2019年12月27日公開|トヨタ
信州南部からいらしてくださりましたご新規のお客様ですが、
この度中古車でご購入をされたそうですが、
ブラッキッシュアゲハガラスフレークのトヨタ耐擦り傷塗装を選ばれてしまっている為、
傷が目立つとの事でそれを直されたいとの事で、
どうやら弊社をご選択頂いたようです!
確かに信州の南信地域にあたる、伊那谷と諏訪エリアには施工レベル以前の問題として、
プロ店といえる店舗すらありませんからねー
正直このエリアではきちんとした施行を望まれると、
選択肢自体が存在しない・・・
これが中信・東北信真でエリアを広げると一気に選択肢は増えてはきますが、
施工価格はさて置いたとしても、
技術・知識的に真にプロと言え得るのは東信の1店舗だけでしょう!
それ以外にも施工実績・経験量的には老舗的施工店もありますが、
この様な店舗は殆んどの施工を業販所謂ディーラー外注に依存してしまっている為、
エンドユーザー向けの専用施行メニューが無く、
施工内容がディーラー施行程度に止まってしまいますので、
施工内容・仕上がり内容とのコストパフォーマンス的には疑問です?
この5年位で、個人新規出店やフランチャイズ加盟やトータルリペア系的(簡易施行)な、
エンドユーザーにも目を向けた店舗も急増しているようですが、
これら店舗の最大のネックは施行者自体がほぼ素人レベルと言う事です・・・
つまり経験値・知識力・技術力共にGSのキーパープロに毛が生えた程度のレベルと言えます。
この時代ですので、
これら店舗もHPでの宣伝を行っていますが、
其処に書かれている内容があまりにも幼稚・低レベルですし、
物理・化学的に裏づけのある内容は皆無です・・・
中には、
現代物理・化学を根底から覆してしまうような説明までありますからねー
それに比べると、
関東での中堅どころの施行店さんは結構ハイレベルのところも目に付きますし、
実際今まで弊社もお付き合いさせていただく中で勉強になった店舗さんもあります!
今年に入り京都店をオープンしてみて、関西エリアの施行店さんも研究し始めましたが、
まだまだ関東圏ほど業界が成熟域には至っておりませんが、
これは市場所謂オーナー様たちの、
施行に対しての見ている方向性が関東ほど成熟していないことが原因と思われます・・・
お話をお聞きしていても、
重要視している事のポイントが違う感じを受けます。
ですので関東では落ち着き始めた価格競争(ダンピング合戦)も、
今当に関西では白熱中のような感じです。
これは関東圏では施行店は減少傾向ですが、
関西圏ではまだ出店ラッシュ中のようなことも影響しているでしょう。
一時は時の人のように持ち上げられ、
日本コーティング協会なるものを立ち上げ、
ご自身もMAXと言う関西では最大級・高価格の高級店舗を経営されていた、
友成氏も亡くなられ、
MAXも閉店(倒産?)してしまい、
日本コーティング協会自体もカリスマ性を失ってしまった為なのか、
活動実態自体も消滅したようなものとも聞き及んでいます・・・
確かにコーティング店としては抜きん出た設備と店舗であったMAXさんですが、
施行自体を従業員任せにしての同時多台数施行で、
施工の内容は果たしてその価格に見合っていたのか?
と言うと、
高価格=高級感・高度な設備店舗であり、
高価格=高品質施行ではなかったと思います・・・
先日も京都エリアで一番の高級店で施行されたと言うお車を拝見する機会がありましたが、
コーティング自体の是非までは判りかねましたけれど、
少なくとも下地処理の磨きに関して言えば、
はっきり言って艶が上げられているだけでクリアの肌の調整は何も出来ていませんでした。
しかし、
そのオーナー様は高級有名店舗で施行してもらったと言う表面的な事で満足されていたようです。
それはそれでも、
ご本人が納得できているのであれば有りですが!
磨き&コーティング施行をなさる時に何を求められているのか?
この様な選択優先条件の何が自身にとって重要項目なのか?
により、
適した施行店は絞られるでしょうし、
その選択の是非はご本人が満足なされれば、
正しい選択だったと言えるでしょう!
今回の施行内容の決定にはは非常にオーナー様迷われました・・・
一番最初に弊社にご予約のご連絡を頂いた際のご予算は15~18万円との事で、
確かに選ばれる施行コース・内容によっては可能では有りますが、
かといってご希望される施工内容やクオリティーに到達しえるのか?
は、まずは現車の状態にもよりますし、実際膝を突き合わせて望まれている詳細をお聞きしてみないと、
事前判断は出来ません・・・
実際お車をお持込頂き拝見してみると、
使用年数からすると傷の状態はかなり過酷です・・・
但し、
イオンデポジットクレーターは殆んど無かったのは幸いです!
しかし磨きでの、
濃色車割り増しランク1・波板形状ルーフ割り増し・トヨタ耐擦り傷塗装割り増し等で、
基準磨き料金の5割り増しとなってしまいます・・・
つまり当初予算の殆んどは、
原状回復と艶の向上までを望まれると磨きで無くなってしまう・・・
そこで、
最低限の施行の場合と、
やるからには最低ここまでやるべき、
と言う2択選択の中で、オーナー様が最終的に決断されたのは、
使用過程車ダメージ回復の標準磨きコースの02磨きコースとなりましたので、
最終予算的には7~10万円予算超過です。
本当は、
冬のボーナスまで切り崩してのつもりはあられなかったそうですが、
「どうせならちゃんとやりたいので、ボーナス使っちゃいます!」
との事でした。
しかし心配なのは、
「ここまでの予算超過奥様に無断で大丈夫なの?」
ですが、
「自分のボーナスですから大丈夫です!」
との事でしたが、
私の周りの昔かたぎの亭主関白の横暴とは違い、
最近の共働き夫婦では、
夫婦別会計もかなり多いようですから!
ですが未だに圧倒的なのは、
家族を支えて稼ぐのは旦那さんで、
その収入管理は奥さんが行っていて、
旦那さんは小遣いにも事欠き、
何かお金を使いうにも総て決定権は奥さん・・・
奴隷ですかー
みたいな家庭多いようですね・・・
以前付き合いのあった方で、
お金の管理は旦那さんがされていて、
必要な分だけ奥さんに都度渡すと言う方いましたが、
男にしては異常にセコイ・・・
かなりの高給取りですが、
仲間との割り勘でも1円に拘りつり銭要求する。
男でここまでお金に細かいと、
周囲は引きます、
周りからハブにされ始めたのもその姿が原因でした・・・
これだけケチなら老後は安心でしょう!
私の東京水商売時代の部下で、
奥さんは社長で旦那は専業主夫として、
家事・子育てを担当していますが、
ベンツの新車まで買ってもらっていて、
かなりの範囲でお金も自由に使えるようですから、
こんなスタイルの夫婦も最近ではありなのかもしれませんし、
お互い納得ずくなら問題ないでしょう!
但し、
私は多分駄目でしょうね・・・
養子等も以ての外ですし、
自分の稼いできたお金以外で何か買って貰うのも嫌ですし、
命令・指示・批判されるのも受け入れられませんし、
だから離婚はするわ、
オネイにもふられるわ、
なのでしょうがだからといって今更性格スタイル変える気もありませんから、
自業自得です。
話脱線しましたが、
そう言う訳で磨きは02磨きコースとなりましたから、
標準施行に“鉄粉除去”含まれますので、
鉄粉クリーニング始めてみますと、
傷の状態からすると予想より遥かに鉄粉の付着は少ないです!
往々にして、
傷の多い車=鉄粉付着多=管理劣悪と言う図式殆んどですが、
今回は一寸事情が違いますが、
この後の作業で何故今回はこうなのか?
が判明はしてきますが・・・
今回磨きコースは前記したように迷いに迷われた結果、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”に落ち着きましたが、
いざ施行を始めて見ると、
私からすると大正解!
トヨタの誇る“耐擦り傷塗装”は、
クリアの軟らかさの為、
“呼擦り傷塗装”と言いなおすべき、
傷を入れやすくしているだけの悪性塗装です・・・
これは、
トヨタの上級塗装であるせるセルフリストアリングコート然り、
ニッサンのスクラッチシールド然り、
BMWの熱塑性自己修復型塗装然りで、
幾らクリアが軟らかく弾力性があろうとも、
切断性のある圧力が加わればクリアは切れ目(傷)が入ります・・・
これらの傷でも熱が加わる事で切れ目が熱膨張によりふさがるとの理屈を謡っていますが、
現実には圧縮されて凹んでいる程度であれば熱膨張で戻る事もありますが、
それすら1μ以下の凹み深度であれば!
であって、洗車機で入るヘアースクラッチ程度でさえほぼ100%自己修復は無理です・・・
しかも、通常クリアに比べ、
樹脂配合率が高いですので劣化フレキシビリティーの喪失時期は早く訪れます・・・
つまり柔らかい上にフレキシビリティーに欠けますから、
余計傷が入りやすくなる。
その中でもスクラッチシールドはましな方でしょう!
以前ニッサン・スバルにはフッ素系クリアが存在していましたが、
水性クリア化とハイコストの為今は無くなってしまいましたけれど、
これらのクリアは遥かに現状よりも傷は入りませんでした!
欧州車では限られたメーカー・車種では紛体セラミッククリアも使われていますが、
これは本当に傷が入りにくいですし、
BMWを除くドイツ車では高硬度クリアが昔から使われていますが、
明らかに耐擦り傷塗装よりも傷は入りません。
なのに何故BMWは駄目な耐擦り傷塗装を採用したか?
私が思うには、
つまりユーザーの為ではなくメーカー・ディーラーの収益性だけが目的・・・
それを裏付けるが如く、
一切のこの情報に関しては情報公開もしませんし、
緘口令も引かれていますから。
こういう姿勢もあり、
私はBMWとトヨタは大嫌い・・・
ルーフには訳の判らない事がフロントガラス付近に数箇所起きています。
始めは準備洗車でのシャンプーの洗い残しの斑?
と思ったら、
どうやらガラスコーティングの拭き残しのようですが、
02磨きコースのファーストポリッシュでも落ちない・・・
施行されているガラスコーティング自体も相当硬いもののようですが、
ガラスコーティングは製膜する際クリアに浸透スパイクしますけれど、
その際過剰浸透してクリアと一体化してしまっているようです・・・
弊社の使用しているガラスコーティングのVOC系の溶剤では、
機材にシリカを浸透させたり加水分解するときの、
反応剤が非常に強いものが使われていますので、
過剰に塗りこんで拭き残してしまうと、
塗装自体を駄目にしてしまう恐れはあります。
過去中古車購入されたお車に似たような状態のお車があり、
その時は施行ガラスコーティング剤が特定できましたので、
製造メーカーに対処方法を伺ったところ、
「溶剤でクリアが溶け一体化して斑になってしまっていると思われますから、
磨きでの回復は無理ですので、再塗装しか方法はありません・・・」
との事でしたが、あまりに範囲が広範囲でしたので、
スポット磨きによりグラデーションをして、
再塗装の際のクリア暈しの暈し痕のようなレベルまでの回復が限界でした・・・
但し今回は、
スポット磨きをする予備予算はありませんので、
ファーストポリッシュで攻めるところまでで妥協です・・・
やはり駄目でした・・・
根本的解決には至っておりません。
それ以外にも、特にルーフ後部左側には、
何本もの30cm近い前後方向の傷が入っていますが、
傷の深さや断面を見ると、洗車の際のゴミや砂埃の引きずりで付いた傷ではなく、
硬い金属で削り取られたような傷です・・・
考えられるのは、
指輪や腕時計やブレスレット。
何時、誰が?
等が考えられますが、
どれもアリアリではありますが、
私はガラスコーティング施工中のような?
この業界、
結構輩系多いですしチャラケタ者も多いですし、
以外かもしれませんが、
性格的に粗雑で注意力散漫な明らかに不向きと思われるタイプも多いです・・・
とある施行店の自称社長(個人経営で法人ではないので社長では無いし、ブラックリストですので借り入れ名義人にもなれません)等、
目の前でバフに塗装が削り落とされていたり、
モールが削られたり、
ポリッシャーのパッドボルトを締めずにパッドがはずれ車を直撃したり、
ホイルナットの増し締めを忘れて走行中タイヤホイル外れたり等を、
繰り返しても又同じ事繰り返す、
見たいな方いますからねー
しかもそれをオーナー様や業者に指摘されても、
「絶対自分ではない!」
認めもしませんから、
当然反省もしませんので、
必然的に繰り返します・・・
車業界には長いですので、
それなりに伝手はあっても発注が切られてしまったり、
鼻から相手にもされていないようですが、
本人業界の大物気取りですから、
何故自分が冷たくあしらわれ後発の新規業者にも抜かれてしまうのかの、
自己分析すら出来ていない・・・
この業界本当にこの様なタイプ多いです。
なだけに、
今回の傷の理由はコーティング業者では?
と思ってしまいます。
先日の京都店施行のベンツのトラブルも、
どう判断してもそうしてしまった原因はコーティング業者ですから・・・
つまり施行依頼先の判断を誤ると、
折角購入されて綺麗に大事にしたいからと施行依頼しても、
逆に何もしない方が遥かにましだった・・・
なんて話もよく聞きますし、
そのようなお車弊社に持ち込まれて拝見することもしばしば。
とは言え、素人に施行店の是非判断は難しいでしょうが、
私の経験からする“避けるべき店舗”は、
まだまだありますが、
切が無いのでここら辺を判断基準としてはどうでしょうか。
これ外せば、
早々失敗施行依頼は避けられると思います!
多少出来始めていた、
イオンデポジットクレーターは完全に除去は出来ましたが、
数本入ってしまっていた、
深い線傷は殆んど変化見られません・・・
まだ救われるのはルーフであり、
ご自身で洗車しない限りは見えないということです。
とは言え、人間の性で、一度認識してしまったものはなかなか記憶から離れませんので、
洗車のたびに確認してしまうのでしょうねー
但し、お持込の再にもお話させて頂きましたが、
細かなスクラッチ傷に目を瞑ればダメージの深い線傷は洗車機では入りませんから、
其処の割り切りさえ出来れば今後洗車機洗車になさるかもしれませんので、
そうすれば傷を見る機会も無くなりますから、
いずれ気にはならなくなるでしょう!
側面も傷に覆われています・・・
ルーフのように固まって深い傷は無いものの、
各パネルには必ず長い深い傷がありますが、
理由は前記したことのような気がします。
ファーストポリッシュで磨いていると、
部分的にコンパウンドが絡む場所がところどころにありますが、
絡んだコンパウンドを拭き上げてみると、
シングルポリッシャーによる半円形の深い傷があったり、
ギアアクションポリッシャーの、
暴れたりエッジを立て過ぎた時に入りやすい半径5㎜の連続した傷が入っています・・・
前記したように前オーナー時代にガラスコーティングが施行されていますが、
その際に入れられた事は確実ですけれど、
ボディ色が淡色であれば施行者が気が付かなかったと言う事もありますが、
このボディ色でプロで有りながら気が付かなかったとすれば、
かなり未熟か?
確認する時間も割けないのか?
照明環境が悪いでしょう・・・
恐らくダブルアクションの傷は、
既存の傷を取ろうとシングルポリッシャーを強く掛け過ぎ、
柔らかい塗装ですのでゴミor鉄粉orコンパウンドダマを咬み込んで深い傷を入れてしまい、
その処理の為ダブルアクションで磨いたら、
タダでさえ柔らかい塗装が摩擦熱で更に柔らかくなっていますので、
傷の種類が変化していってしまったのでしょう・・・
前記してきていますように、
有名店だからとか表面的広告を真に受けてとかで、
未熟な施行者・不十分な設備・短期施行等の施行条件では、
この様な改悪施行になる確率はかなり高いのは現実です。
“02スタンダード・ソフト磨きコース”をご選択頂いたおかげで、
ここまでの回復は出来ましたが、
これが当初迷われた01ライト・ソフト磨きコースでは、
パット見の艶だけは上がっても、
オーナー様が気になされていた、
傷の改善は満足度30%すらおぼつかなかったでしょう・・・
弊社の場合は、
この様に各々車両の状態に合わせ、
オーナー様のご予算や望まれる回復率にあわせた選択を頂く事で、
改悪や無駄な施行にならないようなシステムをとっていますが、
多くの施行店さんは新車or使用過程車くらいの区別しかありませんから、
「この状態ですとここまでになります・・・」
見たいな話になってしまいますから、
事前に仕上がりレベルの予想が付き難いですから、
往々にして期待されたコスパに届かないことが多くなります・・・
偶に、
「施行済みの車や、デモ車見たいのですが!」
と言われるお客様いらっしゃいますが、
コーティングの艶感は確認できても、
どれだけの改善率意匠性アップになっているかの判断は出来ません・・・
施工中のBefore afterならまだしも!
一番判断しやすいのは、
ダメージのある部分への部分的試し磨きをしてもらってみることでしょう!
これ確実に改善率確認できますし施工のレベルも判断できるでしょう。
弊社の場合は、
ご依頼を頂いてor確実にご依頼を頂ける場合は無償で行はさせて頂きますが、
「検討して後日ご連絡します!」
のような場合は、
試し磨きのレベル相当の施工費はその場で頂きます。
但し、
後日ご依頼をいただきましたら、
頂いた料金は施工費から差し引かせて頂きます!
弊社では、
スーパーの試食のような事はしておりませんので・・・
ボンネットは傷量的には他のパネルと同等でしたが、
極端に深い傷や他のダメージもありませんでしたので、
比較的容易に意匠性改善・傷除去は達成できました!
弊社の施行価格は高い・・・
何故割り増し種類が多いの?
などの苦言をいただく事もありますが、
まずはお車の状態には一台として同じものは新車でもありませんし、
塗装種類・色や形状や素材により、
施行時間は大幅な違いがでます。
比較的簡単に磨ける=磨き上げに手間がかかる
これ同じ施行料金では本来はおかしく、
どちらでも同じ仕上がりレベルにするには、
消費時間×工賃レパレート=施行価格→予想時間増・減を価格転化=均一仕上げ
となるのが、
必然です!
TOYOTA トヨタ ヴォクシー 2.0ZS煌Ⅱ 4WD(ZRR85W)
磨き&ガラスコーティング施工終了
手前味噌ですけれど、
驚くほど意匠性は回復しています!
お車の状態にもよりますが、
現状→01スーパーライトorライト・ソフト=傷量~1/10
01スタンダード・ソフト=1/100
02スタンダード・ソフト=1/1000
03スタンダード=1/10000
ハードコースですと、又状況は違ってきますし、
04&05に関しては肌感(柚子肌)改善が加わってきますし、
予備予算があればスポット磨きを組み入れる事で、
強いダメージ除去も可能となります!
前記して来ていますように、
改善を妥協してご予算範囲に収めるか?
改善を優先して予算超過のハードルを越えるか?
これ磨きだけでなく、
コーティング選択でも同じ迷いが生じてしまいました・・・
駐車環境がご自宅職場共完全露天駐車となり、
毎日使用でこのボディ色ですので、
施工後水染み・花粉・黄砂等の脅威は当然予想される中、
通常のガラスコーティングではレジン剤の施行は必要ですが、
スタンダードクラスガラスコーティング+レジントップコート・コクーンSTDの選択でも、
既に磨きコースの選択で予算超過していますから、
合計施工費でも予算超過です・・・
オーナー様は、
「どうせ超過してしまっているから、
コーティングも妥協せずに洗車機にも強いものが良い!」
と仰り始めましたが、
幾ら上級コーティングを施行したとしても、
当然それに応じたメリット長所の恩恵はありますが、
車庫保管車で使用頻度が低くない限りは、
施行直後の意匠性や性能は低下していきます・・・
其処で私が提案させて頂いたのは、
「DIYメンテナンスを前提とできうるのであれば、
“G’ZOXハイドロフィニッシュ”であれば、
レジン剤と同等のトップコートがセットになっていますから、
レジン施工費は要りませんし、疎水・滑水ですから水染みも形成され難く、
洗車機使用だとしても、
スタンダードクラスのガラスコーティングより耐久性確保は出来ますよ!」
と提案させて頂きましたが、
オーナー様半年に一度程度のDIYメンテナンスなら可能!
との事で、
これにて一件落着の上、
予算超過も最小限に止める事が出来ました。
但し、半年に一度のDIYメンテナンスのために、
“G’ZOXハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX”の、
ご購入も必要ですが、
それでもかなり出費は抑えれました!
よく、
「買わされたメンテナンスBOX使ってみても殆んど効果がある感じはなかったから、
結局は使っていない・・・」
と言うメンテナンスBOX確かに巷では多いです・・・
特にディーラーコーティングやFCコーティングなどでセット販売されているものは、
利益上乗せの為の効果の無い物や、
施工してあるコーティング機能の低下が著しいのをごまかす為のポリマーであったりが、
実際殆んどです。
しかし、G'ZOXハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOXには、
きちんとクリーナー効果のあるメンテナンスクリーナーや、
弊社施行時にトップコートとして使う物と同じ機能強化メンテナンス剤等で構成されていますから、
使用方法さえきちんと守れば、
きちんと効果を発揮してくれます!
年末で野暮用による外出が続くため、やっつけ施行にならない為にお預かり期間の延長に快く応じて頂き助かりました。
お仕事的に私と同じで、クリスマスや正月などは関係なく、逆に年末年始警戒でお忙しいでしょうが、少しの時間でも楽しい年末年始となられることを願っております。
今年は年末最終週は施行が空いて、そこで年賀状を作成しようと思っていましたが、宙に浮いていたお車の入庫が決まり31日まで缶詰になってしまう上に、元旦より京都に向かう為、初の年賀状も出せない不躾をお許しください。
失礼ですが、小正月頃に寒中見舞いと言う形でお送りいたします。
と言うほど、大した物ではないですけれど。
年末年始は事前の予想通り暖冬で降雪も少なそうですが、逆に乾燥しきって火災が増えなければ良いですね。
私にとっては、京都の行き来にあまり降雪の心配をしないで済みますから、燃料垂れ流しのレンジローバーで無く今年はW124でも大丈夫そうですから、ご無理頂き予算超過して頂いた施工費無駄に消費せずに済みそうです。
お話させて頂きましたように、当て逃げ事故も多く、保険未加入・無車検などの車も非常に多いですので、自分は自分で守る必要のある時代ですから、車両保険のご加入は是非なされてください。
ご満足頂ける仕上がりになり、新年を迎えて頂ける事は何よりです。
来年も、良いお年をお迎えください。
ご依頼、ありがとうございました。
車両クラス:クラスLL
施行コース:
コーティングコース=G'ZOXハイドロフィニッシュ ガラスコーティング(疎水・滑水2膜製ガラスコーティング)
磨きコース=02スタンダード・ソフト磨きコース(本来程度良好使用過程車向け=傷取り・軽度の肌調整・鏡面仕上げ)
物販=G'ZOXハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX
施行料金:244,593税込み(波板形状ルーフ割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク1+20%・耐擦り傷特殊塗装割り増し磨き+20% 適応・物販込み・高速道路代バック別途)
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