2013年12月20日|マイスターブログ
今回も、“グランテスタ金沢”様からのご依頼を頂き出張施工に赴きましたが、今回は向かう途中で世界遺産の五箇所村・合掌集落に立ち寄りました!
前日なのですかねー
結構雪が降ったようです?
この日は曇り空。
当然かなり寒く、平日ということもありほとんど人影はありません・・・
却って観光地ぽくなく、自然な感じを感ずることはできますが、とにかく寒い・・・
然し昔の日本の雪国の田舎の原風景は懐かしさを感じさせてくれます!
流石に、弊社の近くでは合掌造りは無かったですが、私が子供のころには結構まだかやぶき屋根の民家はありましたので、思い出しますねー
ちなみに、私のいとこの家は藁ぶき屋根の250年前の家がまだ健在ですが、数年前の屋根の改修の際トタン葺きになってしまいました・・・
コストを考えるとしょうがありません。
しかも、現在は無人となってしまい、いずれ朽ち果ててしまうのでしょうね・・・
然し、白川郷や五箇所村ではこのような家にいまだ住み続け、文化を守り続けていただいていることには、感謝のみならず畏敬の念を感じてしまいます!
前回出張時に時間がなく立ち寄れなかった、
“兼六園”にも立ち寄ることができました!
兼六園冬の風物詩である“雪吊り”の作業も終了していて、その美しい職人芸には感心させられてしまいます。
私も以前は外構プランナーとして図面を引いたり、施工も行っておりましたが、当然このような見事な設計や施工はできませんでしたねー
ま、当たり前のことですが・・・
流石は前田家 加賀100万石と称される大大名のお城だけあり、その敷地の規模はすごいですねー
貧乏大名の松本城とは大違い!
この石川門の門構えもさすがです。
築城されたころの、武士が行きかう姿が思わず想像されてきます!
緊張感のあるこの時代に生まれてみたかった、と思いますが、根性なしの私には生き延びることはできなかったでしょうねー
今回の出張での宿泊は、金沢の奥座敷と言われる湯涌温泉の“あたらしや”です。
名前はあたらしやですが、湯涌温泉では最古参創業250年を誇る老舗の温泉宿で、しかもただ1軒の完全木造旅館です!
しかも部屋数はわずか8部屋のみですから、大規模旅館のような喧噪もありませんから、しみじみした温泉旅館ならではの情緒が楽しめます。
ただし、温泉はいまいち・・・
濁り湯や強い刺激の温泉に慣れてしまっている私には物足りない。
また、露天風呂の景色も、渓谷に位置する露天風呂に慣れ親しんだ私には、
作りやロケーションは×・・・
純粋に温泉を楽しむにはあまりお勧めはできないかも?
今回の宿泊コースの夕食は、今が旬の“鰤”です!
←の料理は鰤のしゃぶしゃぶ用の切り身ですが、鮮度は全くお刺身用です。
同伴した娘は、しゃぶしゃぶではなくお造りとして頂いていたほうが多かったくらい新鮮です。
然し、あまりの量に1/3位は残してしまいました・・・
ごめんなさい。
→の写真はしゃぶしゃぶ前の先付ですが、写真以外にも数品あり全8品、これだけでもかなりお腹が満たされる量です。
巨大旅館とは違い、すべて旅館の厨房で料理されてるだけに、その味は絶品です!
1泊2食付で約15.000円はこの料理の素晴らしさからすると非常に安いです。
料理を堪能するには、あたらしやはお勧めですねー
この写真は朝食。
実は私は、食事のメインである夕食よりも旅館の朝食のほうが好きです!
なんと全10品!
朝食のほうが、地元の地産感を感じます。
普段は食べ無い朝食ですが、大盛り茶わんで2杯もご飯を頂いてしまいました!
ここまでは私も娘も大満足でしたが、不幸は帰りに訪れました・・・
高速道路上で、乗っていったレンジローバーのエアーサスペンションアラー無音が、ビィー・ビィーと鳴り出し、みるみる車高が車高短になって、ノーサス状態に陥りました。
しかも、安房峠頂上付近は50cm位の積雪で完全圧雪状態・・・
ノーサス状態のレンジローバーはいかに4駆とはいえ、サスペンションによるトラクションがかからない状態では全くグリップしません。
路面が荒れていれば、跳ねてしまいちょっとブレーキを掛けただけでもABSが作動しながらひたすらピョン・ピョンと跳ね滑り続けていきます・・・
メチャ怖くもあり疲れましたわー
帰路途中にある、友人のガレージ“ダック”に車を預け、プリウスで弊社まで送って頂きましたが、乗り心地が悪いと定評のプリウスでさえ快適に思えました。
今回また、来年の1月にグランテスタ金沢での出張施工の御予約もいただいておりますが、それまでにレンジローバー直るのだろうか?
更に心配なのは、一体幾らかかるの?
仮に100万円と言われても、すでに購入してから車検代含め整備費用は50万円近くつぎ込んでしまっているので今更捨てるわけにもいきません・・・
予想はしてはいましたが、レンジローバー8万円はそれなりの代償が必要なようです。
サー、気分を取り直して来年の出張時の宿泊旅館を物色しようー
仕事しに行っているのか?
遊びに行っているのか?
判らないようなノリですが、たまのお出かけですのでこれくらいしか楽しみないんですよねー
娘もいつまでも付き合ってくれないでしょうから、今のうち今のうち!
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