2015年12月01日|マイスターブログ
懇意にしている車屋さんの社長さんから、
「ちょっと面白車乗れるから来い!」
とのことで、行ってきました。
まずは、その社長さんの愛車マクラーレン650Sです!
650psのれっきとしたスーパーカーですが、
正直私の中ではほとんど興味のないスーパーカーでした・・・
其れは何故かと言うと?
まずはスタイルがおとなしく、押し出し感に欠ける・・・
排気音も静かで、電制もバリバリなのでソリッド感に欠ける・・・
等、今まで運転したことは無いですが、そんな印象でした。
然し、違いましたねー
と言うか、今までの私の車感を覆されました・・・
この車に乗る直前にベンツのSクラスに乗ったのですが、
乗り心地がSクラスより良い!
スーパーカーは固いサスペンションでゴツゴツ感があるのが当たり前と思っていましたが、この車に関しては当てはまらない。
しかも650psと言う途方もないパワーが、普通に使えてしまう!
これは、電制を含めたすべての制御が素晴らしいバランスで成り立っていることを証明していることになります。
今迄は、このような制御ありきでの大パワーこそ無意味・・・
と思っていましたが、650psを本当に生かすための制御ですので、これは凄い事です!
この車での250km/hで受けるスピード感は、一般車の100km/hと変わりません。
これは、インフォメーションとして250km/hと言うスピードが安全速度という事になり、
恐怖感を感じないことがそれを裏打ちしています。
フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーとは、
生息域自体が違う数段階上の車と言えるでしょう!
つまり、ブガッティやパガーニなどと同じ世界の車で、安全なスーパーカーとはこの様な車たちを言うのでしょう。
今回の試乗の本来の目的は本当はこちら、
ジネッタG12のレプリカではなく本物です!
エンジンはオリジナルのロータスツインカムのフルチューンで、トリプルメタルクラッチとヒューランドミッションが装備された本物のレーシングカーです。
車重570kgに200ps以上のエンジン!
乗る前から、途方もなく速いことは想像できましたが、異次元の速さでした。
エンジンは10.000回転近く回るらしいですが、
その爆発的加速感に圧倒され5.000回転回せば満足!
どころか、これ以上怖くて踏めません・・・
前記しているマクラーレンとは、対極にある車です。
安全に異次元の速さのマクラーレン!
運転者のスキルがプロ並みでなければ乗りこなせない、このジネッタ!
どちらも、最良最速の車です。
どちらが良いのか?
ではなく、どちらも最高!
この2台が同時に所有できることが、至高の幸福です。
私自身の所有車両や、今まで乗ったことのある車は皆おもちゃとしか思えなくなった・・・
社長からは、
「フルローン通してやるから、買え!」
と言われましたが、ローン通してもらっても払えんでしょう・・・
そもそも、マクラーレンの年間保険料150万円自体が支払出来ない人には、
到底払えるわけなし。
されど、今まで乗った車の中では、タイプは真逆と言えども最高の2台ですので、
知らない人の手に渡ってしまうのも悲しいですので、新たに設立されたカー・クルセイダー・倶楽部メンバーか弊社お客様で買い手を探そう!
取りあえず、ジネッタは○生さん。
マクラーレンは○田さんが、ターゲットかな?
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