2018年10月20日公開|メルセデスベンツ
昨年初夏にメンテナンスさせて頂きました会員様ですが、
ここで心機一転今迄お勤めだった超巨大優良企業をお辞めになり、
中小企業に転職なされたそうです・・・
何故???
普通はそう思ってしまうのですが、
ここで役職定年になり大幅に給料が減額になってしまいますし、
その後数年で定年も来てしまう事から、中小企業に転職することによって、
定年までの期間に役員になることで、
定年時期も延びますし給料自体も高額キープが可能になるという賭けに出られたそうです!
私の友人は、
真逆の考え方でここで役職定年を迎えることで退職してサンデー毎日になるそうです・・・
彼は昨年癌の手術を受け、
その後再発しましたが、
抗癌治療と弊社の特種水により一応今は癌は消滅しています!
この病気以前から、役職定年退社をすると言ってはおりましたが、この当時はまだ退職後再就職の意志はありましたけれど、
今はないようです・・・
再度の再発を警戒し、
残る寿命が少ないことを前提に、
毎日をだらだら過ごしたいようですが、
こんなことしてれば余計再発してしまうのでは?
と私は思ってしまいます。
サンデー毎日でも、
何か打ち込めることや趣味に没頭でもしていれば違うのでしょうが、
彼無気力・無趣味ですので、
目が覚めて→朝食→だらだら→昼食→だらだら→夕食・晩酌→だらだら→就寝
これでは、
生きているからとりあえず生きている・・・
みたいになっちゃいます。
数日間なら良いですが、これずーっと続くと思うと、
私は逆に死にたくなっちゃいます・・・
私自身も仕事以外で強く興味を持つことや打ち込めるようなものはありませんので、
目的を持って生きるためには、
とりあえずここでの京都出店で68歳迄借金返済続きますから、
否応無しに働きます!
問題はこの責務終了した68歳から先は、
生きているからとりあえず生きているにならないように、
今の内から68歳以降の人生目標を模索します。
オーナー様のお話に戻ると、ここで再施工に踏み切られたのは、
再就職を機会にこのお車を永く乗られる決意をされたそうですので、
どうせ乗り続けるなら綺麗な状態で乗り続けるために決断されたそうです!
ここで人生最後の新車として買っても、
今の車はつまらないですから、
どうせならこのお車大事に永く乗られる選択は、
私は正解だと思います。
又、
絶対安定を捨てて、
人生晩年の賭けにでられた行動も、
1回こっきりの命・人生ですから、
アグレッシブに生きようとする姿勢は応援しちゃいますねー
前回のメンテナンスより1年一寸ですが、
もうこんなに鉄粉付着してしまっています・・・
現在東京にお住みですが、
今迄はたまに週末乗るくらいで露店駐車状態で放置されていて、
たまに洗車機で洗われる程度だったそうですので、
逆に頻繁に乗られる以上に鉄粉は付着しやすい状態だったと言えるでしょう。
“鉄粉クリーナー”をかけると、
途端にリブからも入り込んでいた鉄粉たくさん溶かされて流れ出してきます・・・
今お勤めの会社は車通勤だそうですので、
これで使用頻度も上がり洗車頻度も増えるでしょうから、
今回からはここまでの鉄粉付着はしなくなるでしょう!
洗車傷など線傷は非常に少ないのですが、
いかにせよ露店放置期間が長いため、
イオンデポジットはビッシリ付着してしまっていますが、
クレーターに進行してしまっている感じはありません!
これ結構不思議?
考えられるのは、まずはボデイ色がシルバーですので、
降雨後の水滴乾きがゆっくりですから出来にくい!
洗車頻度が低いため、
水道水や地下水などのミネラルを洗車で付着させてしまうリスクが低い上に、
洗車機オンリーですので濡れている時間が短時間のため洗車中の乾きが殆ど起きない。
等でしょう。
とは言え、
イオンデポジットは塗装以上の硬度があり、
下手をするとコーティングよりも硬いものにもなり得ますので、
傷からすれば01スタンダード・ソフト磨きコースでも十分対応可能ですが、
問題はこのイオンデポジットが恐らくは01スタンダード・ソフトのファーストポリッシュでは、
取り切れない・・・
其れは、バフ自体の目の柔らかさによるもので、
もっと粗い目のバフが必要になりますので、
今回は02磨きコースとしますが、
理想的にはスタンダード・ソフトですけれどご予算の関係もありますから、
今回は多少の妥協もして“02ライト磨きコース”となりました!
スタンダード・ソフトとライトでの違いは、
ライトでは最終仕上げのポリッシングがはぶかれますので、
端的に言えば艶のレベルが下がります・・・
ただし、このお車は既に弊社で1回磨きを行なっていますので、
極端な艶の不足感は感じないでしょう!
と言うのは、磨きは繰り返されることにより、
塗装グランド(柚子肌)がより滑らかな幅の広い波に代わっていきますので、
顕微鏡レベルでの仕上がりの粗さがあっても、
塗装グランドが緩やかになることでほぼ相殺されてきます。
ただし、この理屈は濃色車では当てはまりません・・・
スキーにいかれようとしたのでしょうか?
ルーフキャリアの脱着の際ルーフレールに接続される4箇所の金具で、
ガッツリ4箇所とも下地到達の傷を入れられてしまわれています・・・
たぶんお一人での作業だったのでしょが、
事前に該当個所に、
マスキングしておくなりクロスなどを敷いておけばこのような事は避けられました!
面倒臭いとか、
大丈夫だろうが、
このような事になってしまいます・・・
これ完全にするには塗装となりますが、長期的に絶対性のある塗装をするとなると、
フロントガラス&サンルーフ脱着となりますので25万円くらい掛かっちゃいます・・・
オーナー様其処まで拘られるつもりはありませんので、今回多少でも改善できればとのことで、
“スポット磨き”4箇所でのご依頼を頂きました!
ただし、
既に完全に鉄板まで到達している部分が殆どですので、
傷自体が無くなることはなく、
傷の断面を広げてあげることで、
多少判りづらく出来るレベルに止まりますが・・・
上記したように鉄板まで到達していますから、
当然傷自体が無くなる事はありませんが、
傷の量は減少出来傷断面が広がり滑らかになることで、
多少の見た目の改善にはなったかな?
残念ながら流石に殆ど判らないには至っておりません・・・
先日もとある常連様から焦ってTELがあり、
上着のポケットにドライバーを入れたまま作業をしていて、
気付いたらそのドライバーの先でボンネットに深々傷を入れてしまった・・・
弊社に訪れやはりスポット磨きを行ないましたが、
20μ研磨してもみた感じではさらに20μ位の傷の深さが残っていますが、
流石にこれ以上クリアを切る事は危険この上ないですので、
「今度飛び石でも食らった際に再塗装しましょう!」
と言う事で、我慢していただきました。
これ等結局はご自身の不注意ですから、
面倒と思っても“石橋をたたいて渡る”的な注意深さは必要ですね!
“後悔先に立たず”と言いますが、
多くの事象では慎重さは重要ですけれど、
人生の大きな岐路・転機に差し掛かった時は石橋叩いているうちに、
タイミング・チャンスを逃してしまうことも有りますから、
慎重さと行動力(積極性)はバランスが難しいです・・・
前記していますが、
初回施工から2年以上が経過しているにも関わらず非常に傷は少ないです!
ただし、
ピラー部の練りプラの受けている水染みダメージはかなり悲惨ですね・・・
練りプラ部分はコーティングの長期密着に必要な官能基が殆ど存在しないため、
どうしても短期的にコーティングは剥離してしまいます・・・
その為練りプラ自体が露出してしまいますから、
どうしてもこうなりやすくなってしまいます。
新車であれば傷みがない状態で、
“ラジカル・コーティング”で下処理を施すなり、
“ペイントプロテクションフィルム”でガードしておくなりと言う方法がありますが、
既に傷みを生じてしまっている状態(使用過程車)では、
ラジカルコーティングも効果は持続しませんし、
ペイントプロテクションフィルムよりは完全に下地が見えなくなる、
カラーラッピングフィルムやカーボンフィルムで隠してしまう方法になってしまいます・・・
傷自体の処理能力は、02ライトも02スタンダード・ソフト磨きコースも、
変りませんから、
殆どの線傷の処理は出来ました!
イオンデポジットは、
何故かフロントフェンダー前半分がクレーター化してしまっていたために、
この部分だけは完全とはいかず、
改善のレベルに留まりました・・・
理由は今もって判りませんが、
以外とその様なお車多いです?
ピラー部の練りプラもやはり侵食されたクレーターになって来てしまっていますので、
改善率は70%くらいでしょうか・・・
トップ部分のイオンデポジットは、
改善率100%完全除去できました!
施工中私の友人であり倶楽部メンバーのポルシェ乗りの、
煩方訪れてこのお車をみて、
「これ新車?」
と言うくらい、
表面処理の状態は綺麗な柚子肌感と艶になっていました!
彼自身の3.500万円の車ですらろくに洗いもしませんが、
事他人の車の批判だけは煩いのです・・・
やれ傷があるだの、
チリが何ミリ合っていないだの。
自分の車には無頓着なくせに、何故他人の車がそんなに気になるのかが?
社長と言う職業病で、
自分の事は置いておいて、
他人の事は重箱の隅突きたくなるのですかねー
それよりは、
”人の振りみて我が振り直せ”じゃないですか!
Mercedes-Ben メルセデスベンツ CLS550
4マチック シューティングブレーク(DBA-218991)コーティング終了
スポット磨きが完全に出来なかったのは、
心残りと言うかしょうがいないですが、
全体的には良い感じで仕上がりました!
毎回わざわざ東京からお越しいただいているだけの価値は付加出来ていると、
自負しています。
自信過剰ですかね・・・
私の場合人としてのバランスが悪く、
自信過剰部分とコンプレックス部分とが極端です・・・
自信過剰部分では調子に乗りすぎて事を壊すこと多いです。
コンプレックス部分では、
卑屈になり過ぎてイジケとなりやはり事を壊すことが多い。
子供時代からよく言われてきましたが、
中間部分が欠如している・・・
つまり、
勝ちor負け・好きor嫌い・善or悪・やるorやらないets
この精神構造でありがちなのが、
固定観念が強くそれに思考や行動が縛られることで、
予想外の突発的事象に柔軟に対処が出来ない・・・
所謂マニュアル対応的な行動になりがちです。
ただし、
この仕事に関してはある意味その極端な性格が+に働いているような気がします!
今回は今まで施工の経験のないハイクラスコーティングで撥水をお望みでしたが、
候補はハイモース・コートとエクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュとなりますけれど、
エクセレントフィニッシュ・プレミアム ヴァンキッシュは基本洗車機専用コーティングですので、
オーナー様は洗車機オンリーですからこのコーティングも良いのですが、
「どちらが撥水力高いの?」
となるとやはり發油性まで併せ持つ、
“ハイモース・コート”となります!
問題はオンリー洗車機に対応し切れるのか?
ですが、
JISの耐磨耗試験500回をクリアーしていますから、
十分対応可能でしょうし、
専用のメンテナンスクロスにより、
撥水力が落ちてくればそれを使用することにより強力な撥水力を蘇らせることが可能です!
仮に完全にフッ素層が失われた状態になってしまっても、
残っているベースコートを軽く下処理(研磨)して、
新たなフッ素層を作ってあげることも可能です。
ただし弊社では、
ハイモース・コート発売当初国内5指に入る施工実績がありますので、
その後の施工車両の経年状態を観察してきたなかで、
弊社ルールとして施行不可車輌を制定しています。
施行不可車輌:
これ等該当車輌に関しましては、
オーナー様が施工をご希望なされても、
弊社ではお受けいたしません・・・
淡色車で露店駐車の場合も、
他のコーティングに比べ、
圧倒的に水染み付着が激しくなることを了承いただいた上での施工引き受けとなります。
つまり、ハイモース・コートは撥水・發油性という部分に関しましては、弊社トップエンドコーティングの、
グラスコート・アルティメット ハイブライテンズに並ぶ能力を持っていますが、
フッ素撥水のデメリットである水染み付着性の問題は非常に大きいですので、
基本的には淡色車・車庫保管車両限定コーティングと言えるでしょう!
この度も遠方より、わざわざお越しいただきありがとうございました。
然し、お持込の頂いた際、タイミングよく最終収穫のマツタケが届きましたので、おすそ分けできました事はラッキーでしたね。
お引取りの際に、ご自宅で早速マツタケご飯を作られたご感想を頂きましたが、弊社に届くマツタケは通の間では日本一と言われる川島・小野産ですので、ご感想通り他の産地のマツタケとはまったく違います。
昨年私は初めて京都高台寺の有名割烹で、世間的には日本一と言われる丹波産と大物で有名な秋田八甲田産を頂く機会がありましたが、やはり香り食感共に川島・小野産の方が上でした。
ご丁寧にお返しとしてお土産まで頂きまして、かえって恐縮です。
新たな職場での新たな人生の開拓に邁進なされておいでですが、お話させていただきましたように、ここで京都店も急転直下一気に工事まで進む段取りとなりましたので、吉とでるか?
凶とでるか?
今後の人生の岐路となる大博打ですが、○○様に負けぬよう何とか成功にもっていけるよう努力していきます。
面白いもので、話が頓挫してしまってからは、全てに対してテンションバリ下がりしていましたが、ここで一気にハイテンションに切り替わりました。
お互い、ここでの決断→結果が今後の人生ひいては老後が決まってきますので、頑張りましょう。
会員クラス:正会員昇格登録
車輌クラス:クラスX-1
施工コース:
コーティングコース=ハイモース・コート ガラスコーティング
磨きコース=02ライト磨きコース(程度良好使用過程車向け=傷取り・艶出し磨き)
オプション施工=部分傷取り磨き(スポット磨き×ルーフ4区画)
施工料金:221.226円税込み(代車使用無し割引―5%・淡色車割引磨き―5%・輸入車割増磨き+10% 適応・高速代バック別途)
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