2018年09月05日公開|レクサス
神奈川県のプレミアム会員様飛び石事故でのご入庫とあわせて、
メンテナンスのご依頼も頂きました!
今回の飛び石事故当然オーナー様ご加入の車両保険を使用しての修理となりますが、
ご加入の保険会社はソニー損保なのですが、
のっけから大揉めです・・・
と言うのは、
アジャスターの判断では路上に落ちているものを踏んでもしくは路面を転がっていたものを巻上げての破損との判断で、
自損事故扱いになり3等級ダウンと主張。
然しオーナー様の主張は前走者が踏んで舞い上がったものが衝突した!
これ分かり難い話ですが、
飛来物が1度地面に接触をしてからの飛来物は、
飛び石扱いにはならないと言う基本保険ルールがありますが、
その飛来物が地面接触をしたものなのか?
直接飛び出しからダイレクトに接触したか?
は、
検証しようが有りませんから、
基本的には飛び石扱いになるのですが、
今回は接触位置がスポイラー部分で低いため、
地面接触後の接触と保険会社は主張します・・・
過去ソニー損保の考え方は、
疑わしきは支払い優先だったのですが、
保険加入対象幅を拡大してきたことで、
支払い事案が増え且つ高額支払いも増大することで、
保険料収支が悪化しているため、
このような小額修理でもアジャスターを入れることでさらに経費が増大してしまっているため、
少しでも支払いを減らすように方向転換してると思われます・・・
今回はソニー損保へのご加入は、
ソニー保険代理店経由でのご加入だったので、
代理店と弊社とで相当判断の曖昧さを突き上げることで、
最終的には飛び石事故と認定し1等級ダウンですみました!
たぶん個人交渉では3等級ダウンは押し切られていた事でしょう・・・
恐らくこの傾向はソニー損保に限らず、
多くのダイレクト系保険に共通すると思われます・・・
特に外資系のものはかなり支払いは厳しく閉められています。
なかでもまだ安心感のあるものは、
大手損保系列ですが、
これは損害査定を大手損保が行いますので、
査定基準が大手損保の基準ですから無茶なことは起きないでしょう!
ただし、
あいおいニッセイ同和損保系列は外資系並みにヤバイです・・・
今まで繰り返し言ってきていることですが、
損害保険は幾ら掛け金が安くても安い分だけ支払いが渋いのでは、
事故が起きた時には結局は安くなっている分以上の損を背負い込まされることになりかねませんので、
掛け金だけで判断することは危険です・・・
全損担保車両保険をセットで加入する場合には、
過失相殺交渉において弱い保険会社でもご自身の負担は生じませんから、
支払いが甘い保険会社のほうが有利ですので、
過去実績で言えばJAや全労災がお勧めです!
いやはや物凄い鉄粉の付着量です・・・
会員様ですので以前弊社使用の鉄粉クリーナーを1Lお買い求め頂いているのですが、
無くなってしまわれたのか?
リスクの高いケミカルですので、使用が怖くて控えていらしたのか?
どちらにしても相当期間鉄粉付着は放置されていたのでしょう・・・
今回は、
保険修理でフロントバンパーを交換していますので、
隣接パネル施工としてフロントフェンダー左右が含まれますのから、
自費でのメンテナンスとしての"鉄粉クリーニング"は、
それら3パネルを除いた部分となります!
弊社コーティング施工車の場合、
板金塗装修理パネルとそれに隣接するパネルまでがコーティング補修範囲に含まれますが、
隣接パネルはコーティング施工前に"鉄粉除去"と、
"01磨きコース(以前施工の磨きランク)"にて下地処理後のコーティングとなります!
更に、以前施工時に"レジントップコート・コクーン(施工時ランク)"を施工頂いている場合は、
補修範囲だけではなく"丸ごと1台分の再施工"が各保険会社より認めて頂いております。
今回はやはりメンテナンスとして、
会員様専用メンテナンスの"リフィックス・コート"もご依頼ただいておりますので、
コーティング補修範囲はレジントップコート・コクーンで、
それ以外の部分をリフィックス・コートにて施工させて頂いております。
トップコートととして違うトップコートを使用することとなってしまいますが、基本成分が似たもののため、
意匠性も滑り性も違和感などはまったく出る事はありません!
尚リフィックス・コート施工範囲につきましては、
鉄粉除去後に"スケール・リムーバー"による水染み除去もご依頼ただいておりましたが、
こちらのオーナー様ご自宅に純水製造機を設置されていますので、
施工から2年経過していますが極々軽度の水染みしか出来ておりませんでしたので、
完全除去出来ました!
驚くべきは、
洗車傷すらほとんど入っていないことです。
これには私も、
相当ビックリです!
LEXUS レクサス CT200h "version L"
(ZWA10-AHXBB)事故補修&メンテナンス終了
新車のごときになりました!
ただし悲しいのが、折角のBBSホイルが、
何本もアルミを擦ってしまいかなりのガリ傷が付いてしまっている事・・・
ブレーキもブレンボに交換されていますので、
人目を引き易いですからこれは一寸直したいところです!
とは言え、
恐らくは10万円位は掛かってしまうでしょうから、
恐らくはオーナー様も迷われているのでしょう。
ただ、
私も昨年足車のベンツのホイル以前からガリ傷が気になっており、
古い車故余計にぼろく見えてしまい何とかしたいとは思っておりましたが、
思い切って修理をしてみると車への愛着復活しました!
それまでは、
半年に1回くらいしか洗車しませんでしたが、
今では月に1回は洗車するようになりましたし。
この度も、陸送までしてのご入庫、ありがとうございました。
然し本文でも書かせて頂きましたが、ボディの状態の良いのにはほんとにビックリいたしました。
ただし、この鉄粉付着の凄さは別の意味でビックリです。
確か環境的に鉄粉浮遊量が多いと仰っていられたと思いますが、メインのランクルも同じ状態だとしたら、一寸対策考えられたほうが良いかもしれません。
バイクに釣にとお忙しいので、なかなか時間が割けないでしょうけれど、お求め頂いているクリーナーで除去してみてください。
今回の台風を境に一気に秋の気配が訪れてくれると良いですが、まだまだ残暑厳しいなか、お体をご自愛ください。
会員クラス:プレミアム会員
車輌クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース(保険支払い)=グラスコート・アルティメット ハイブライテンズ ガラスコーティング(フロントバンパー・左右フロントフェンダー)
磨きコース1(保険支払い)=02パーフェクト・ソフト磨きコース(色付き交換フロントバンパー=傷取り・超鏡面仕上げ)
磨きコース2(保険支払い)=01パーフェクト・ソフト磨きコース(隣接パネル=グラデーション磨き=軽度の傷取り・超鏡面仕上げ)
オプション施工1=鉄粉クリーニング(保険支払い=フロントバンパー・左右フロントフェンダー 自費施工=保険対象外パネル)
オプション施工2(保険支払い)=レジントップコート・コクーンSTD(保険コーティング範囲)
オプション施工3(自費施工)=スケールリムーバー(会員メンテナンスコース=保険コーティング範囲外)
オプション施工4(自費施工)=リフィックス・コート(会員限定メンテナンスコース=保険コーティング範囲外)
外注施工(保険支払い)=部品交換(フロントバンパー色付き・グリルモール)
施工料金(自費施工):86.320円税込み(プレミアム会員料金・保険免責分含む)
施工料金(保険支払い):非公開
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