2020年10月21日公開|メルセデスベンツ
諏訪地域にお住いのプレミアム会員様ですが、
先日ホイルガラスコーティングをご依頼ただいた際、
本体ボディの再施工のご相談を頂きここでご入庫いただきました!
長年勤められていた一部上場企業の役員を自主退社され、
生産→加工→直搬までの一貫農業を目指され昨年より実働準備に入られていますが、
現段階ではこれでは無収入になられてしまうため、
本格稼働に慣れれるまで準公務員?的なお仕事をされていらっしゃいますが、
以前のお仕事に比べれば恐らく年収は数分の一でしょう・・・
その状況でよくこのような支出するお金が出てくる?
なのですが、
こちらのお家近隣でも有数の農地地主で、
稲作も大規模になされていらっしゃいますから、
ここでお米の出荷も終わられまとまった収入があられたのでしょう!
とは言え、
稲作はもうからないどころか赤字・・・
と言うのが定説ですが、
それは機械の原価償却費でほとんど持っていかれてしまうパターンが多いそうですけれど、
こちらの方は既に償却が修了されているそうですので、
出費となるのは苗代・肥料代・消毒代・燃料代程度ですから、
それなりの金額が利益になられているでしょう!
京都店の契約板金塗装工場の社長さんも、
京田辺近辺の大地主との事で、
本業の間を見て稲作や果物・野菜を作られているそうですが社長曰く、
「本業より儲かる!」
との事で、
今年もエキシージその利益で買われたそうですから、
やり方次第で農業も捨てたものではありません!
私も近隣では大地主並みの土地は所有していますが、
山間地のため9割がたは山林ですから有効活用の使用もありません・・・
既に伐採可能なヒノキも5,000本以上あるのですが、
国産建築用木材の価格は下降の一途で、
父親が存命のころ見積もりを取ったら、
伐採出荷すると数百万の赤字だとか。
先日も中部電力の高圧線下の保証伐採がありましたが、35年のヒノキで1,200円杉で1,350円でしたから、
お話になりません・・・
いよいよ事業が行き詰まり生活費すら稼げない状況になったら、
日々自分自身でヒノキ伐採して出荷して日銭稼ぎでもしますかねー
土地持ちか?
財産無しか?
土地種類は?
所有する立地は?
等は生まれた時の運ですが、
それをどう有効活用出来るようにするのかは、
その方の器量ですね!
私の東京時代の友人には、
大財産家の方結構いましたが、
半数位は今ではすべて失ってしまっていますから・・・
宿命は変えることが出来ずとも、
❝運命は自力で切り開くもの❞ですから、
考えようによっては生まれたところが無財産のの方が運命の切開ける選択肢は広いかも?
縛られないで済みますからねー
ここで、
❝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング❞が、
廃版になることで、
この機会にと言うことで、
フル施工のご依頼を頂きました!
このお車以外では、
今まで、
全てのお車でスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングを施工されていましたので、
オーナー様も私も施工済みのような気がしていましたが、どうやらうっかりお互い施工を失念していたようですけれど、オーナー様も気が付いていらっしゃらなかったということは、前オーナーが何らかの撥水加工してあったのかも?
やはりかなり管理は良くないです・・・
ワイパー可動部以外にはイオンデポジット相当きつく出来てしまっていますが、
定期的にウインドウをゴシゴシ清掃してあげていれば、
ここまではなりません。
既にガラスさえ溶かして一部クレーターになってしまっています・・・
今回のフロント基本セットの下処理はライトポリッシュですが、
仮にヘビーポリッシュを行ったとしても、
ガラスのクレーターは治りません・・・
偶に、
「飛び石痕磨いて治せますか?」
みたいな話頂きますが、
ガラスは1μ研磨することさえ困難ですから、
飛び石で削り取られた痕跡は、
液体ガラスを注入するガラスリペア以外に補習は無理です・・・
ガラスリペアもデメリットありますから、
ガラスは削られるようなダメージ受けたら基本的には交換でしょう!
しかし、
現状では全く撥水機能は無いところへ、
弊社HPでの❝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング廃版❞を読まれて、
「これはまずい・・・」
となられたようです。
駆け込み施工のお話は結構来ていますが、
いくら法律上の規制とは言え、
新商品で旧商品の性能担保できないのでは、
施行者としては新商品をどう扱うかは頭が痛いです・・・
主原料であるC8フッ素自体は入手可能ですから、
いっそのこと自社で配合してしまいましょうかねー
チクられれば、
それなりの罰則もありますからそれもやばいですが・・・
再施工のお話を頂いて、現車確認してみると、
相当管理放置をされていたのでしょう?
水染み・ピンポイント酸化痕等トップ部分は悲惨な状態で、
ブラックウインドウモールや、
ペイントプロテクションにまで被害は波及してしまっています・・・
当然側面もまた然りです。
この状態ですので、
鉄粉の付着は多分すごいことになっているだろう・・・
と予想して、
❝鉄粉クリーニング❞行ってみると、
意外やさほど鉄粉の溶けだしはありません!
環境なのか?
洗車機だけは頻繁に入れられていたのか?
これは意外でしたねー
今回見た目的印象では、
「02スタンダード・ソフト磨きコースでも、
ある程度行けるのでは!」
との予測で磨き始めてみると、
艶は回復できるものの、
イオンデポジットは完全にクレーター化してしまっていて、
ガラスコーティングを突き破り、
クリア層のかなり深い部分まで到達してしまっています・・・
全く歯が立ちません。
これでは艶が回復しても根幹の意匠性が回復できないので、
❝捨て銭施工❞となってしまいますから、
急遽状態の悪いトップ部分のみを、
❝03スタンダード磨きコース❞に、
私の独断で変更しました・・・
と言うのも、
オーナー様日中は連絡が取れませんので、
事後承諾と言う形を取らさせて頂きました。
本来はこのような見切り発車は致しませんが、
今回スポット磨きの必要があるかもしれない部分もあり、
判断をお任せいただいておりますことと、
今まで長きに渡り信頼関係も構築されております会員様ですのでので、
予定通りの施工で中途半端で終わるより、
できる限りの意匠性回復を望まれるであろう!
という予測で判断させていただきました。
当然中には、
施行途中で施行内容が変更になり予算超過になることが問題となりうるオーナー様もいらっしゃいますので、
基本的には相当の信頼関係と経済的余裕があられることが事前に掌握できていない限りは、
今回のような独断判断は致しません。
03スタンダード磨きコースへの変更してみて、
1区画最大3回の特殊ウールバフで研磨しても回復率が低いですので、
通常のメルセデスベンツ用ファーストポリッシュコンパウンドから、
さらに1段階粗いコンパウンドに変更してみて、
やっとそれなりにクレーター除去出来てきました!
されど、当然粗いコンパウンドですから、
それなりにポリッシャー傷入っていきます・・・
本来はセカンドポリッシュはウールの磨き傷を抑えるのが目的ですが、
コンパウンドによるポリッシャー傷も加わってきていますので、
セカンドポリッシュも通常とは違う特殊コンパウンドと専用バフを使用しなければなりません・・・
必然的にこの後のサードポリッシュ→フィニッシュポリッシュまで、
完全に磨きの工程内容を現状に合わせて再構築しながらの難易度の高い磨きとなりました。
今巷のプロ施工店と言われている多くが、
ファーストポリッシュからギヤアクションやダブルアクションポリッシャーで磨き始めていて、
シングルアクションポリッシャーをそもそも持っていないところまでありますが、
その様な施工店では、
今回のようなダメージを受けた車の回復は絶望的です・・・
と言うのは、弊社が使用するシングルアクションポリッシャーと、
どれだけ強力なギアorダブルアクションポリッシャーの研磨トルクでは、
10倍位研磨力に差がありますから、
物理的に研磨限界が低いからです。
過去に施工いただいたレクサスのお客様が、
以前他店でダメージ回復の磨きを施工してもらったら、
頼んだはずのダメージはなにも改善されていなかった・・・
と言うことがあられたそうですし、
京都店のお客様でも、
「磨いて治せますよ!」
と言われ依頼したら、
「これは無理ですねー」
と言って、
放棄されたり、
中古車を購入されて意匠性回復と傷の除去を期待して施工依頼してみたけれど、
完成した車は艶があるだけで傷の状態に変化無し・・・
みたいな施工店が、
「磨きに自信あります!」
「プロ施工店ですから!」
みたいに、
磨きの根幹であるシングルポリッシャーも使いこなせずに大口叩いてしまうのですから、
この業界の信用度や価格正当性が疑われるようになってしまうのです・・・
今や昔のようなたたき上げの熟練施行者は業界内にほんの一握りしかいなくなってしまいました・・・
その少数の熟練工も、
高齢化で引退したり、
経営専念で現場を離れてしまっている方が多いです。
今この業界は完全に飽和状態で、
サービス&価格競争に飲み込まれる中、
いかに低コスト短時間で施工をし、
粗利率で稼ぐのではなく数で笠を上げる方向ですから、
当然技術者をコストと時間をかけて育てている余裕などありませんので、
ド素人にいきなりダブルアクションポリッシャーを持たせお客様の車を磨かせてしまうのですから、
技術のある施工店などほとんどあろうはずも無し・・・
その様な施工店の施工責任者の方と話をしてみても、施行・資材・材料の知識的な事でさえ、
殆んどプロの域には至っていません・・・
当然技術などそれ以上にあろうはずも無し。
但しこのような業界にしてしまった責任の半分は、
施工依頼なされるオーナー様方にもあります。
等々ですが、
大半の方これらに当てはまるでしょう・・・
昔は磨きやコーティングを依頼される方はほんの一握りでしたし、
簡単に情報も入手できませんでしたので、
施工店もオーナー様も本質を求めお互い切磋琢磨していましたが、
ディーラーコーティング普及→キーパーコーティングが巷に溢れとなることで、
顧客層が拡がったことにより、
にわか仕込みの施行者だらけとなり、
業界の多様化が逆にインチキがまかり通る業界に変貌してしまったような気がします・・・
昔の市場が懐かしいですねー
素晴らしい技術者匠も沢山いらっしゃいましたし!
今は石を投げればクズ施工店とまやかし施行者にしか当たりませんからねー
このお車は弊社が懇意にしている、
長野ヤナセからの中古車でのご購入でしたが、
その際数か所の板金塗装修理をしてのご納車と聞いておりますが、
右リアクオーターの、
ホイルアーチ部分のぼかし痕が露出してきてしまっております・・・
経年からすると、
仮に長野ヤナセの板金塗装が暈し修理だったとしても、
ちょっと早すぎる気がしますので、
おそらくは前オーナー時代に修理されたものでしょう。
残念ながら暈し痕は磨きで完全に判らなくする事は出来ません・・・
出来ることは現状の劣化している暈しクリアを磨きとり、
暈し痕の位置をずらすことで今より目立たなくするまでが限界です。
完全にするには、
パネル全体のクリア再塗装か?
再度クリア暈しを行うか?
ですが、
この手法ですと価格は安く済みますが、
いずれ再度同じ事が起きるのは避けられません・・・
つまりいくらまともで誠意があっても、
修理でもディティーリングでも、
基本的には価格以上の期待をするのはオーナー様の認識間違いです・・・
例えば、
電化品でも価格グレードなりの性能しかありませんし、
ネット通販・TV通販・ディスカウントショップなどで購入したものの多くは、
型式番号が同じでも個別番号に専用番号が付加してあり内部部品違いますし、
メーカー保証も受けれないという、
低価格なりの必然的デメリットはついてきます。
今は国・メーカーの指導が入り改善されましたが、
20年くらい前は平行輸入のメルセデスベンツと、
ヤナセ正規物では修理の際の部品・工賃価格は違っていました・・・
「並行輸入で安く買えた分、インポーターはその分の利益は無くなっていますから、
修理の際正規物を買われた方と同金額では逆に不公平になりますし、
入庫していただいた店舗の維持管理費負担も事前にされていないことになりますから。」
との事でしたが、
私はこの理屈は全うだと思います。
逆に国やメーカーが言うよな、
インポーターとして1国の輸入販売責任を負っているので、
同じメーカーが製造販売しているものは同等に扱いなさい!
のほうが屁理屈で、
その分並行輸入業者は利益を得ているのですから、
並行輸入業者が負担するなり、
安く購入できた分のリスクとして購入者が負担する方が全うでしょう。
やはり暈し痕は、
施行前よりも目立ちにくくなるまでが施工限界でした・・・
暈し痕はクリアの上に部分的にクリアを乗せるので、
そこに生じる段差を滑らかにするために、
多くの場合シンナーで段差部分を溶かし馴染ませる手法を取りますが、
補修用クリアは基本的には油性クリアですので、
シンナーにより成分劣化を起こすため、
時間と共にシンナーを使った部分が白ボケしてきてしまいます。
これは、
修理代をケチった代償です・・・
特に屋外駐車の場合、
紫外線と雨水の影響で症状露出は早まります。
しかし側面全体も磨き始めてみると、イオンデポジットクレーターの一つ一つが小さいだけで、
塗装への食い込み深さはトップとほとんど変わりません・・・
側面は予定通り02スタンダード・ソフト磨きコースで!
と思っていましたが、
結局は全パネル❝03スタンダード磨きコース❞で行うことにいたしました・・・
オーナー様とも連絡が取れ、事の次第をお伝えすると、
「なんで数年でそこまでクレーターに塗装が侵されるの、おかしくない?」
との事で、
洗車管理がおろそかで放置期間が長かったのでは?
とお聞きしてみると、
「割と頻繁に、高圧スプレー洗車をして、必ず拭き上げもしていた!」
との事でしたが、磨き中に気づいた事に、
バフが相当黒く汚れてくる・・・
と言うことがあり、
高圧洗車ばかりでコーティング表面の付着物は徐々に堆積し、
洗車水のアルキル金属基の付着温床を作ってしまったのだと思われます。
長野県下では、アルキル金属基濃度が高い所謂軟水は、
温泉地の近くや石が赤褐色のものが多い地域になり、
特に水質が洗車に適さないのは、
木曽・諏訪地域です・・・
霧ヶ峰~白樺湖付近の山中の地下水は飲料使用が出来ないほど、
アルキル金属基濃度が高いですので、
その水を多量に含む盆地の諏訪エリアの水質は、
洗車使用ではアルキル金属基を付着させるために行っているようなものです。
更には、洗車場やGSなどでは、
使用水のろ過システムでの再利用や地下水汲み上げが大半ですので、
家庭の水道で洗車するよりさらにリスクは高まります・・・
弊社の拘られるお客様方は、地元での洗車をせず、
山梨県や上伊那・松本地区にまで足を延ばしてわざわざ洗車されている方すらいらっしゃるほどです!
それ以外には、
純水システムを導入しているGSに行かれるか?
自宅に家庭用純水器を購入するか?
ですが、
一番安いもので15万円くらいで、
フィルター交換ランニングコストが年2万円くらいかかるらしいです。
弊社のお客様で数人はご自宅に設置されています!
今回の磨きはマジで大変だったです・・・
前記したように、通常の03スタンダード磨きコースで使用するより荒いコンパウンドを使用しましたが、
このコンパウンドは、
04磨きコースの、
#3,000番のペーパー目を消すためのコンパウンドですから、
当然磨いた全面にシングルポリッシャー傷入っています。
それが塗装硬度の硬いベンツの塗装に入っている訳ですから、
そのポリッシャー傷を除去するのに一苦労です・・・
当然これだけのポリッシャー傷を消すのにはシングルポリッシャーを使用する必要がありますが、
おそらくコーティング施工店でこの工程を踏んでポリッシャー傷を除去出来うるポリッシャーマンは、
数百人に一人くらいでしょう。
板金塗装屋さんのポリッシャーマンなら100人中100人は除去可能でしょうが、
問題はオーロラを発生させてしまうか?
柚子肌を切りすぎて塗り壁ののような意匠性にしてしまうか?
ですが、
これは根本的に磨き屋と塗装屋との磨きの根本的手法や機材・資材が違うためしょうがないことです。
とは言え、
お引渡し日程を3日延長の許可を頂き取り組みましたが、
コース変更の差額からすれば大赤字となってしまいましたが、
これは私の事前の判断の甘さが原因ですから、
❝自業自得”です・・・
流石に次の再施工まではこのお車は乗られないでしょうが、今の洗車環境や管理方法を改善されないのであれば、
次のお車は黒系だけは避けた方が良いでしょうねー
又同じことが起こりえるリスクは確実ですから・・・
ちなみに今回❝ウインドウのブラックモール磨き❞も行いましたが、
ボディ本体の磨きが03スタンダード磨きコースに変更になりましたので、通常のサイドウインドウ部分のマスキング位置を変更して、
ボディの磨きの際に同時に行うことが出来ました!
と言うのも、
ウインドウモール磨きはライトポリッシュですのから、
ボディの03スタンダード磨きコースと基本的には同工程となりますので、
これは弊社にとってはラッキーでした。
モールは新品並みにきれいになりました!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 スポーツ(176042)磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
このお車本来は東京の大学を卒業された娘さん用に購入されたのですが、
ご家族全員から、
「若い娘がベンツに乗るのはおかしい・・・」
と反対され、
当の娘さんも、
「恥ずかしいから嫌だ・・・」
と拒否されたことから、
お父様が乗られていたハリアーを娘さんに譲りベンツにお父さんが乗られることとなりました。
うちの娘はかみさんの以前乗っていたアウディに乗らせましたが、
家族が全員輸入車だったためこちらの娘さんのような輸入車アレルギーは無かったようですけれど、
1か月もたたないうちに3か所くらいぶつけられてしまいました・・・
それを予測して、
前後にコーナーセンサーまで付けたのですが、
無意味でした。
以前ハリアーにお乗りのころは、
管理も行き届いていて、
かなり長くお乗りでも外部損傷はほとんどなかったのですが、
このお車になってからは、
ホイルをガリったり、
今回ご入庫でもフロントバンパーやサイドシェルの下部に数か所擦り傷が付いてしまっていましたけれど、
以前のハリアーより2回り位小さいことで、
気を抜いてしまったり狭いところに強引に突っ込んでしまうのでしょうか?
下周りに擦り痕が多いのは、
明らかにハリアーのような感覚で障害物を見てしまっているのでしょうね。
これ習慣からくるものですが、
以前おお車はホワイトパールクリスタルシャインでしたので、
多分これも習慣としてノーザンライツブラックの塗装色でも同じ感覚で管理されていたため、
今回のような状態になってしまったのでしょう・・・
濃色系塗装色の場合は、良い状態を保つには、
淡色車の数倍の神経を使わなければならないですが、
実際には余りに神経質に手入れをされ過ぎることで、
逆に傷を増やすこともざらですから、
基本的には好き嫌いでは別としても濃色車は避けるのが賢明です!
今回も以前からすでに2回施工いただいている、
❝ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリット Wガラスコーティング❞で施工いたしました!
が、本来弊社ラインナップのハイブリッドクラスは、
高硬度と耐水染み性の強化に特化したガラスコーティングなのですが、
それでもここまでイオンデポジットクレーターがガラスコーティング層を突き破り塗装までクレーター化させてしまう症例は、
初めてです・・・
シリカ純度が高く、
混和剤も無機質混和剤が入っているだけですから、
水に含まれる何らかの成分と反応を越してしまっていることも考え辛いですので、
やはり水質が強アルカリで金属イオンの濃度が高く、
ガラスコーティングが溶かされている線が強いでしょう・・・
こうなると、
根本的にガラスコーティングの性能でイオンデポジットクレーターを防ぎきることは難しいですから、
オーナー様に根本的洗車管理の仕方を改善していただくしかありません。
実際ボディ側面の下1/3くらいには、
フロントタイヤが跳ね上げた付着物が無数に付着していて、
既に塗装と同化するくらいの付着をしてしまっていましたから、
オーナー様は定期的管理をなされているつもりでも、
かなりアバウトな管理であることは間違いないです・・・
当然このような状態に至っていますので、
❞レジントップコート・コクーンSTD❞の施工は必須ですが、
今回より長野店もNEWレジントップコート・コクーンSTDに切り替わります!
既に京都店では開店時から使用してきていますが、
施行なされたお客様からの評判は上々です。
京都店では古いお客様はいらっしゃらないですから、
旧コクーンとの比較評価ではありませんが、
「他店レジンに比べ艶も落ち着きがあり、
滑面性が高いため保護機能が良く働いていて、残存期間も長いと思います!」
と、
結構高評価を頂いております!
但し、レジントップコート・コクーンSTDを施工されたからと言って、
SFのバリヤーのような絶対性のあるものではありませんから、
汚れれば洗車をしてきっちり拭き上げ、
染みのような初期症状が出ているときもできる限り早く洗車はする必要はあります!
これを怠ってしまえば、
せっかくのレジンも能力限界超えてしまいますから、
最終的にはガラスコーティングにも影響を及ぼし、
コーティング意匠性を損ねたり耐久性能を落としてしまうことに繋がります・・・
もしかしたら、このお車の施工前の状態のきっかけは、
施行直後のオーナー様の油断からかもしれません?
この度は予想しない施工コースのランクアップになってしまい、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。
ご入庫時雨天でなければもう一寸ちゃんと現車判断が出来避けられたかもしれませんでした。
とは言え、今回施工の磨きコースになることには変わりはありませんでしたが。
今後新規事業の本格的稼働に向け、資金調達など頭の痛い問題も山積みでしょうが、このコロナ禍ですから直売店舗は置いておいて、お取り寄せネット販売をメインに据えられれば、準備資金は大幅に減らせますから、結果リスクも減少出来るのではないでしょうか。
私の過去経験と言うか、現在進行形でもある初期投資金額の借り入れ負担は、その後の手を打つ際の足かせになりますから、勢いだけで突き進む私の暴挙を教訓として、慎重に推し進めてください。
〇ー〇〇〇〇〇生アイスクリーム試食できる日を心待ちにいたしております。
頑張ってください。
会員クラス:プレミアム会員
車両クラス:クラスM
施工コース:
コーティングコース=ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング(疎水・滑水Wコート 高硬度・高膜厚・耐水染み)
磨きコース=03スタンダード磨きコース(ダメージの強い使用過程車向け=傷&クレーター除去・鏡面仕上げ)
オプション施工1=NEWレジントップコート・コクーンSTD
オプション施工2=スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ・リア基本セット×鱗落とし)
オプション施工3=ウインドウモール磨き(4m×ライトポリッシュ)
オプション施工4=ホイルガラスコーティング(使用品18in×フルコート・施工済み)
施工料金:217,468円税込み(プレミアム会員再施工割引-20%・代車使用無し割引-5%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増しランク1磨き+20% 適応)
メーカー別
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