2018年07月21日公開|アウディ
又常連様プレミアム会員様の再施行のためのご入庫です!
何時もはこの車以外にもプレミアムカーお持ちなので連続してご入庫ですが、
今回はこのお車のみ・・・
といのも、
もう一台のお車は買い替えを検討中とのことで、
今度はポルシェのGTSとか!
今迄スポーツカーはお乗りでなかったのですが、どうやら991型の後期モデル以降は4気筒の過給付となってしまう為、
どうしても一度はポルシェの6気筒に乗りたいと言う願望がお有りだそうですので、
多分買っちゃうんでしょうねー
ちなみにカレラ4GTSで私カー コンフィギュレーターしてみたら、
車体価格で2.500万になってしまいましたから、
乗り出し3.000万近くなります・・・
今の私では、
宝くじ億当選したとしても買わないですねー
もしも買ったとしても私の選択は、
カレラ2Sポルシェの良さを本当に実感できるのはやはりRRでしょう!
何時もメンテナンスまたは再施行の都度必ず、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”も再施行なさるのですが、
正直今でもバリバリ撥水はしています!
なのに何故?
そうは言っても1年使用しただけは、
ほんのちょっぴり撥水力は下がってはいます・・・
私なら多分全然気にならない!
「せめてリアはこのままで良いと思いますから、フロント基本セットだけにしましょう!」
「全面やりたい!」
「必要ないですよ。」
と説得の結果、
リア回りは断念頂きました!
勿体無い事は、
勿体無いですから・・・
通勤は主にこのお車のようですが、
ご自宅も会社も完全露天駐車です・・・
ルーフのみガンメタ濃色ですので、
どうしてもイオンデポジットクレーターは出来てしまいます。
そこで今回は、
ルーフのみ“03スタンダード磨きコース”で磨き、
それ以外の部分は“01スタンダード・ソフト磨きコース”で磨きます!
但し、
ボンネットには多少の虫糞・鳥糞による軽度の酸化痕がありますが、
これは残ってしまうかもしれません・・・
かなり大事に扱われるオーナー様ではありますが、
それでも練りプラ部分は傷だらけになってしまっています・・・
このように傷だらけになっている状態みる度に思いますが、
同じような価格でも違う素材選択できるでしょう!
この思いほぼ全員のオーナー様あられると思いますし、
実際ディーラーにもメーカーにも、
そのような声は上がっているはずなのに、
一向に改善されない姿勢は、
結局はお客様第一主義にはなっていないと言う事を証明しているようなものだと思うのですが・・・
大分傷は除去され、
風景もきちんと映り込む様になりました!
練りプラを綺麗なままに維持するには、
ペイントプロテクションフィルムを新車時に貼り込んでおくのが一番有効でしょう!
意匠性が変わってもよければ、
カーボンフィルムという選択もありますが、
メッキのパーツなどは輩にしか見えなくなりますから、
これだけは止めておきましょう・・・
本来はマフラーエンド磨きは、
01スタンダード・ソフト磨きコースの場合は行ないませんが、
今回一部ですが03スタンダード磨きコースが含まれますので、
常連様ですからサービスで磨いて差し上げます!
排気ガスには酸化物質NOX・SOX含まれますので、
黒いすすがマフラーエンド周辺に付着して放置してしまっていると、
素材がメッキでもステンレスでも徐々に酸化され侵食されていってしまいます・・・
そうなると、
既にDIYでの手作業だけでは殆ど煤は取れなくなってしまいます。
弊社ではリューターに特種なフェルトバフを取り付けて磨きますが、
付着レベルであれば完全に除去可能ですが、
メッキやステンレスが侵食されてしまったもの迄は、
流石に平面化する事はできません・・・
このお車は4本出しマフラーですが、
外側2本のマフラーエンドリング下部は既に侵食されている部分がありましたので、
其処は多少の痕跡は残ってしまいました・・・
マフラーの取り回し迄はみてはいませんが、恐らくマニホールドから1本に集合され後部で2本にセパレートされて消音機を経て更に分割されていると思われますが、
構造上外側2本のマフラーエンドにNOX・SOXが多く排出され易い構造なのでしょう。
車検の時そのマフラーで排ガス検査すると不合格になるのでは?
写真ではかなり解りづらいですが、ルーフは03スタンダード磨きコースでの磨きとした為、
かなりイオンデポジットクレーターは除去できました!
但し、
深い深度に至っているものも中央部分にはありますので、
残念ながらそれらは軽度にはなってはいますが、
除去までには至らなかったものもあります・・・
状況的にしょうがない部分ではありますが、やはり環境的に完全露天駐車の管理条件で、
ルーフの濃色を選択された事はネックです・・・
但し、
こちらのオーナー様のように1年毎のメンテナンスと定期的再施行をしていただいておりますので、
此処までの程度維持が可能になっておりますが、
其れはランニングコストとして多大な出費の代償を伴っていることには、
ある意味私自身が罪の意識を感じる部分でもあります。
此処までお金をかけていただければ完全に安心と言うものがあれば良いのですが、残念ながらコーティングはあくまでガードマンレベルであり、
軍隊の特殊部隊ほどの防御能力は有しません・・・
ですので、
アルソックのレベルなのか?
イラクに派遣されている民間軍事会社レベルなのか?
所謂ガード能力は、
結局は“地獄の沙汰は金次第”と言う事になってしまうのが現実です・・・
Audi アウディ S1 スポーツバック(8XCWZF)コーティング終了
新車施行時から約3年が経過していますが、
新車時施行のコーティングはブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドと、
高膜厚・高硬度のコーティングですので、
傷も深いものはなく軽度のスクラッチ傷が多少あるレベルでした!
これは、
コーティングの性能に助けられただけではなく、
状態維持が出来ていた事の最大の理由は、
オーナー様の洗車管理が卓越していた事です。
正直コーティングの機能や膜残存性からすれば、
この段階での再施行は必要ないとも言えますが、
昨年もう一台のお車で再施行で選ばれた、
“グラスコート・アルティメット ハイブライテンズ”が非常に気に入られ、
このお車にも施行をしたいとのご希望により、
今回再施行の運びとなりました!
このグラスコート・アルティメット ハイブライテンズは、
弊社での最高ランクに位置するコーティングであり、
正直かなりの高価格でありますが、
既に限られたお客様にはなりますが施行をいただいております。
高価格である以上、
当然お客様方はそれに見合う意匠性や性能を期待されるのは当然ですが、
現在まで期待外れであったと言うお話はなく、こちらのオーナー様のように以降のコーティング選択では、
お持ちのお車すべてグラスコート・アルティメット ハイブライテンズにされて行っています!
恐らく現シリカ(石英ガラス)のコーティングとしては最高ランク価格帯にあると思われますが、
同価格帯では新たにセラミックコーティングが登場してきています!
長野県内にも取り扱い店舗が出来たようですが、
これは私個人の見解ですが、ク
ォーツコーティングやセラミックコーティング等はスプレーコーティングなのですけれど、このスプレーコーティング自体が私の化学知識からすると有り得ない・・・
なぜかと言いますと、
これらコーティングの初期製膜に必要なものは水分で逸れにより加水分解反応を起こし、
液体から個体に変化しているはずですが、
スプレーしてボディに届く前にミスト状態でただでさえ水分吸収をし易いですから、
ボディに到達した時点では既に大気中の湿度で加水分解してしまっているはずですから、
塗装にスパイクも出来ませんし分子結合膜にもなり得ず、
せいぜい架橋結合が出来ているのか?
と、思っています。
ましてやその状態に塗装のように繰り返し吹き付けを繰り返しても、
初期硬化膜となったものの上に、
同じ密度構成を持つものを吹き付けても架橋結合すら出来うるわけが無いですから、
ただのっかいっているだけにしかならないと考えています・・・
つまり私からすると、
これ等はただの眉唾コーティング・・・
実際比較検証はした事はないですが、
学生時代化学先行してきてそのとき得た化学・物理原則からすると、
正直検証するまでも無し。
弊社のグラスコート・アルティメット ハイブライテンズは、
先に採用したグラスコート・アルティメットの改良品というか進化品です!
グラスコート・アルティメットは弱親水の所謂無機能性コーティングで、
トップコートにお好みの機能を追加するタイプでしたが、
どの機能を選択してもベースコート自体が水染み吸着性が高い為、
車庫保管車専用となっていました・・・
但し、
高膜厚でありながら膜内屈折率が殆ど0に近いため、
バキバキに磨きこんだ塗装の状態がそのまま表現される為、
一部には根強いファンもいらっしゃいます!
では、ハイブライテンズでは何が進化改良されたのかと言いますと、
膜硬度・膜厚はそのままに、超ナノレベルのダイヤモンドを加えることで、
あえてコーティング内部に反射力を持たせることで、
スタンダードアルティメットとは違う光沢感を生み出させ、
更に超撥水物質も加えることで、
非常に細かな水滴弾きを作り出し緻密で滑面性の高いコーティング表面と相まって、
超撥水なのに水染みが出来にくい、
今までの常識を打ち破ったコーティングと言えます!
フッ素系撥水と違い、
コーティング膜全体に均一の超撥水力を持たせてありますので、
数年使用されコーティング自体が磨耗してきても撥水力は殆ど変化はしません。
このように優れたコーティングでは有りますが、
いかんせん完全露天駐車ですので、
保険として“レジントップコート・コクーンSP”のご依頼をいただきました!
お仕事もお忙しいですので、
殆ど平日の洗車は無理ですし、
ご自宅の洗車環境も整備されてると言える状態ではないですので、
毎回全車両施行いただいております。
この度も、ご入庫いただきまして、ありがとうございました。
施行点検のご感想も、ご満足頂けたご様子で、安心いたしました。
ポルシェは一時保留との事でしたが、慎重に検討される事は重要だと思います。
ポルシェは最新こそ最良を謳い文句としてきていますが、確かに絶対性能においては紛れもない事実でしょう。
但し、車としての魅力はそれに=ではないと思うのが私の持論ですので、操る楽しさは別の魅力の視点ではないでしょうか。
よくよくお考えになられて、今後のカーライフの方向性を検討してください。
会員クラス:プレミアム会員
車輌クラス:クラスM
施行コース:
コーティングコース=グラスコート・アルティメット ハイブライテンズ ガラスコーティング
磨きコース1=01スタンダード・ソフト磨きコース(軽度の傷取り・鏡面仕上げ=ルーフ以外)
磨きコース2=03スタンダード磨きコース(強ダメージの為の磨き・鏡面仕上げ=ルーフ)
オプション施工1=鉄粉クリーニング(ルーフは磨きコースに含む)
オプション施工2=レジントップコート・コクーンSP
オプション施工3=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
施行料金:232.973円税込み(プレミアム会員再施行割引―25%・淡色車割引磨き―5%・濃色車割り増し磨きランク2+15%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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