2012年08月04日|マイスターブログ
ズバリあまりお奨めはできません!
見栄で買うなら新車でなければ意味ないでしょうー
これはちょっときついかな・・・
現実問題としても新車でさえ当たり前に壊れるのが輸入車です。
それが中古車となればそれ以上に壊れるのは当たり前!
そのようなリスクを少しでも回避するなら当然購入はディーラー、しかも認定中古車が妥当な選択です。
出来れば1オーナーで、ディーラーがお客様のことをよく知っていることも重要なポイントです。
しかしこのような車は価格は高い・・・
という場合は、必然的に年式が古くなったり、街の中古車販売店で買ったりとなるでしょうが、こうなるとほとんどの車はオークション物となってきます。
つまり履歴が完全には把握できない。
車輛程度も外観判断に基づく予想となってきてしまいます。
間違いなく壊れるでしょうね!
程度の差こそあれ・・・
このようなレベルの輸入車中古を購入するのであれば、
現金購入でしたら購入金額の1/5位の年間維持費を払えるか?
ローンであれば、ローン金額と同等の月間維持費を払えるか?
此の位の資金的余裕をもって購入しないと、完調な状態で乗り続け維持することはできなくなってしまいます。
つまり500万の中古車を買おうと思うのであれば、現金なら車輛維持費で年間50万は確保できる必要がありますし、ローンであればフルローンとして月8万円の支払いのほかに同額の予備費を用意できるのかとなってきます。
つまり5年間で車に払える金額が500万だったとしたら、
車両自体の購入金額は半分の250万程度にする必要があります。
予算いっぱいいっぱいで購入されることは輸入車では非常に危険な行為です!
後注意が必要なことは、あまりハイテク化されたオプション装着車は避けるべきです。
それと同じような理由で、特別モデルなどもやめたほうが無難です。
ちなみに現行も含め最近のAMGなどはコンピューター関係の寿命は10年以内と言われています、故障して交換となると200~400万円の修理代が必要となってしまいます。
私も先日足車兼代車のW210 E430のヘッドライトが壊れヤナセで修理見積もりをしてみると、当時としては珍しいメルセデスの純正HIDが装着されていたためになんと
“修理代は58万”もの金額となってしまいました。
これが標準のハロゲンライトだとしても“それでも30万”だそうです・・・
この車購入して3年になりますが、この間にかかった修理代はすでに100万以上はかかっています。
ちなみにこの車1オーナー車でオーナー様も判っている中で当然履歴も把握できていてもこのありさまが中古輸入車の怖さです!
どうです、このようなリスク覚悟で安い輸入車買います?
其れともディーラー認定中古車を多少安くても買います?
どうせなら新車にしますか?
どちらにしてもご自身の“身の丈範囲内”の車を購入することが大前提です!
決して見栄だけで無理な買い物はなさらないように・・・ご注意を!
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