2020年03月14日|マイスターブログ
世界一斉株暴落・・・
これ新型コロナウイルス流行の兆しが見えたときに既にこうなる予想は出来ていたはずですが、
WHOや日本を含め世界主要国が事態を表面的に一過性のもであるかのように偽装した事が最大の原因でしょう。
このまま行けば日経平均15,000円割れも視野に入る状況でしょう・・・
株価下落の次には、
ドル円相場100円割れもありうる話と言われ始めましたが、
この状況下で倒産・雇用喪失・所得減少は避けては通れないハードルです。
この世界的規模での新型コロナウイルス蔓延の中、まだ感染者数の少ないアフリカ・インド・南アメリカ等は、
衛生環境も悪く医療水準の低い地域の爆発的感染拡大は避けられないとも言われていますから、
そうなれば現在でも増えている各国の入国規制もドンドン拡大し、
結果人・物量は止まりますから、産業も機能しなくなり、
結果世界経済恐慌に繋がる懸念は現実的になってきました・・・
この状況を鑑み、
政府も数十兆円の財政出動を行うことを言い出しましたし、
所得補助・支給や、
企業への無利子・無担保の貸付や補助金支給、
はたまた消費税一次撤回等が言われていますが、
これ数ヶ月で感染状況が改善すれば良いですが、先の見えない中半年・1年となっていった場合、
国庫は破綻してしまうでしょう・・・
3:11の時のように、
災害は一時的で、損害もある程度先行き必要なレベルが測れたものと今回はまったく違いますから、私はある意味国民・企業共に相当の痛みを伴っても、
一時的小手先の処置で体力を使い切ってしまうより、
耐え忍んで鎮静化したところでの効果的投薬を行うべきと思います!
そもそも国が個人所得の低下の補償をするべきなのか?
中小企業の資金繰りの無利子無担保貸し出し&補助金支給するべきなのか?
大幅所得減税や消費税の減税or撤廃や社会保険料の減額をするべきなのか?
新型コロナウイルスによる経済的損失・倒産・破産の紐ずけの定義には証券や投資信託のような投資関連は何故含まれないのか?
経済的助け舟言い出したら切が無い・・・
ある政治家は、この様なことの前に、
まずは新型コロナウイルスの感染拡大の防止や、
医療体制の拡充・充実や、
ワクチン&治療薬の開発に巨額の資金を投入して沈静化の目途をつけ、
その間の動性を観察した後に、
経済復興のための必要な措置を効果があるところだけにするべきとの意見を述べていましたが、
私はこの意見に賛成です!
過去の大型災害やリーマンショックの際にも、
財政出動していても終始ばら撒き的手法で、
実際の効果は限定的でしかなかったですし、
現実その結果3:11の復興は未だに終わっていないですから、
意味があったとは到底思えません・・・
中小企業補助を貸付でしたとしても、
貸付が必要と言うことは現段階で内部留保が無く資金繰りが悪いところに、
売り上げ減が数ヶ月続いて不足分を貸付でしのいでも、
借り入れ支払いは増えて、
事態が平常化して後売り上げが以前に比べ数十%増えることは考えられませんから、
倒産の引き伸ばしにしかなら無いでしょう・・・
補助金として支給したとしても、
借り入れよりはましかもしれませんが、
やはり一次しのぎにしかならず、
長引けば結果は同じでしょう。
根本的梃入れに結びつかないことに、
タダでさえ大赤字国家である日本が、
大幅な支出と減税による大幅減収してしまえば、
新型コロナウイルスが沈静化した後、
正常な国庫運営は出来なくなりますから、
結果大幅な増税が控えているだけでしょう・・・
これは私の個人的見解ですが、
日本は共産主義でもなく社会主義でもなく資本主義国ですから、
基本は個人主義で個人・個企業責任であるはずですから、
国の方策や安全保障は国の責任としても、
個別の財布は個人(社)責任であるべきと思います。
財政出動するのであれば、
其れが付け焼刃のその場しのぎでなく、
きちんとした効果がでる必要なところに重点を置いて、
その付けが後に悪影響を及ぼさない方法を選択してもられえることを願います!
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