2012年08月04日|マイスターブログ
あるメルセデスディーラーの古参営業マンのつぶやき、
「Sクラスを3台買っていただいて、初めて客からお客様になる!」
此れ本音だそうです・・・
たとえばあるディーラーが300~2.000万までの価格帯の車両を販売しているとしてみましょう。
一台当りの利益が15%とすれば、1台販売して45~300万の利益差がついてきます。
しかし1台販売するのにかかる手間はさほど違いがありません・・・
此れで同じ対応を求めるのは無理!
輸入車の場合新規購入者がリピーターとなり何台も購入し続けることは、国産車に比べ確率はかなり低くなります。
この傾向は低価格車ほど高いそうです。
というのは、大半の方は輸入車にあこがれかなりの背伸びをして購入をします。
しかし期待していたクオリティーは無く、しかも不具合まで起きてきます。
文句を言っていっても期待していたような真摯な対応はディラーはしてくれない・・・
場合によっては、
「こんなもんですよ!」
位に言われてしまうことも多々あるようです。
これに頭に来たり、いやになったりで2度と輸入車は買わなくなるパターンは非常に多いようです。
確かにこのようなディーラー側の対応は問題かもしれませんが、実際それらの問題を国産車のように対応していたら商売として成り立たなくなってしまいます。
つまり輸入車に乗るには、かなりの忍耐と寛容性が必要です!
其れと当然経済的余裕・・・
確かにディーラーマン特に営業にみられる傾向ですが、2.000万の車を売っていることで、自身がお客様と同じ立場いいるエリートもしくは社会的地位と錯覚を起こしてしまう人も多いようです。
このような輸入車業界の嫌な面を含めて受け入れることができるのか?
はたまた頭を押さえることができるのか?
どちらもなかなか難しい・・・
ではどうやっていやな思いをせず輸入車に乗れるのか?
でしょー
ホントにその車を好きになって乗ることです!
見栄やかっこずけのためでなく、その車自身の本質を好きになることでしょう。
細部の作り込の甘さや、トラブルが出やすいことや、メーカーやディーラーの態度が良くないことまでもがその車の特徴として受け入れてしまうのです。
そこまで徹底すれば、意外と頭にも来なくなりますよ!
此れ私自身の実体験です。
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