2014年03月02日|マイスターブログ
1月に施工させていただいていた会員様の新車ですが、あろうことか納車時に塗装不良や極端な傷の量と、磨きでは改善不能な深い傷等のトラブルを抱えておりました・・・
とりあえずはご依頼いただいた弊社作業は終了させ、お客様にはお引渡しいたしましたが、その後お客様とディーラーでこのことについてのお話し合いが行われておりました。
つい数日前にオーナー様からご連絡を頂き、
「ディーラーがクレームを認め、ここで問題箇所の再塗装を行うことが決まりました!」
とのことでした。
当然認めるべきことを認めたことであり、
「さすが甲信マツダ!」
と、いうほどのことではありません・・・
というより、この決定がなされるのに1か月半もの時間を弄したこと自体が、
メーカーというかディーラー体質に疑問を感じてしまいます。
とはいえ、クレームに応じただけましかもしれません。
悪名高き、カローラ○○でしたら知らんぷりでしょうから・・・
今回の補修は購入された地域の内製工場ではなく、他のエリアでの内製工場での作業となるそうですが、問題はソウルレッドプレミアムメタリックという特殊塗装ということが挙げられます。
特殊な塗装方式を取っているために、果たして内製工場レベルでライン塗装並みの再現が可能なのか?
私の聞く限り、ディーラーですらこの塗装色の完全な再塗装は不可能・・・
と、公言していると聞いております。
弊社が契約している板金塗装工場も、この塗装に関しては受け入れ拒否・・・
とのことですので、果たして技術レベルの低いディーラー内製工場で完全修復は可能なのか?
もしかしたら、メーカーから特別な技術指導があるのかもしれません。
どちらにしても補修終了後、弊社にディーラーが直接コーティング再施工に持ち込むとのことですので、お手並み拝見と行きましょう。
塗装はちゃんとできているけど、先日のCX-5のようにポリッシャー傷やペーパー目だらけでないことを祈ります!
↑の写真が問題箇所の一部ですが、そもそもこれらの問題点が、
メーカー→サービスセンター→ディーラー→納車
と、スルーしていってしまっていること自体おかしいのですが・・・
これだけ目立つ問題点ですら気が付かないのか?
見て見ぬふりをしているのか?
どちらかしかないのですが、どちらだとしてもあってはいけないことです。
このお車とは別に、先日施工させていただいたアウディにも似たようなトラブルがあり現在オーナー様とディーラーでの話し合いが行われています。
並行してディーラーとインポーターとの交渉も行われているそうですが、進展具合は今のところ弊社には情報が入っておりません・・・
このディーラーも甲信マツダと同じように、過去弊社では納車程度が非常に良い!
と、評価していたディーラーである○○ヤナセなのですが、みんなここの所どうなってしまっているのか?
これら塗装トラブルを問題点として指摘したことで、
また弊社のディーラーからの厄介者扱いはきつくなることでしょうが、
そもそも弊社は業販依存の体質ではありませんからどう評価されても関係はないですがね!
ただ、このような状態で納車されていたことをオーナー様にお知らせしなければならず、結果オーナー様は非常に落胆されることが非常に苦痛です・・・
現在、ランドクルーザー200系の新車がご入庫いただいておりますが、
このお車の程度は極端に良好です!
同じ新車でこのような大きな納車程度の違いがあることは、
その理由が理解不能・・・
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