2017年06月22日|マイスターブログ
先日とあるコーティング屋さん?
磨き屋さん?
のHPを読んでいると、
不思議なことが書いてあります。
ガラス成分は従来品の50%増量(当社比)!!
[カルナバ]配合の、世界初・完全無機質ガラスコーティング剤。
ガラス成分てなんですか?
従来品50%増量って、いったい今まではガラス成分は何%だったのでしょう?
カルナバって蝋であり100%有機物なのにカルナバ配合でどうして完全無機質になるのでしょう?
そもそも化学的にコーティングを完全無機質になど現代化学では不可能でしょう・・・
そもそも有機物とは何か?
無機物とは何か?
すら知らないって事・・・
こんなわけの判らない化学的にありえないことを書いて、
「これ良いねー」
と感じてしまうお客さんがいたとしたら、
お客さんもあまりに無知・・・
ありえないことを平然と書いているのですから、
これが真実と思っているとすれば、
騙しているつもりは無いことにはなりますが、
結果としては真実でないことでお客さんを釣っているのですから、
故意ではなくとも“詐欺”ですねー
“騙すより騙されるほうが悪い”のたとえも有りますから、
嘘を嘘と見抜けないで良いしているお客さんにも責任はあります・・・
又、コーティングのメンテナンスをメニューとしていますが、メンテナンスって何をやるのか?
なにも記載がありませんが、価格だけは出ていますけど内容すらわからないメンテナンスって頼みます?
しかも、
他店施行車両でも施行証明書が有れば施工可能となっていますが、
自身が管理施行して無い車に責任を持ってメンテナンスなんてどうしてできるの?
不思議です・・・
このお店のHP詳しく見ていくと、
ほとんどが化学的根拠がまったく無いことばかりが書かれています。
例えば、
セラミックコートをガラスコーティングと言っていますが、
セラミックは青磁でありガラスは石英なんですけどねー
しかも出鱈目である上に、その説明化学用語の漢字すら間違っている・・・
間違っていることすら判らないと言うか、
知らないのでしょう。
このお店さんに限らず、
多くの施行店のHPは根拠の無いことの誇大広告が多すぎ・・・
知識の豊富なお客様に突っ込まれたら、どのように対処されているのでしょう?
施行店選びの際には、謳い文句を鵜呑みにするのではなく、ご自身でもその書かれている内容が真実であるのか?
化学的根拠があるのか?
位、
は事前に調べたほうが良いでしょう!
とにかく嘘の多い時代ですから・・・
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