2013年10月06日|マイスターブログ
集合地点の原SAではぎりぎり雨は降っておらず、このままいける?
と思いきや、やはり一宮御坂ICまでにすでに降雨に見舞われました・・・
春ツーと、2012年秋ツーの悪夢が蘇る・・・
エアコン修理完了とはいえエキシージは雨漏りもしますし、今回は娘まで同乗していますから非常に憂鬱。
フェイズⅠエキシージにはラケッジスペースはありませんから、オイルキャッチタンクの設置場所付近の空きスペースにごみ袋にバックを入れた荷物も心配・・・
降っている場所と降っていない場所の混在する中、昼食後に行くはずだった富士山スカイラインに時間が余りすぎのため予定変更して走り込みに向かうと、やはり雲の中だけあってそれなりの降雨量。
しかし、先頭の梅雨払いを努めるエリーゼH君かなりのハイペース!
私は、7年越しのSタイヤはやはりたいしてグリップしません・・・
同乗する娘が心配になり、
「怖い?」
と聞いてみると、
「別に!」
「全然怖くない!」
この子に怖いという感覚無いのかー
下りは心配していた雨漏り、やはりおこりました・・・
コーナーごとにルーフに付着した水滴が減速Gで前に来るはずみにジャーと流れ込んでくる。
最低の車!
昼食予定の富士宮焼きそばに到着すると、
“本日は午後4時よりの営業”
またもや予定変更して、浅間神社付近の屋台村で昼食。
結構期待していた富士宮焼きそばでしたが、どーということのないただの焼きそば・・・
量からするとかなり割高な点もあり、がっくり。
腹もいっぱいになり、高速使用で御殿場へ。
いよいよメインステージ箱根のワインディングです!
いつもは観光客でごった返す箱根も、雨ということでしょう道路はガラガラです!
ウエットコンディションのため、いつ滑るかというハラハラ感もまた楽し。
箱根峠・芦ノ湖スカイライン・湯河原パークウエイ・椿ラインとガンガンに攻めてのワインディングお腹一杯!
今回はロータスではなくビッツカップで参加のT君、今まで何回もレース出場していますが予選を通過できたことは無し・・・
今回彼の後ろに付く区間が多くよーく観察してみると、納得!
ライン取りがでたらめ・・・
右コーナーでは切込みが速すぎ、クリッピングが手前すぎるため、コーナリング中のステアリング修正が多すぎ・・・
左コーナーでは切込みが遅すぎ、まったくクリッピングが取れず・・・
由って曲がり切れず、反対車線飛び出し回数は数知れず、これじゃーそのうち
“死ぬよー”
左右ともにいえるのは、ブレーキが甘すぎ、Fに荷重が乗っていないためにコーナリング初期の鼻入れができていない。
自己流ではなく、基本に忠実な運転を練習する必要大有!
流石に本格的スポーツカーに混じり初参加のアルファロメオ・スパイダーは非力ということもあり、相当の苦戦でしたが、最後まで事故もなく走り切ったのは立派です!
ホテルでしばし休憩後、バイキングで夕食。
皆さんお疲れのようで、一部アル中軍団以外はおとなしく御就寝!
当然私は・・・
おとなしく寝ました?
明けて午前5時、有志による箱根ターンパイク朝練開始!
雨は幸い上がっておりましたが、路面はウエット・・・
霧もそこそこ・・・
しかし、ここは全開でしょう!
前走するH君エリーゼをまくり倒して、先頭に!
ハ、ミラーに映るインテグラR・・・
更にペースアップしていきますが、ミラーから姿は消えない・・・
こんなにインテグラRって速かった?
春ツーでも雨の中マセでも煽られまくられた若干20代のT君。
今回もかよー
すでに私の中でのライバルはBMW135ⅰは無く、ターゲットはインテグラRのみ!
50代のおっさんが、20代の若者相手に熱くなるバカでーす。
戦力外通告Mさんごめんなさい・・・
テールスライドの練習より、ヒール&当トゥの練習してから出直してください!
対向車からパッシングにビビった私を尻目に、インテグラR全開でぶっ飛んでいきます・・・
しかも霧で前方視界50mくらいなのに、優に150km/hは超えているでしょう!
無謀なのか?
自信があるのか?
しかしどちらにしても、これは危険!
危険回避の大事なことは一線を決して超えないこと。
これ経験を積むことで予知能力が自然と身に付く!
T君に必要なのは、腕はもう十分ですから、あとは引き際の判断。
ターンパイクを後に芦ノ湖スカイラインでは途中から先頭でしたので、ウエットでの限界を試していきますが、やはり7年越しのSタイヤ・・・
限界予想よりも早く、リバースしていきます。
特に加速においては、コーナリングフォームを残した状態では、ドリフトマシンさながらのテールスライドをしてしまい、グリップ走行派の私には手に負えませんわー
無事にホテルに戻り朝食。
簡単なミーティング後、今回は2ルートに分かれ帰路につきます。
私は、静岡周りのワインディングご堪能コース!
途中高速区間は、初参加のアルファTさんもご同行。
最後に高速全開見せて!
とのご要望に限界ぶち抜き、しかし200km/h超にもかかわらづ、それなりに追ってくる・・・
車壊れないか心配になってしまいます。
もしかして、いつもそんな速度で高速走っているの?
高速も降り、いよいよ期待のワインディングにロータス3台とR32-GTRでのバトルツーリング開始です!
なんとこのうち3台は同乗者が乗っているというハンディがありますが、そんなことはみじんも感じさせない熱い走りです。
同乗している私の娘、そんな中熟睡・・・
この子の神経どうなっているの?
参加者からは、
「血じゃないの!」
とのご意見。
うーん、行く末恐ろしいかも?
途中、アストンマーティンV8ヴァンテージとTVRタスカンに追いつき、しばしのランデブー!
ハイパワースーパーカーだけあって、直線は早い速い!
しかし、舞台のメインはタイトコーナーの連続。
コーナーでは全くロータス&GTRとは速度域が違いますから、離されるどころか常に詰まってしまう状態でした。
ハイパワー重量車では、LSDなどあろうがなかろうが、ライトウエイトスポーツやGTRの敵ではないですね!
いい加減あきらめて、家族のための生活をしましょうMさん!
道の駅にて先ほどのアストン&TVRの方も含めて歓談後PM3:00解散となりました。
別働隊であった山梨経由グループ、走行模様を聞いてみると、今回1日目ホテル合流の初参加I夫妻、ランチャ・インテグラーレ改での御参加です。
ドッカンターボを生かした追い上げ重視の走りで、煽られ嫌いのH君相当のプレッシャーだったとか?
「メチャ、早いよー」
「だけど4駆の割にコーナーは遅かった・・・」
それゃー、あんたのコーナリング速すぎでしょー
ただし、対向車線まで使用したアウトインアウトは、弊社ツーリングでは厳禁ですので、次回ご参加の際には、絶対に車線内キープを守ってくださいね!
最終工程で予定していた、旧笹子峠はゲートが閉まっていて走れず・・・
しかし、イケイケドンドンのインテグラRのT君ほっとしたとか?
どうやら、朝練ターンパイクで燃え尽きてしまっていたようです・・・
別行動であったH君率いる山梨経由グループも双葉SAにて昼食後無事解散したとのことでした。
天候・路面状況ともにかなり危険な状態でのハイスピードツーリングでしたが、一台の故障・事故・違反もなく無事に終了できましたことは、ご参加いただきました皆様の日ごろの鍛錬と整備、そして安全運転に徹していただけたことと感謝いたします。
ありがとうございました。
注)文章中の過激表現は、あくまで読み物としての空想であり現実ではありません!
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