ご自宅で奥様と協議の結果、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”となりました!
施行途中で、
あらたなメニューとなった樹脂クリアーの施行のご相談もありましたが、
このブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドはWコートとなり、
ベースコートは外装部未塗装樹脂総てにコーティングを行うことが可能で、
且つ未塗装樹脂専用コーティング剤ではありませんが、
簡易施工店さんが使用される専用コーティング剤など遥かに凌ぐ意匠性と耐久性を兼ね備えています。
そのため、
この段階でのオプション施工の樹脂クリアーは見送り、
今後使用されていくなかで、
現状よりも明らかに白ボケが目立つようになってからの施行をお勧めいたしました!
素材自体の良し悪しも有りますが、
最低でも1年上手くすれば2年以上効果は持続するでしょうから。
ソリッドブラックと言う管理が困難な塗装色でありますが、
残念ながら駐車は完全露天駐車だそうです・・・
リスクとしては相当ハイリスク。
ですので、
当然“レジントップコート・コクーンSTD”のご依頼も頂きました!
時期的にみても、
花粉・黄砂の影響が一番危惧される時期だけに、
コーティングに対しての保護措置を行なわないのは、
折角のコーティングを短期間で傷めてしまう可能性があります・・・
車庫保管車や洗車環境が整っていたり、ご自身の管理スキルに自信があられる場合は、是非にともとはお勧めはいたしませんが、
施行するとしないのとではかなりの差がつく可能性は否定できません。
この度は、ご新規での施行でありながら、ご信頼頂き高額施行ありがとうございました。
また、お引取り予定も1日のご猶予を頂けたので、大変助かりました。
残念ながら、程度良好の納車状態ではありませんでしたが、その分弊社施行により回復は果たせていると思います。
これからお車でお出かけなさるにも、気持ちのいい季節となりますので、このお車が活躍されることと思いますが、大きなお車だけに駐車場所等は考慮され、他車のドアパンチ当を受けないように注意してください。
ご夫婦共々、Jeepライフを存分にお楽しみください。
PS:ホイルに関しましては、又ご相談いただけば対処いたします。
車輌クラス:クラスX-1
施行コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け=軽度の傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工1=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4箇所)
オプション施工2=レジントップコート・コクーンSTD
施行料金:287.695円税込み(代車使用無し割引―5%・輸入車割増磨き+10%・ソリッド塗装割増磨き+10%・濃色車割り増しランク1磨き+20%・波型ルーフ割増磨き+10% 適応)
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