2010年02月04日|マイスターブログ
今世界中のマスコミが大騒ぎしているトヨタのリコール問題をどう感じられていますか?
数年前に起こった三菱のリコール問題とは規模の違う世界的大問題です。
何百万台と言う車が対象とのことですがまともに考えればあり得ない話でしょう、三菱のときもそうでしたがメーカーはある程度把握をしていながら問題を隠蔽してきた、今回もまた同じではないでしょうか?
トヨタの利益第一主義=コストダウンの徹底=下請けや材料メーカーへの強制的な単価のカット+ディーラー保護主義
この構図はユーザーに何もいいことはないのではないでしょうか?
ecoの時代背景を利用し徹底的なコストダウンを行いいかにも地球環境に貢献している振りを装い、車両価格も安くいい物を提供しているようにユーザーをめくらまししているようにしか感じられません。
ボデイの鉄板にしても張鋼力鉄板を使用し確かに軽量化を実現しているかもしれませんがひとつ間違えればぺらぺらのブリキの箱になりかねません、輸入車も同じ方向に向いているのは同じかもしれませんがたとえば高速道路のレーンチェンジの際の車体の剛性感に明らかな違いを感じます。
新車から5年位したときのクルマ全体のゆるさを国産車の場合明らかに感じますが同じ感覚は多くの輸入車の場合は10年くらいしないと感じません。
この車の造り方は技術がなくてそうなるのではなく技術を生かしてわざとユーザーが自然にいま乗っている車に飽きて買い換えるように仕向けていく量販の為の手法だと感じます。
ecoな時代だからものを大切にする、当然資源も大切にするだからこそしっかりしたものを作り1年でも永く乗れる車作りを行うことが今メーカーには必要なことだと私は思います。
プリウスにしてもハイブリットはいいですが高電圧を使用して大量の電磁波を撒き散らしていることはきちんと対処しているのでしょうか?
プリウスの高販売の代償として大量のがん患者を作り出すかもしれない危険をカバーして生産しているのでしょうか?
過去のベンツもW124からW210へのモデルチェンジの際大幅なコストダウンを行い、そのめくらましのためにハイテクのギミックで煙幕を張ろうとしましたが結果は惨憺たる物となり大幅な信用の失墜を招き今でもその信用回復に苦慮していると聞きます。
私も日本人ですから日本のメーカーがいい車を作り日本の景気を引っ張っていただきたいと感じます、しかし今の方向には賛同は出来ません。
自動車後進国だった頃の熱い思いでもう一度くるま作りを見直していただきたいと思います。
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