2021年04月10日|マイスターブログ
弊社が10年来懇意にしている、
とある高級者車ディーラーの営業部門国内でもトップ成績の営業マンからTELがあり、
「弊社が販売した○○○が、オーナー様指定のコーティング屋さんに予約が入らないため、
一度仮納車しコーティング屋さんが施工可能のタイミングで、一度引き取りディーラーがコーティング屋さんに持ち込んだところ、
ルーフとサイドシェルに凹みがあると、オーナー様とコーティング屋さんから連絡がきたのですが、これってどう対処したらいいのか?」
「対処方法はどうすべきか?」
「意見を聞かせてください!」
との事でした。
そのコーティング屋さん曰く、
「弊社は、全国展開の組織に属し、
照明環境・ボディ確認の仕方も本部から徹底した指導を受けているので、
この様な凹みも発見できましたが、
普通の磨き屋やコーティング屋ではこれは発見できないでしょう!」
みたいな、
以下にも自社だけが設備・能力的に多店舗を圧倒するようなことを自慢げに言ってきたそうですが、
現実このディーラーさんでも納車前の美装で外注先のコーティング屋さんでも点検は行っていて、
その際は異常は発見できていなかったそうです。
実際このようなパターンで、
弊社にも該当ディーラーからオーナー様指定で持ち込まれるお車は多々ありますが、
過去傷があったことはあっても凹みがあったお車は1台もありませんでした!
あんに、
ディーラーや外注先のコーティング屋さんのスキルが低く、
発見した某コーティング屋さんがハイスキルと言っている言い方に、
かなり怒り心頭のようです・・・
実際このディーラーさんのお客様でもこのコーティング屋さんで施行された方が複数いることが分かり、
聞き取りしてみると、殆どのお客様からは、
「全然ダメだね・・・」
と言う感想だったそうです。
弊社お客様の中にも、
この店舗で現車確認をしていただいた方が複数いらっしゃいますが、
結局は弊社に御依頼ただいております!
何故?
その理由は、
トラブルを抱えたお車で、
その改善の是非を問うたところ、
「やってみないとわかりません・・・」
との、
超曖昧な返答しか出てこず、
仮に変化が無くとも料金は発生するとの事で、
その様な責任のない施工は出来ないと弊社での施工にされたそうです!
前記したように、
本部指示のもと設備・技術・知識が他店よりも完璧であるのであれば、
何故に如何すればどうなる!
如何しなければどうしかならない・・・
の確実ではないにしろ、
経験からの予想すら提示出来ないのでしょうか?
某コーティング屋さん→ディーラー→弊社と、
問題の凹みの画像が送られてきましたが、
くだんの凹みは某コーティング屋さんの設備と観察眼でなければ発見出来ないとの事でしたけれど、
写真に写る照明レベルは、
全然特別ではなく施工店としては一般レベルでしかないですね・・・
はっきりって、
店舗正面がガラス張りで自然光ガンガン入る中で、
あの照明ではダメでしょう。
弊社長野店は、
設備は古いですが照明環境は劣っていませんし、
自然光遮光も完全です!
京都店は、
最新の照明設備ではありますが、
オープン当初自然光が入る対策が甘かったため、
昨年には正面には遮光カーテンを増設し、
今月更に16基のLEDダウンライトとメタルハライドを増設します。
せめてこのくらいやって、
初めてそれなりの照明環境と言えるのでは?
話しが逸れましたが、
私判断ではこの凹みは、
ディーラー→外注コーティング屋さん→ディーラーの点検工程でも、
その時点で凹みがあれば発見されていただろうと推測されます。
しかも凹み箇所は、
このメーカーの車を熟知した方々が関わる中で凹ませる行為をするとは思えませんし、
一度仮納車の期間にオーナー様がご自身orGS等で洗車されていれば、
そこで凹ませたか?
若しくは某コーティング屋さんが点検で凹ませた可能性の方が圧倒的に高いと感じます・・・
但し、
この段階で誰が?
の絶対的判断は付きませんから、
ディーラーは誠意を示す意味でもディーラー負担で修理をするつもりらしいですが、
某コーティング屋さんからはどの様な修理方法が一番良いのかの提案もなく、
知らんぷりらしいですが、
多分方法も解らないし、
修理可能な業者さんの知り合いすらいないのでしょう・・・
脱サラして全国展開FCに速成教育で開店してらしいですから、
たたき上げのPRO店から見れば只の素人でしかないですねー
そもそも磨き屋は、
誰ぞに教わってその教え通りにやれば高技術で施工可能なものではなく、
他職の職人仕事と同じで、
自身で切磋琢磨して技術を磨かない限り、
一端の職人などには成り得ません・・・
本部頼りのぶら下がりでは、
ハウスメーカーのプラモデル組み立て大工と同じ次元でしかないでしょうねー
弊社
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