2016年10月02日|マイスターブログ
あいにくの雨となってしまいましたが、
10月1~2日「Car Crusaders Club」 秋のツーリングに参加して来ました!
私はここでマセラティ・ロータス共に売却してしまい、
残るはアングリアが有りますが、
もうスポーツカー&レーシングカー系車趣味道からは足を洗い、
残るアングリアも売却予定ですので今回は、日頃の足車であるメルセデスベンツW430AMGパッケージでの参加となりました。
が、私以外の参加車輌はみなスポーツカーですので、パワースペックとテクニック的には十分付いていけるかな?
等とたかを括っておりましたが、今回ウエット路面で有った為コーナリングスピードが上がらなかったですのでテールツーノーズでの追走が可能でしたが、
ドライ路面ではいかに足回りブレーキがAMGと言えども所詮は乗用車、
限界コーナリングでは他の参加車輌とはレベルが違いますので、
きっと相当苦戦したことでしょう・・・
普段のベンツの走行スピードとは桁違いの走りをして見て感じたことは、
今迄ツーリング参加においてはスポーツカーかレーシングカーで参加している際には、
同じように限界走行をしていてもいかに雑な乗り方をしていたのかと言うことをしみじみ感じました・・・
と言うのは、今までと同じような感覚で、ブレーキング・切り込み・加速をしていたのでは、
車の挙動がふらついて思ったラインではまったく走れません。
一番のネックはサスペンションが柔らかすぎラフな操作では車がゆりこの様になってしまい、
2tの車重に振り回されてしまいます・・・
今後当分は此の車でのツーリング参加となりますから、
日頃からもっと丁寧な操作を練習し左足ブレーキも上達する必要がありますねー
今回は弊社出発時にまさかのトラブル・・・
弊社を駐車場としている倶楽部員のエキシージⅠ、
なんとエンジンかかりません?
平日一度来ているにも拘らず、
始動点検もしていない性格上の適当さがこの様な結果に・・・
しかもこの者メカニックですから、
呆れるばかり。
いつも周囲から何事にも雑で、
アバウト過ぎるなどの批判を受けてはいましたが、
自身でこういう周囲の評価を素直に受け入れ直そうとする姿勢が無いことが今回に繋がっているのでしょう・・・
結果キャンセルは許されませんから、
弊社に乗ってきた軽1BOXでツーリング参加です・・・
集合場所の下条村の道の駅に着くと、
数年前までは常連参加なされていた○澤さんがお見送りに来ていてくれました!
私はちょくちょくお会いしていますが、倶楽部メンバーは1年半ぶりの再会ですので話も弾んでいましたが、
この方数年前に癌の手術をなされ其れがきっかけとなり参加をなされてきていませんが、
いつも倶楽部員からは、
「○澤さん、体の具合はどうなんでしょう?」
等と、
心配なさるお言葉が皆さんから出ていましたが、
年に2~3回幾らしか会う機会がなくても、
いつもどこかに気にかける気持ちを抱いていてくれることは嬉しいことです!
逆に、昔からの友達で職場も一緒の方も旧倶楽部にはいらっしゃいましたが、この方にお聞きしても、
「サー、最近余り会っていないので、よくわかりません・・・」
と、
距離感は近くても気持ちの感じられない人もいますが、
人は日頃の距離感よりやはり根本的人間性でしょうねー
今回初のお披露目となった991ターボSですが、
自由走行区間では私と2台での爆走となりましたが、
私はレッドゾーンまで使っての限界走行にも拘らず、
「大体3.000回転位かな、回している時でも4.000回転は行っていないでしょう!」
とのことですが、
流石2倍近いパワー差ではこんなものでしょうねー
2日目解散後の高速でも此のポルシェと2台となり、
かなりきついS字コーナーをポルシェは200km/h越えで突っ込んでいきますが、
私は180km/hでも既に車はズルズルアウトに膨らんで行ってしまいます・・・
これがスポーツカーと乗用車の根本的性能差と言うものでしょうねー
今回は初参加でNSXと35GT-Rがいらっしゃいましたが、
NSXの方はツーリング中32GT-Rと前後で走ることになりましたが、
「あのGT-Rターボ壊れているのですか?」
「立ち上がり全然加速していかないですよ・・・」
と、仰っていましたが、
此れ車の性能差ではなくオーナーのテクニックと度胸の差でしか有りません・・・
路面がウエットの上4WDしかもターボ車であれば、
同等馬力であってもGT-Rには圧倒的優位性があるはずですが、
私のベンツでさえ余裕で付いていけるペースでしたからねー
驚くべきは、先頭を走るヒーレーとMGですが、
そもそも50年間の車でエンジンも1.300ccのOHV、
タイヤも普通のタイヤしか履いていないにも拘わらず、
そのペースの速さは驚異的速さでしたが、
これは明らかにオーナーのスキルの高さです!
後方から観察していても、
ブレーキングポイントも絶妙ですし、
コーナリングラインもパワーがない分全開ポイントを出来るだけ早く取れるような、
やはり絶妙なライン取りです。
車は、早い車で速く走るのではなく、
遅い車をいかに速く走らせるかを練習することが、運転が上手くなる早道でしょうね!
1日目お昼は修善寺に立ち寄り、
独鈷の湯と言う足湯に立ち寄りつつ、
温泉街の竹林の遊歩道を散策しました!
倶楽部の超我侭メンバー、
「500mも歩くのかよー」
「タクシー呼んで行こうぜ!」
「○○君の1BOXもってこいよ!」
等と、
言いたい放題・・・
昼食は、
修善寺ではそこそこ有名な蕎麦屋である四季紙というところでそばを皆さん食しましたが、
「旨くないねー」
「信州そば食べなれていると、どこでそば食べても旨いとは思えないね・・・」
と、確かに其れは事実ですね。
露天風呂・宴会も終了し、部屋に帰っての雑談ですが、槍玉に上がったのは前記しているエキシージオーナーで、
今回はエンジンかからず軽1BOX参加の青年。
28歳給料25万にも拘らず、
500万越えのエキシージをローンで購入していますが、
実際現実の生活は、
此の車を維持する為に総てを注ぎ込んでいるようなもので、
ローンが終了する頃には今度はメインテナンス費用で同じ経済状態が続くでしょう・・・
今回は親御さんの軽1BOXに乗ってきていますが、
エキシージ以外のこの者の車は軽トラです・・・
現状彼女無し、
と言うか28年間の人生において恋愛経験が0。
しかも車はエキシージと軽トラで、
経済的余裕も無しでは今後も彼女が出来る可能性は0・・・
しかも、誰が見ても、
「不潔感が漂っているよねー」
と、いつも言われてしまっている。
今回不参加でしたが、
40代で似た生活スタイルの方がいらっしゃいますが、
この方も過去人生ほぼ恋愛経験0・・・
今のスタイルを大幅に変更しない限り間違いなく一生独身でしょう。
最近私が思うことに、独身時代にあまり趣味に没頭しすぎると、
婚期は逃すでしょうねー
特に趣味のなかでも一番お金がかかる車オタクはいけません・・・
良くこの様な方と話をしている時に、
「あなたのほうが酷いでしょう、
だからあなただけにはそのようなことは言われたく無い・・・」
と言われますが、
私が一寸前まで嵌りきっていた車道楽ですが、
嵌っていたのは18~22歳くらいの時と結婚をしてからです。
つまり、
婚期の時分には車道楽などしていませんし、
生きる目的と言うか人生を車になど賭けているわけでも有りませんから、
過去何回か別の目標が出来た時にはそのとき所有している車は、
総ざらいで処分してきています!
つまり、
車道楽はいいけれど、
生活・人生を賭けたようなオタクになると、
以降の人生には選択肢は無くなります・・・
車道楽の範囲内で独身時代の一時を過ごし、
婚期には手を引き、
結婚後家庭を維持できる範囲で又車道楽を行う!
これが、
世間的にみてもまともな生き方でしょう。
後悔は老人になって訪れるでしょうが、
其れは今迄若い頃に共につるんでいてくれた人たちは、
皆家庭を持ちともに生きるべき伴侶・子供を持つ中で趣味も変遷しているでしょうし、
家庭がある以上それなりの老後設計による経済性も伴っているでしょう。
然し、
人生をオタク道に賭けた独身で老人になったときには、
上記したように今までの家庭もちの仲間は違う道を歩み始めているでしょうし、
孤独と金欠と車しかない時に、
ふと我に帰って後悔してみてももう人生はやり直すことは出来ません・・・
先にも触れたように、私を見て、
「あいつも其れで何とかなっているから大丈夫だよ!」
みたいに思われているとしたら、
其れは表面しか見ていない大きな勘違い・・・
傍から見れば馬鹿なことをやっているようにしか見えなくとも、
実は20~30年後の人生設計はきちんと陰で出来ています!
収入・保険・年金・住居・家族総てが実は影では折込済みで計画されているのです!
更に総てにリスクヘッジもしていますし。
だから、
無謀な人生を送っているように見えるのは、
実は表面的なブラフでしかないのです・・・
ツーリング記事にしては、かなり方向はずれましたが、今回は道を間違えたり、濃霧でのろのろ走行を強いられたりと言うこともありましたが、
今回も無事故・ノートラブルで終了できたことは、
参加メンバーが規律ある行動と安全運転に努めてくれ、
かつ1人を除いてはきちんとした事前整備をしてくれていたことと思います!
次回イベントは、
可能であれば秋のBBQと、
1月の蓼科会員制ホテルでの新年会となります!
参加可能な方は、
できるだけご参加ください。
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