2020年07月24日|マイスターブログ
“GO TO キャンペーン”って、
観光業や飲食店を助ける為の目的ではなく、
新型コロナウイルス感染者を激増させ死亡者も増やして、
日本の人口調整する為の"感染拡大キャンペーン”ですよね?
と皮肉が言いたくなると言うタイミングでのこの無謀な国策は、
何人かの知事から発言あるように当にこれで全国に感染蔓延をさせてしまえば、
安倍総理・内閣・与党・専門家らによる当に“人災”・・・
東京都で300人越え全国でも1,000人近い数字は、
7月上旬に感染した方でこの数字ですから、
現段階での潜伏感染者数は今より確実に多くいるはずのこのタイミングで、
この4連休で一気に人が移動し全国に散らばれば、
どんな馬鹿でもその2週間後におきえる事態の予測は付くでしょう!
第一波の時に感染拡大防止には、
「人との接触を7~8割抑えれば、感染は押さえ込める!」
と言いつつ、
実際急速に感染は縮小した事実もありながら、
今回はこの部分には上記した様な政策決定者は触れずに、
”経済経済経済”とばかり業界団体圧力に押されていますが、
情けないのは専門家ですら政府政策に同調的で、
自身の政府内評価への保身的発言が目立ちます・・・
今までの経過の中で、
「コロナウイルスは湿度に弱い。」
「紫外線が強くなる今後は活動は低下する。」
「感染力は比較的低い。
「治療薬も見つかりつつある。」
「ワクチンも早急に開発されると思われる。」
何もそうなってはいない・・・
過去の専門家会議や今の分科会に属す専門家ほど、
楽観的発言が目立ったような?
定期的にマスコミ登場する医師や専門家も、
その様な重鎮たちの態度・発言には強い反対意見は聞かれなかったような?
つまり自身の医師会や学会での立場の保身範囲内での発言にしか聞こえません・・・
逆に、これら団体に距離を持っている方や、上部の圧力をものともしない所謂業界のはみ出し者的開き直りの覚悟のある方の発言は、
そこまで楽観的でなかったのが印象的です。
今回野党はこのGO TOキャンペーンには異論を唱え、
知事達と同じ様に“人災”と批判をし、
感染拡大をしてしまえば責任をとって“内閣総辞職”を突きつけていますが、
太平洋戦争に突入したのも、その後無条件降伏に至るまで戦争継続したのも、
所謂政治家・軍隊指導者の判断による“人災”と判断されたから、
東京裁判において個人責任が問われ戦犯と判断されたことを考えれば、
今回のこの無謀な判断も同じでは?
太平洋戦争への突入も、
欧米列強に並びたいと言う経済大国になりたいという野望が突き動かしていった大きな要因があリますが、
もしその当時東洋の貧しい国でも平和であることを優先していれば、
あんな多くの人命が失われることは無かったと言う事と、
戦争をしたがゆえに戦後復興で一気に経済大国に伸上がれたこととどちらが良かったのか?
と言う、規模は違えど選択肢は似ているような気がします。
敗戦後指導者の多くが、
自身の責任を取って自沈の道を取りましたが、
今の指導者・専門家に間違った方向に国民を向かわせてしまった時、
自沈の覚悟はあるのでしょうか?
今の状況見る限り、
責任の擦り付け合いが関の山・・・
多分お盆ごろには予想も付かない数字になっていることでしょう・・・
そうなっても自粛要請するにも経済界圧力や次なる大型予算出動も出来ない現状から、
正直手の打ちようもないのでしょうが、
痛みを健康被害や命をかけて経済を取るか?
経済はどん底に落ちようが命を優先するか?
既にその2択の絶対的方針が必要でしょう!
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