2019年01月19日公開|トヨタ
昨年11月に新車での施工をさせて頂いた、
プレミアム会員様ですが、
年末にフロントガラスに飛び石を受けてしまわれたそうです・・・
そのため今回は、
ウインドウ交換&ウインドウコーティングの再施工でお越しいただきました!
ウインドウへの飛び石破損ではオーナー様によりその対処方法は大きく3タイプに分かれます。
となります。
1・新品交換をなされる方は、
車両保険に加入されていらっしゃり、
等級が高ければ1等級ダウン事故割り増しが1年で済ますから、
費用負担が小額で済むからという場合か、
破損程度が酷くそのまま乗り続けることが困難であるとか、
リペアを信用していない場合などでしょう。
2・リペアで済ましてしまう場合は、
車両保険に加入していなかったり、
等級が低く費用負担が多くなってしまったり、
ピンポイントの軽度の損傷などで交換していてもキリがないと考えるなどでしょう。
3・そのまま乗り続けてしまわれる方は、
よほど経済的に余裕がないか、
上記のように破損程度が軽度で痕跡程度は気にされない場合でしょう。
基本的にはオーナー様の考え方次第で可否は無いかも知れませんが、私の経験上や弊社提携先のガラス専門業者さんの考え方としては、
2のリペアの方法は最悪であり無駄銭と考えます・・・
その最たる場合は、
ほんの多少でもクラックが入っている場合にリペアをしても、
クラック自体が無くなる訳ではありませんから、
角度によってクラックは見えてしまいます。
つまりクラックが消滅した訳でもなく、割れた部分同士が一体かされた訳でもありませんから、
再度そこからクラックが広がるリスクは残ります・・・
最悪なのは、クラック視認ができる場合は、
基本的には車検は通りませんし、
厳密に言えば整備不良ともなります。
つまり一度修理代をかけて直しはしたけれど、
結局は交換しなければいけないと言う事が起これば、
リペア代は“捨て銭”となってしまいます・・・
そのため、弊社&提携先ガラス専門店さんでは、
ピンポイントリペア以上の破損の場合はリペアはお受けいたしておりません。
そのようななか、最近お問い合わせで多いのが、
弊社が取り扱っているウインドウプロテクションフィルムのクリアプレックスですが、
何故か国産の足車として使用している方からが圧倒的に多いです。
使用頻度が高いですから確かに破損率も高いからでしょう・・・
確かにクリアプレックスを張れば、
まず公道レベルでウインドウ破損はしなくなります!
然し検討されている方のほとんどの方に大きな勘違いがあります・・・
ですが、
特種な物ですので車種にもよりますが価格は想像の2倍でも無理です・・・
あくまでフィルですから、
ワイパーなどの使用率が高ければワイパー稼動部分にスクラッチが入り、
短期間でも特に夜間の視界不良に陥る可能性があります。
冬季屋外駐車で霜や積雪を除去するためにスキージーも一切使用できません・・・
又、
屋外駐車の場合常に紫外線を受け続けますので、
フィルム劣化も早くなってしまいます。
つまり、
施工対象車輌は趣味車など非常に稼働率の低い車が基本です!
若しくは、
稼働率の高い車でも1~3年毎の張替えランニングコストをかけることが可能な方となりますが、
であれば車輌保険に加入なされて新品交換されたほうが遙かに低コストで済みますし、
一般車ではやはり無駄な施工といはざろう得ません・・・
弊社の施工の基本スタンスは、
“無駄な施工をお勧めはしない”と、
“経済的に無理をしてまでの施工はお受けしない”です!
弊社も会社ですから売り上げが上がるに越した事はありませんが、
不必要・無理な施工をすれば必ずオーナー様の満足度が下がったり、
クレーム要因にもなる確率が上がりますので、
このような事を、
弊社の基本理念としています。
なんとスタッドレスタイヤのサイズが245/40R20!
しかもホイルもBBSですが、確か前お乗りだったレクサスのRX450hから転用したと聞いたような?
確かにスタッドレスタイヤですと、
サイドウォールが柔らかいですから、
高速走行ではこの車ですと、
特に重心が高い分安定性は損なわれますから、
ドライ路面での安定性は低扁平率の方が良くなりますが、
逆に雪道ではタイヤの柔軟性が無くなる分トラクションも掛が悪くなりますので、
駆動・制動性は損なわれます・・・
特に深雪からの脱出能力は極端に落ちるでしょう。
雪国での一般的若しくは理想的にはノーマルサイズのホイルより1in落とし、
高扁平のタイヤをはいた方が安全性は上がります!
例としては、
WRCのラリーカーですらホイルを守る意味も在りますが、
意外と高扁平のタイヤをはいているのは、
前記したような理由からです。
今回2ヶ月ぶりに拝見してビックリしたのは、
セパーレートベルファットの大径スリットドリルドローターに、
なんとブレンボの6パッドのキャリパーに換装されていることです!
いったい幾らすることか?
ですが、
一般道での制動能力すら不足するトヨタのブレーキで、
2t越えのこの車体となると高速道路で120km/hでは、
緊急時この車体では回避行動も却って危険ですから、
この様な止まれるブレーキは安心して運転できる保険ですねー
結構大きな石が当たったと思われる痕跡ですが、
これでよく割れなかったものです!
たぶんこのレベルになると、
飛んでくる石自体視認できていたでしょうから、
「アー、当たるー」
て、感じだったでしょうねー
私自身も昨年でジャガー・レンジローバー・アウディと、
3台も飛び石を受けてしまい、
交換しましたし、
既に今年もベンツに飛び石を受けてしまい来月くらいに交換する予定ですが、
こう言う事のために全車車両保険に加入していますし免責0の20等級ですから、
経済的な心配なく交換可能です!
ウインドウガラスの交換作業は、
弊社提携先のガラス専門店に弊社出張で作業していただいています。
交換作業中に気付かずにボディなどに傷を入れてしまわないように、
危険と思われる部分には保護フィルムをきちんと張って作業は行ないます!
意外と普通のガラス屋さんは、一般顧客やディーラー外注での仕事が多いため、
無神経な作業を平気で行いますし、特にリペア等では、
「これでリペア仕上げをしたといえるの・・・」
と、
いうくらい作業自体が雑な所が残念ながら殆どです・・・
新車時の施工として、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”を施工いただいておりますので、
施工後納車日より3年間は保険修理においては、
保険賠償修理対象となりますから、
今回交換したフロントガラスに再施工いたします!
入られている保険会社や保険タイプにもよりますが、1年以内若しくは更新前ですと同じような事例や事故での使用の際、
免責金が強制的に負担させられることが多くありますので、
今後は今迄以上に安全運転に気を使う必要がありますね。
ちなみに、飛び石事故でも相手車両が特定できる場合は、
警察でも事故扱いできますので、
相手方の賠償責任は追求可能です!
但し、
恐らく本人にはほとんどの場合自車が飛び石で他車に損害を与えてしまった認識はないでしょうから、
ほぼ認める事は無いです、
証拠としてドラレコ等にはっきりとした証拠性が確認可能な場合に限られます。
新年早々ご入庫頂きまして、ありがとうございました。
とは言え、いきなりのこの新年の始まり方は、不本意とは思います。
けれども、ものは考え方でこれにより、今年一年の厄を全てこれで落としたと考えれば、災い転じて福となすとも言えるでしょう。
懇意にしてくだすっておりますので、お引取りの際は京都店オープンのストレスお聴きくださりましたが、奥様が京都旅行を切望されているとのことでしたので、プレミアム会員昇格プレゼントのホテル宿泊がまだ未消化ですので、エクシブ八瀬離宮にお泊りになり、私お勧めの高台寺付近の料亭でご夫婦水入らずの食事などいかがでしょうか。
但し、どちらも予約タイトですので2~3ヶ月前には事前に打診してください。
今年一年、又良い1年でありますように。
会員クラス:プレミアム会員
車輌クラス:クラスX-2
施工コース:
オプション施工=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロントガラス×ライトポリッシュ)
外注施工=フロントウインドウ&左右サイドモール交換
施工料金:保険会社支払いのため非公開
メーカー別
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