2019年04月06日公開|マセラティ
今年も定例冬季入庫頂きました新潟県からのゴールドプレミアム会員様です!
昨年までは、
ご入庫回数・総施工金額共にダントツ1位を10年以上保たれておりましたが、
ついに今年その座を奪われてしまわれました・・・
先日もTELでお話させて頂いていました折、
「フェラーリの458が欲しいな!」
見たいなお話ありましたが、まず買われる事は無いでしょうし、
買う必然性も無いでしょう・・・
と言うのも、
まずは経営なされる会社の以前のドル箱事業も今は殆ど休眠状態ですし、
現在のメイン事業も大幅に縮小されましたので、
以前のように、
ベントレーだのランボルギーニだのをポイポイと買える余裕は無くなられています・・・
昔からゲコでしたので飲酒や夜更かしする訳でもないのですが、
私より多少は年齢お若いにも拘らず、
視力特に動体視力の低下は顕著ですし、
基本体力自体も相当低下されてしまっています。
そうなると、600PS近いパワーを誇るスーパーカーを買われても、
所謂宝の持ち腐れになってしまいますし、
それは物欲・金力自慢にしかならない・・・
確かに持てるパワーを引き出して乗らなくとも、
楽しみ方はありますし、
現に弊社の常連様方にも、
老齢でありかっ飛ばすわけでもなくそのようなお車を趣味として楽しまれている方は複数おいですが、
この方の今までの車の乗り方はバリバリギューンキキィーゴリゴリ見たな事で楽しまれていましたから、
いまさらスーパーカー?
と私は思ってしまいます。
実際私自身もこの方の現状に近い理由でスーパーカー・スポーツカー卒業しましたので、
もうこのマセラティだけで十分でしょう!
このマセラティも10年くらいお乗りで、
走行距離ももうじき10万キロに達しますが、
こんなところも私と似ていて、
この時代までの完全ハイテク化する前の車で無いと駄目とか、
大排気量NAしか嫌だとかの絶対拘りあられますから、
部品調達が可能で修理可能な間は、
総てをこのマセラティに注ぎ込みましょう。
私も、ベンツ・ジャガー・レンジローバーでお供いたしますから!
私の場合は、
その前に経済的継続不能に陥る可能性ありますけどね・・・
「止めようよ・・・」
と、忠告繰り返してきましたが、昨年ついに社外マフラーの、
パワークラフト製ステンレス・バルブ付マフラーを装着されてしまわれました・・・
確かに私もマセラティには、
大西ヒートマジック製のチタン・バルブ付マフラー装着したり、
ロータス2台とも触媒なしのレース用直管にしていたりしましたけれど、
それ装着したころはまだ40代でしたから、
爆音響かせて走っていても恥ずかしくは無かったですが、
売却するころには結構走るの恥ずかしかったです・・・
みたいな忠告無視していざ装着されてみたら、
「スポーツモードでバルブ全開にすると、とても恥ずかしくて一般道では乗れないし、
高速道路だとあまりの爆音で抜かれた車がビックリしてふらついてしまう・・・」
「結局バルブ開けては走れない・・・」
だから言ったのに。
結局バルブ閉めて乗るのであれば、ノーマルマフラーでスポーツモードバルブ全開のほうが、
中速トルクもあるし音質も品性があるでしょう!
私もオーナー様も既に老人域に足踏み入れている事を考慮しないとね。
先日レンジローバーのマフラー穴開いてしまい、
マフラーオール交換となったのですが、
純正無しでバックオーダーも終了との事で冷や汗かきましたが、
国内にスポーツマフラー1セットだけ在庫があるとの事で、
どのような音量なのかも判らず装着してみると、
意外と静かでV8の低音が強調されるレベルで、
老人でも恥ずかしくなくほっとしました!
けど、
ステンレスマフラーなので、
大きな太鼓がキラリとするさまは結構気に入っていますが、
年齢鑑みてこのくらいにそろそろ落ち着きましょう。
そんな訳で、
せっかく100万円近い大枚叩いて装着したマフラーですから、
煤汚れや腐食からは守りたい!
との事で、今回マフラーエンドへの、
“ラジカル・コーティング+メッキ専用ガラスコーティングWコート”の、
会員様専用施工を行いました。
この施工は、
以前のノーマルマフラーでも行ってありましたが、
その効果のおかげか?
10年・10万キロ走行でも、
マフラーエンドは何時も輝いていました!
上記したようにこの施工は会員様のみ施工可能なサービスですので、
基本ご新規専用としてオープンいたします京都店では器機常設いたしませんが、
会員様で京都施工をご希望される際、
事前に施工希望をお伝えいただければ器機を京都に持ってまいります!
珠に、
「ラジカル・コーティング会員以外でもやってもらえない!」
とご相談、非会員や業者さんから受けますが、
決め事ですので特例はありません!
ご存知のように、
私因業ですので・・・
お車購入されて初回施工時に貼り込まれたドアカップのプロテクションフィルムですが、この当時の使用フィルムは、
今では使用していないルーマーだったと思います?
この当時のプロテクションフィルは、
どこのメーカーのものでも耐紫外線劣化対策が不十分で、
何年かするとどうしてもこの様に曇って白濁してしまいます・・・
特に、劣化して表面のフレキシビリティーが失われると、
傷も入りやすくなりますので、
この様に傷の入りやすいドアカップは特に目立ちます。
何年か前から気になっていましたので、
今回ドアカップとサイドミラーのフィルムを剥いで、
ドアカップのみ新たに貼り直しをする事となりました!
但し、
旧フィルム除去は有料施工となります・・・
今回使用するフィルムは、
当然“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム・アルティメット”となりますから、
これから同じ年月使用頂いたとしても、
今回のような劣化をする事はありません!
多分車自体の寿命まで、このまま行けるでしょう。
毎回再施工いただく折には、ボディにご指定頂いたガラスコーティング剤で、
この部分もガラスコーティングはしてきておりますが、
熱のこもる場所ですからカバーのPP自体の劣化も進み、
ボディ用ガラスコーティング剤では長期の艶の確保が難しくなっているとの事で、
今回はこの部分のみ“樹脂クリア”にて施工いたしました!
樹脂クリアといっていますが、
決して塗料ではありませんが、
ガラスコーティングと言えばガラスコーティングなのですけれど、
拭き上げ終了後の質感はクリア膜が出来たような表面皮膜となるため、
あえてクリアと命名しています。
通常のガラスコーティングと違い、
この様な未塗装樹脂でも吸い込みをされないため、
素材の劣化促進のデメリットも無く、
表面に膜を張ることにより、
耐紫外線性も上がり素材の紫外線や水の浸透による劣化も防げますし、
何よりも長期間艶の持続が可能です!
弊社のお客様ではごく一部の方しか使われていませんが、
油性の樹脂艶出し剤は確かに安価でDIYでの施工も簡単ですが、
一度油脂で施工をされてしまわれますと、
それ以後ガラスコーティング溶剤での施工は不可となります・・・
“鉄粉クリーニング”で溶け出した鉄粉を見ると、
洗車頻度からしてやはり鉄粉付着量は多目です・・・
お住まいは新潟県ですが、
どうも北陸から日本海側は地下水の鉄含有量が多いようです。
融雪として地下水を散水している地域の道路が赤く染まっているところは、
地下水の錆であのようになっているそうですから・・・
10年近く毎年冬季には再施工かメンテナンスの施工頂いておりますが、
今年は再施工です!
弊社に来店初めの頃は、
1年経つとかなり見るも無残な傷&水染み(イオンデポジット~クレーター)となってしまっておりましたが、
この最大の原因は週に1回は必ず手洗い洗車をするという、
所謂洗いすぎが最大の原因でした・・・
洗車道具の改善もご指導しつつ、
何よりも洗車回数を少なくして頂くように改善を重ねる毎に、
年々1年後の状態は改善はされてきてはいました!
更には昨年ご自宅に純水製造機設置されたとの事で、
劇的に水染み付着はなくなりました。
このご相談受けた際には、
価格があまりにも安いので正直水質データー数値的にはそれなりの数値が提示されても、
実際にはそれほどの効果は無いのでは?
見たいに思っておりましたが、現車確認してみると、
その効果は絶大ですね!
家庭用みたいな純水製造能力ですから、
MAX1日1台分しか純水は作られないようですが、
ご自身の車のみに使用されるのであればこれで十分です。
「お前も買え!」
と言われるのですが、
業務使用となると同じスペックではちょっと厳しいですし、
長野&京都と2台購入となると、かなりまとまった金額となってしまいます・・・
京都店予想以上に予算オーバーしていて、
会社・私共に僅かしかないキャッシュフローも総て吐き出しとなってしまいますから、
本年度の購入は無理ですね。
今年一年、
飲酒とタバコを止めればそのキャッシュフローで購入可能ですが、
まずは止めれるかのハードル相当高いですし、
こういうお金はなかなか残っていかないんですよねー
オネイ以外には殆どお金使っているつもりは無いのですが、
なんとなくお金消えていきます・・・
但し傷に関しては、
洗車頻度を落とした分明らかに傷入れ量は減少はしていますが、
とは言いつつも私が目標とするレベルには達していません・・・
道具も洗車スキルも素人としてはかなり上級者と言えるでしょうが、
洗車環境が露天で防風設備が甘いですから、
どうしても洗車中に埃を呼び込んでしまいます。
それと、
このお車セキュリティーや電子装備の電力消費量が多いため、
車庫駐車中は常に専用充電器で充電されていますから、
どうしても静電気が強くなりますから鉄粉付着量が多くなり鉄粉を巻き込んでの洗車となり、
傷を入れてしまっている可能性が高いでしょう・・・
毎年ここは必ず深い傷且つ長い傷が入っていますが、
車庫内をお父さんが移動する際、
ここで車に手を付いてしまうとか・・・
老いていれども家長ですので、
通行禁止には出来ないようですが、
今日日この様な家長絶対性を守れている家は少ないですから、
日本の伝統を重んじる貴重な家といえるでしょう!
流石、
上杉・直江家の家臣の末裔だけありますわー
しかし、
オーナー様独身ですし男兄弟もあられませんので、
名門もここで絶えてしまいます・・・
私の家は、
清和源氏馬場家傍系血筋の小笠原家家老傍系家督の19代となりますが、
親族からは過去最悪の当主と言われ、
孫が20代目当主となるとしても、
更なる没落は確実。
お祖父さんの代(明治)から没落が始まり、
切の良いとこで20代(令和)にて絶門・・・
私の35年来の友人に雑賀水軍領主を父とし、
住友財閥長女を母とする日本でも有数の名門で、
若い頃には絶大なる栄華を誇っていましたが、
数年前お父さんが亡くなり同時期に友人の会社も倒産し、
遺産相続のごたごたもあり、
広大な敷地であった神奈川の邸宅も半分売ってしまったとか・・・
先日の話では、
「残りも売却する事になるだろう・・・」
見たいな話でしたが、
こちらのオーナー様と同じで独身であり他に家督相続者もいないため、
25代にて雑賀水軍滅亡だそうです・・・
先日もあるTVで、
平安時代から25代続く鬼頭家滅亡だそうですが、
経済的没落は栄枯盛衰で世の常ですから仕方ないとしても、
少子化や結婚しない事で家督相続者がいなくなり絶門は、
今の小家族性時代の悪しき副産物ですねー
今までより傷自体は少ないですから、
全体の磨きは“02スタンダード・ソフト磨きコース”にて行い、
取りきれないと思われる深い傷で目立つもののみ追加で“スポット磨き”にて除去していきます!
このフェンダー部分も、
お父さんがつけてしまったベビースターラーメンのような細かな深い傷と、
前後方向に30cm程の長さの傷が同一箇所で混在していますので、
旨く1区画で処理を試みます。
スポット磨きにて、
ほぼ傷底面に近い部分まで傷処理をして、
微妙に残してある傷の最後の部分は、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”にて処理をして、
当然オーロラが出ないように磨き上げます!
スポット磨きで完全に傷を処理しきらないのは、
スポット磨き自体でポリッシャー傷入っていますから、
既存傷を取りきりそこからスポット磨きポリッシャー傷を処理すると、
無駄な研磨厚が出てしまうため、
この様な方法を取りますが、
そのさじ加減の判断はかなり難しいです・・・
プロと標榜しているポリッシャーマンが1.000人いたとして、
それなりの深度の傷を取れるスキルのある人はそのうちの1割100人程度でしょう。
その中で、
上記したように無駄な研磨厚を避けて磨ける人はその一割10人位・・・
更に、
ハードな研磨して、
周囲との柚子肌グラデーションを取りつつソリッドブラックでオーロラが無い様に(傷隠蔽コンパウンドやブラックコンパウンドを使わず)磨ける人は、
果たして何人いることやら?
軽い磨きであれば、
ソリッドブラックでもシングルポリッシャーのみでオーロラ無しの仕上げが出来るだけの技術力が無ければ、
私はプロのポリッシャーマンとは言ってはいけないと思うのですがねー
オーナー様ここに傷が集中して入っているのは認識はされていましたが、
何時何所で何故傷が入ったかは覚えが無いとか・・・
オーナー様建築関係の会社を経営されていますが、
このお車で鉄工所や現場行っちゃいますから、
そりゃーこの程度の傷は入れられるリスクは十分あります。
数年前には、
トラックが開けたドアにかなり派手にぶつけられた事もありますし・・・
このときぶつけたトラックはしらばっくれて逃げてしまっていましたが、
後日出入りしたトラックを調べている事が何処かから知れたのか、
駐車していた鉄工所の社長が代理になり弁償した経過がありましたけれど、
この弁償が無かったらトラックの運転手今生きていられたかは?
これがきっかけは知りませんが、
今では衝撃感知駐車監視機能のドライブレコーダー付いていますから、
もう自首してこなくても捕まえる事可能ですね!
くわばらくわばら・・・
この部分はフロントフェンダー先端部とフロントバンパー右後端部ですが、
おのおの1区画となりますので2区画のスポット磨きを行います!
この様な部分はエッジがありますから、
相当慎重に磨いていかないとエッジの塗装をペロリと言う可能性が高いです・・・
特にバンパー側の磨きでは、
傷がエッジにくっついているものもありましたので、
時間を掛けて慎重に磨きますが、
材質がPPですので、
研磨力が逃げてしまい磨きが強く行えないのですが、
繰り返し磨いていて、
塗膜温度が上がると一気に研磨進行したり、
塗装剥離する場合もあります・・・
既にフロントバンパーは再塗装されていますから、
そのようなリスクは倍増します。
結構やりたくない作業ではありますが、
とは言え依頼されてしまっていますし、
長期預かりですから焦らず慎重に行った結果、
100%になったと思いますが、
何せ裂かれたような飛び石痕も多くありますので、
視覚的には100%回復とは感じないかも?
同じく右フロントフェンダーも同じ症状が見て取れますので、
今年の冬の入庫前にこの2パネルは再塗装してからの方が良いでしょう!
左のフロントフェンダー後端部と左フロントドア前端部も、
固まって傷ありますが、
多分ここもお父様の側方通過中につけた傷ではないかと?
過去に大病をされていて、
歩行に後遺症が残られたとの事ですから、
ふらつかれてしまったときに車に寄りかかってしまったり、
服の金具で傷入れてしまったりはあるでしょうねー
ここもやはりエッジを挟んでの傷入れ区画となりますが、
横長に広がっていますからこれは本来であれば2区画に相当しますが、
今回は1区画としてスポット磨きを行います!
ここの傷が今回で一番深い傷でした・・・
やはり金属で削られたようなエッジにギザつきのある傷でしたが、
普通の圧縮傷と違うのは、
磨いている最中のポリッシャーから伝わってくる振動が細かな振動になりますので、
傷の入り方が大体想像が付きます!
程度の問題はありますが、
左側方の傷入れの問題は何か解決策を考えたほうが良いと思いますが、
車庫内のクリアランスは改善は難しいですから、
車庫外部に通路確保(歩道)を作るしかないでしょうねー
これもやはり左側のトランクの傷・・・
側面からちょっと距離ありますから、
これは小柄なお父さんでは手は逆に届かないでしょうから、
オーナー様は気づかれていない傷でしたが、
恐らく犯人はご自身の洗車でしょう。
堅いゴミや大き目の鉄粉噛み込んで、
ちょっとプレスを強くグイとクロスやセームを動かせば、
この程度の傷は十分入ります・・・
このお車ではどんなガラスコーティングをしたとしても、
洗車機洗車は無理ですから手洗いしかしょうがないですが、
1回洗車をするごとに傷入れしていくリスクは、
ソリッドブラックを選択してしてしまっている以上宿命ですね。
この程度の傷は03スタンダード磨きコースでも除去は可能ですが、
価格的問題はさて置き、
全体に行ってしまえば不要の研磨をする部分が多くなりますから、
部分的に散在してしまっている深い傷がある場合は、
スポット磨きで追う事が理想です!
区画数・車両ランク・割り増し割引にもよりますが、このお車の場合で言えば、
今回は価格的にもスポット磨きでの対応のほうが安価に済みました。
今までと違い水染み(イオンデポジットクレーター)の、
ほぼ形成0でしたので、
このお車の過去の施工と比較して、
一番楽に磨く事が出来ました!
オーナー様のたってのご希望により、
昨年導入の新型ポリッシャー1台と新型バフ2種類と新規コンパウンド2種類を、
新たらしく組み入れて磨いてみましたが、
マッチングはバッチリでした!
本当なら、
最終仕上げにやはり昨年導入した仕上げ用シングルポリッシャーを使ってみたい気持ちもありましたが、
このお車は総てのパネルが強めの三次曲面持っているソリッドブラックですので、
一寸オーロラリスク高くなりますから、
今回はそこまで冒険は止めておきました・・・
今年このポリッシャーの習熟度を上げて来期の冬の施工では使ってみようと考えています!
このポリッシャー使いこなせるようになれば、
今までより確実に仕上がり感は上がり艶は柔らかみを増します。
既に淡色車やパネルが比較的平滑なお車では使用しています!
MASERATI マセラティ エグゼクティブGT オートマチック
(GH-MQP)磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
とある常連の方がこのお車見て、
「この車やけにたくさん走っていますが、結構安いんですよね?」
とやけに見くびった発言をされていましたが、
実際今お乗りのお車の市場価格と比較すれば確かに安いです・・・
しかし車の価値の見極め方はそういうものではないのです。
単純にこのお車を維持していこうとすれば、
修理・部品交換で年100万位のコストは覚悟しなければなりませんし、
指定タイヤレベルを履けば約5.000~8.000km交換で16万位しますし、
燃費もせいぜい5~6km/Lですので、
相当の経済力が無い限り維持は出来ません!
更にはこの当時までは昔のビトゥルボの性格を色濃く残していますので、
かなりのテールハッピーの設定ですから、
トラクションコントロールONの状態でも乗り方誤れば簡単にテールスライド~スピンに陥ります・・・
つまり、
経済力と運転スキル両方が両立していないと乗りこなせない車ですし、
イタリア本国ではマフィア幹部・企業家・貴族の為に造られた車ですから、
乗り手のオーラが無ければタダのチンドン屋になってしまいます。
ライフスタイルも重要で、
大手フランチャイズフード店・ビジネスホテル等もっての外・・・
きちんとしたレストラン・料亭・シティホテル・老舗旅館等が出没先!
当然服装もジャージ・サンダル・安物スニーカー等もっての外で、
革靴・ブランドスニーカー・ジャケット・スーツ・ブランドカジュアルでなければ、
まったく釣り合いが取れません。
判りやすく言えば、
レクサスなら大衆的でも十分ですが、
センチュリーで大衆的では可笑しいでしょう?
数は少ないですが、
このマセラティのように市場価格は安くとも、
乗るか方を選ぶ車はあります。
私の個人見解ですが、
旧車でジャガー・レンジローバー・ベンツ124・ボルボ240・ベントレー等は、
今でも決して庶民の車ではなく、
紛れも無く高級車です!
今の若者の多くは、
価値や高級と言う価値観が育っていません・・・
生活がフェイクとギミックに覆われていますから、
本質がどうなのか?
よりも、
パット見の高級感で満足してしまいます・・・
食の拘りも、何が美味しいものなのか?
ではく、
イメージや味が強ければ旨いみたいな・・・
親や祖父母からそのような事を教えてもらわずに育ってしまっているのでしょうから、
今更そのような感覚は身につかないと思いますので、
“井の中の蛙大海を知らず”で人生終えると思うと可哀想な気もしますが、
逆に知らないから幸せなのかもしれませんねー
今回ガラスコーティングは、
最高ランクのグラスコート・アルティメット ハイブライテンズを初めご希望されましたが、
過去グラスコート・アルティメットとブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッドは、
私的には結構自信を持ってお勧めして施工いただいた結果不評でしたので、
今回もお勧めして不評ですと結構ネチネチと愚痴を言われる性格ですから、
私からはノーコメントとし、
私の足車に施工しているのをご覧になって頂き決めて頂こうとしましたが、
迷うばかりで結果が出ません・・・
「過去施工した中で、
“マーベラスフィニッシュ・プレミアム”が一番意匠性的には気に入っているんでしょう?」
「気にっているものが良いと思いますよ!」
と言えば、
「高いもの勧めて文句言われるの嫌だから、
無難なところで妥協させようと思っているだろう・・・」
「その通り!」
と言う事で、
結局“マーベラスフィニッシュ・プレミアム”となりました!
いつも4月の中旬近くにお引取りでしたので、
そのつもりで工程組んでいると、
「今年は雪も少ないから3月16or17日に取りに行く!」
とTEL頂きましたが、
「まだ磨き終了しただけでそれ以外手付かずですよ・・・」
「3月31日には終了できます!」
とお伝えすると、
「それじゃあガラスコーティング完全硬化前じゃん、どうすんだよ・・・」
と、
怒られてしまいましたので、
「サービスで“レジントップコート・コクーンSP”やっとくからそれなら問題ないでしょう?」
「艶嫌いなんだよな・・・」
とか言いつつも、
この案で納得頂きました!
しかし結局は3月月末県境は積雪でしたので、
結局は翌週の7日となりました!
今回は一寸暢気にしすぎました・・・
反省反省。
今期も定期ご入庫、ありがとうございました。
お引取り時お話のあったZ1の購入だけは止めときましょう。
今の年齢で何十年もバイクから離れ、大型バイクは無茶すぎます。
せいぜいスクーターくらいにしないと本当事故りますよ。
今年は丸々純水製造機での洗車となりますから、冬までの水染み状態拝見するの楽しみです。
今年の課題は、傷を今まで以上に入れないための工夫ですね。
それと右側ホイルのクリア再施工と、フロントバンパー&右フロントフェンダーの再塗装も検討したほうが良いでしょう。
お帰りの際の排気音聞いていて感じましたが、やはりバルブを閉じた程度の音質・音量のほうが良いでしょう。
バルブ全快は一寸年齢的にやばいです。
お互い今の年齢に見合う行動を心がけましょう。
PS:高速代バックお渡しするの忘れてしまいましたので、郵便にてお送りいたします。
申し訳ございませんでした。
会員クラス:ゴールドプレミアム会員
車両クラス:クラスX-2
施工コース:
コーティングコース=マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング(ドアイン追加)
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好使用過程車向け=傷取り・鏡面仕上げ)
オプション施工1=レジントップコート・コクーンSP(サービス施工)
オプション施工2=部分傷取り磨き(スポット磨き5区画=左フロントフェンダー2区画・右フロントフェンダー1区画・フロントバンパー1区画・トランク1区画)
オプション施工3=樹脂クリアー(エンジンカバーフロント部分)
オプション施工4=会員限定施工=ラジカル・コーティング(マフラーエンド)
オプション施工5=メッキ専用コーティングWコート(マフラーエンド)
オプション施工6=既存プロテクションフィルム剥がし(ドアカップ×4箇所・左右ドアミラー)
オプション施工7=エクスペル・ペイントプロテクションフィルム(アルティメット使用=ドアカップ×4箇所)
施工料金:294,789円税込み(ゴールドプレミアム会員再施工割引―25%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク1+20%・ソリッド塗装割り増し磨き+10% 長期保管料込み・高速代バック別途 適応)
メーカー別
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