2021年05月15日公開|マツダ
安曇野地区のご新規のお客様です!
松本平中信地区には結構な数の施工店もありますし、
ご自宅の近くには私が知る限りでも3店舗ほど施工店有りますが、
わざわざなぜ遠い弊社にいらっしゃったのか?
と、お聞きしてみると、
「コーティング屋さんばかりで、磨きを主としているお店が無いですし、
施行レベルが高いとも思えなかったので・・・」
「コーティングにはあまり興味は無く、とにかく現状の傷を何とかしたかったので!」
との事で、
弊社をお選び頂けたとの事でした!
確かに、
東北信や中信地区ではこの数年で施工店倍くらい増えたようですし、
業販専門の出張施工店もかなり存在するようですが、
聞く話によると殆どが大手FC店の様で、
付け焼刃の短期講習で開業していますから、
コーティングはある程度出来ても、
経験値が物を言う磨きは殆ど素人と言っても過言は無いでしょう・・・
下手をすると、
最初からダブルアクションポリッシャーで磨き、
傷取り用のウールバフですらダブルアクションポリッシャーだとすれば、
傷を磨き取っているというよりは、
傷を細切れにして見えづらくしているだけで、
結果艶すら上がらないでしょう。
しかもこのような大手FCでは、
速成教育のため、
使用するコンパウンドもポリエステル樹脂入りの所謂傷隠しコンパウンドを使用して、
脱脂などもポリエステル樹脂を溶かさないアルコール脱脂らしいですから、
施工後数カ月もすれば、
傷を隠しているポリエステル樹脂が紫外線劣化をして傷が見えてきたり、
脱脂も中途半端ですからガラスコーティングの密着力も弱いため、
急速にコーティング機能は低下していくでしょう・・・
この様な施工店の特徴として、
施工保証〇年保障継承条件年1回の有償メンテナンスを保証条件としていますが、
保証が〇年可能であれば何故に有償メンテナンスを保証条件にするのでしょうか?
殆どの場合、
この様な有償メンテナンスで使われるのはポリマー剤ですから、
コーティング機能を復活させているというよりは、
ポリマーでトップコートを作り機能をごまかしているだけです・・・
その為、
この手のコーティングの多くは撥水タイプです。
それでもメンテナンス剤がフッ素などを使用していれば誠意的とも言えるかも?
最近では疎水・滑水タイプのコーティングも増えてきていますが、
施行数が伸び悩んでいるそうですけれど、
これはシリカ自体に疎水・滑水機能を与えることが難しく、
トップコートに頼る部分が多くなり、
機能短命・施工時間増大・材料原価増加等の問題があるらしいです。
現実某大手輸入車全国展開ディーラーでは、
上記したような理由で採用を見送ったそうです。
ある意味その様な特性を受け入れ、
G’ZOXやハイモースコートの様に、
疎水・滑水機能のセルフメンテナンスを推奨するのは有りでしょう!
但し通常はG'ZOXもハイモースコートも年1回の有償メンテナンスを義務づけていますが、
弊社ではソフト99及び保険会社との協定で、
メンテナンス入庫が無くとも5年間の施工証明書を発行しています!
弊社は、
傷隠しコンパウンドは使用していませんし、
脱脂も水洗アルコール脱脂ですので、
ベースコートのガラスコーティングの高密着が確保されているからです。
但し疎水・渇水機能はトップコートに大きく依存しているため、
高機能を維持していただくためにはDIYによるセルフメンテナンスは必用となります!
ディーラーコーティングや大手FCコーティングに、
親水性のコーティングが少ないのは、
メインテナンスで簡単に親水性を強化するメンテナンス剤が無いからです・・・
ポリマーでは無理ですし、
親水促進剤系は高価ですし施工も手間が掛かります。
弊社では、
親水促進剤系でのメンテナンスのほか、
光触媒をトップコートとして追加する親水強化メンテナンスも可能です!
合皮か?
リアルレザーか?
は知りませんが、
貼り込み場所や色合いなどは、
一昔前のイタリアンぽい!
こういうセンス好きですねー
マツダだからこそと言う感じです!
このメーターもマツダだからこそ!
と言えるでしょう。
マツダやスバルの主戦場は欧州ですし、
特に保守的なイギリスでの人気が高いのも、
こういう作り込みデザインが影響しているかも?
車輛価値と販売価格が正当とも評価されていて、
確かに内容の無いレクサスのバカ価格とは違いますねー
今どきの多くの車の巨大ナビパネルに比べると小ぶりですが、
現実にはこのくらいの方が違和感は感じませんね!
しかし、
横長にすることで2画面機能もありますし、
過剰な大きさよりこのくらいの方が良いですね。
車はシアタールームでもTVゲームする場所でもないですから・・・
ドア内側のフレームステップのカバーの上に、
更に何かが貼り込まれていますが、
ちょっと見には判りませんが、端に一寸だけ皴がありましたから気づきました。
通常はこの部分未塗装樹脂ですから、
一度靴底で傷入れてしまうと傷は処理できませんから、
これなら張り替えれば済みますから良い商品アイデアです!
但し、シボがあり糊の密着がしにくい部分ですから、糊の粘着が相当強いと、
剥いだ後の糊の処理は大変そうです・・・
既に2月に納車され、
ご自身でポリマーコーティングや、
未塗装樹脂を油性WAXで艶出しされたり、
ウインドウも撥水コーティングされていますが、
ディーラーでボンネットに傷を入れられたり、
納車時の塗装柚子肌感が気になられるとの事で、
あえてこのタイミングで施行を決断されたそうです!
が、
柚子肌に関しては、
殆どの現在の新車では塗装工程での中研ぎが行われない3ウエット塗装ですから、
仮に04or05磨きコースのペーパーからの磨きを行っても、
有色塗装部分の柚子は残ってしまいますから、
完全鏡面にはなりません・・・
ですので、
今回の磨きはクリア部分の多少の柚子感の改善と、
ボンネットの傷取りを目的としますので、
❝01スタンダード・ソフト磨きコース❞といたしましたが、
01磨きコースでは鉄粉クリーニングは作業に含まれないのですけれどオーナー様は、
「多分それなりに既に鉄粉も付着しているだろうから、
オプション追加で鉄粉除去もしてください!」
との事で、
❝鉄粉クリーニング❝を行ってみると、
僅か3カ月しか経過していないにも関わらず、
↑の写真の様に多量の鉄粉が溶けだしてきます・・・
簡易施工店の様に、
この状態でいきなり磨きをおこなえば、
バフが付着鉄粉を引きずりまくりますから、
ランダム傷若しくは細切れ傷に置き換えたとしても、
意匠性は変な艶感になるでしょうねー
何故この短期間でこんなにも鉄粉が附着したのか?
考えられる要素は、
等が考えられます。
ポリマーコーティングをされているボディを洗車してみると、
やはり油性ポリマー+ガラス繊維素+ポリエステル樹脂の威力により、
相当強力な撥水を示しますが、
弊社の使用する中性シャンプーを行ってみると、
撥水力は一気に1/3以下まで低下してしまいました・・・
所詮は市販品のDIY用コーティング剤です。
これなら明らかに、
カルバナロウのザイモールやスイスWAXの方が高機能・高耐久ですし、
ポリマーの様な静電気帯電性も高くなりませんから良いでしょうねー
どの様な理由でボンネットにディーラーが傷を入れたのかはお聞きしていませんが、
スクラッチレベルに収まっていたのは幸いです!
但し、
傷は右側に集中していて、
線傷もあればポリッシャー傷の様なものもありますが、
何があったのでしょうか?
依然そのディーラーとは多少の絡みがありましたが、
この店舗偶にやらかしてしまうのですが、
それでも国産車ディーラーとしては結構スキルは高いです。
正直NTPグループで今まで起きた起きた暴挙みたいなことはしませんからねー
側面は3か月経過で、
その間DIYコーティングや洗車をされてるにも関わらず、
傷は本当に少ないですから、
納車時の程度は極上だったのでしょうし、
納車後のオーナー様のDIYの腕前も相当スキル高いようです!
このお車以外に、
50年ほど前のクラウンもお持ちだそうですから、
車両管理はお手の物なのでしょう。
とは言え、
意外とクラッシックカーオーナーには雑な管理の方もいらっしゃって、
「余りピカピカにしていると、クラッシックの味が出ない・・・」
と仰る方もいらっしゃいますが、
ボロイのは私には味とは思えませんがねー
とは言いつつも、
弊社のアングリアレーシングも相当ボロイですが・・・
と言うのも、
やり始めるときりが無くなっちゃいますから、
正直なところ金欠病で手が出せないが本音ですかねー
上記したように程度は非常に良いのですが、
側面全体に既に水染み(イオンデポジット)出来てしまっていますけれど、
これも前記したDIYコーティングの簡易撥水のせいです・・・
撥水は蓮の葉原理での剣山上の水玉弾きですが、
特性として水玉を止めようとしてしまいますので、
平面に近いと水玉は移動できません。
しかし側面は垂直近いですから、
水玉は落ちやすくはなりますが、
そもそも蓮の葉撥水は細かな撥水水玉になりやすいため、
質量が無いですから、
そこに埃や大気中のシリコンなどが附着してしまえば、
水玉は転がり落ちにくなってしまいます・・・
結果水染み(イオンデポジット)を形成し始め、
更には洗車時の水道水のアルキル金属基やポリマー成分などが餌の様になり、
急速に成長して結果クレーターに至ってしまいます。
と思っていたら、
シャンプー洗車で水染み殆ど取れてしまいました?
つまり、
コーティングとしての保護能力若しくは耐久性はほぼ0と言えますが、
レジンとしての役割は果たしていたのかも?
上記したように、
DIY簡易コーティングが水染み(イオンデポジット)を呼び込み、
短期間で形成されてしまっていても、
幸いなことにコーティング膜範囲以内に留まっていたのでしょう!
但し、
そのDIYコーティングの拭き残しは数か所あり、
これを長期見過ごしていると、
固形化して塗装に固着してしまう可能性があります・・・
拭き残しで固形化し始めていたコーティング余剰分は、
目立つ部分で2か所ありましたが、
綺麗に除去出来ました!
多くの車に見られる、
ミラーベースからの水垂による水染み(イオンデポジット)も、
完全除去出来ました。
驚くべきは、
側面本当に傷らしき傷は皆無でしたのは、
3か月と言えども使用過程車であることを考えると、
驚異的と言えるでしょう!
流石にピラー部のソリ黒練プラには多少のスクラッチ入っていますが、
圧倒的に少ない方です!
本当にオーナー様の管理が上手いと言えます。
弊社のお客様であっても、
私から見たとき、
なんでこのような傷を入れるのかなー
と呆れてしまう方も多い中、
素晴らしい管理と言えるでしょう!
とは言え、
柔らかい素材ですから100%傷の除去は出来ませんでしたが、
ほんの数本残りですから、
下手な新車よりは確実に新品グレードにはなりました!
ボンネットの傷は、
ファーストポリッシュ×最大磨き回数3回→セカンドポリッシュ×2回目にて、
何とか殆んど処理できましたが、
01スタンダード・ソフト磨きコースでは、
ギリギリの傷深度だったことになりますから、
傷の深さはおおよそ4μあったことになります・・・
除去しきれないかも?
と言うギリギリの傷は、半円形の重複した傷でしたので、
シングルポリッシャーが入れた傷と思われますが、
本当に何があったのか?
それでも4cm程度の見てもはっきり傷深度が確認できてしまうような傷は、
2本ほど残ってはしまいました・・・
この傷は、
スポット磨きを行っても除去は?
塗装膜厚が100μ以下ですので、
新車時に行う事はあまりお勧めは出来ません・・・
オーナー様がご不満を抱かれていた柚子肌ですが、
多少の改善はしたと思いますが、
昔の塗装の様な写真の様な映り込みには現代の塗装方法ですから無理ですので、
これは妥協していただくほかありません・・・
確かに20年ほど前の車に比べると目立つのは仕方ないですから、
どうしても納得いかなければ、
一度クリアを剥ぎ有色塗装面に中研ぎペーパーを入れてクリアを再塗装するか、
塗装ラインで中研ぎを入れている1,000万クラスの欧州車を購入するしか方法は残念ながらありません。
それと、フロントバンパー上部のボンネット隣接部分中央部に、
飛び石?
飛来物?
が接触したような傷と言うより凹んだような圧縮傷がありましたが、
これはサービスでペーパー迄かけ改善を試みましたが、
凹み底部が深すぎ、
クリアを底まで平滑化すると、
クリア残存が危ういので見えずらくなる程度の改善に留めました・・・
ことによると、
駐車場などで通行中の老人がよろけて手をついたりなんてこともありうるでしょう。
よく園芸系のホームセンター行くのですが、
老人が多くよく車に荷物や体をぶつけられますが、
大事な車では行かない方が無難ですねー
MAZDA マツダ CX-30 XDプロアクティブ(3DA ・DM8P)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
コーティング自体にはほとんど拘りがあられず、
施工店でのコーティング施工も初めてとの事で、
についても拘りや知識があられませんでしたので、
各々のメリット・デメリットをご説明した結果、
「水玉弾きも多少は楽しみたい!」
とのご意思により、
❝疎水・滑水❞となりました!
弊社の疎水・滑水は、
スタンダードクラスにはご用意が無く、
と価格順となります。
2・3・4は基本機能メンテナンスはノーメンテナンスですが、
1・5は機能低下が比較的短期間で起こりますので、
機能保持&強化のためには機能メンテナンスが必要になり、
弊社メンテナンスorDIYメンテナンスが必要となります。
オーナー様はDIY好き&ハイスキルですから、
DIYメンテナンスは気になられないとの事で、
❝G'ZOXリアルガラスコート・タイプH❞となり、
別売とはなりますが、
❝専用メンテナンスBOX❞も御購入されることとなりました!
リアルガラスコート・タイプH&ハイモースコート系のメリットといたしましては、
現在弊社施工車両の100%近くが施工されている、
レジントップコート・コクーンの施行が必要ありません。
と言うのは、
施行の際トップコートとして施工するトップコート剤がレジン効果も生みだすためです!
このリアルガラスコート・タイプHとハイモースコートに関しましては、
弊社の施行価格は発売元のソフト99の合意のうえ他店様よりもかなり安い設定になっており、
通常は5年間の保証を継承するために、
年1回の有償メンテナンスが義務づけられていますが、
弊社ではこの有償メンテナンス無しで5年間の自社発行施工証明書を発行いたします!
その為、
専用メンテナンスBOXは別売とさせて頂き、
付属のメンテナンス剤を使用してDIYメンテナンスをお願いしております。
「DIYメンテナンスは出来る環境にない・・・」
「DIY作業は嫌い・・・」
と言う方は、
弊社へのご依頼(有償)か、
上記した2・3・4のコーティング剤をお選びいただく選択もあります!
この度は、遠路弊社をお選びいただき、ありがとうございました。
3か月経過しての使用過程車としては驚異的程度保持が出来ていることに、びっくりいたしました。
今後は、メンテナンス剤を使用いただき、機能を確認のうえ3~6か月ごとのメインテナンスを行って下さい。
今回の施行にあたり、鉄粉の付着だけは顕著でしたので、冬前or春での鉄粉除去は行った方が良いと思われますが、弊社ご依頼or弊社通販ページからの鉄粉クリナー購入でのDIYでもよろしいかと思います。
お仕事上、現在のコロナ禍感染収束の目途が立たないことは、非常に影響があられることとは思いますが、あがいてどうなるものでもありませんから、ご自身ご家族様の感染回避にはご注意いただき、ご自愛ください。
PS:ご相談いただきましたクラウンの施行ですが、ご無理のない中で、一度実車を拝見させてください。
会員クラス:非会員ご新規
車輛クラス:クラスL
施工コース:
コーティングコース=G’ZOXリアルガラスコート・タイプH(疎水・滑水ダブルコート)
磨きコース=01スタンダード・ソフト磨きコース(程度良好新車向け=軽度の傷取り・軽度の肌調整・鏡面仕上げ)
オプション施工=鉄粉クリーニング(1回)
物販:G’ZOXリアルガラスコート・タイプH専用メンテナンスBOX
施工料金:165,151円税込み(代車使用無し割引-5%・濃色車割り増し磨きランク3+10% 適応・高速代バック別途)
メーカー別
月別バックナンバー