2010年11月13日|マイスターブログ
スーパーGTの最終戦の前座レースであるヴィツレースに再度ピットクルーとして参加してまいりましたが、結果は惨憺たるものでした!
予選には80台を超える出走があり、通過できるのは約半数の40台ほどですので確率は1/2という過酷な予選でしたが、前回と同じ予選落ちとなってしまいました。
予選落ち組みの決勝レースもあるのですが、そちらの結果もドベ2という惨憺たる結果に終わりました。
もっとも6周のレースで2回コースアウトしているので当然の結果です。
クラッシュしなかっただけ幸いかもしれません!
車載カメラでドライバーのステアリングの動きを後で見てみると、ハンドルの持ち替えはしているは送りハンドルをしているはで、正直問題外の運転でした。
これで19秒台のタイムが出たこと事態が驚きです。
予選を含め4回のコースアウトをしていますがこれで理由がわかりました。
車体の挙動変化に対しステアリングがきちんと確保されていない為に操作の正確性に欠けきちんとしたカウンターと戻しが出来ていないことのようです。
往々にしてタイムが出なかったりコースアウトが多いと車両のセッティングのせいにしてしまうドライバーが多いのですが、実はこのようにドライバー自信の未熟な運転テクニックから来ることがほとんどです。
何事も基本が大事ということです!
一般的には車の持つ本来の限界性能の50%出し切ることの出来るドライバーはレースなどのモータースポーツ経験者以外ではほとんどいないでしょう。
来月からは特訓を重ね、来年の第1戦には決勝に残れるように育てます!
その暁にはヴィツレースにチーム車磨き研究所が誕生します!
初めてスーパーGTを観戦しましたが、これがとてつもなくつまらないことにビックリしました。
確かに車は市販車の形に近いですが中身は全く別物で、ルマンカーのスプリントレース用のようなものです。
メーカー同士の戦いで番狂わせ的なこともよっぽどのアクシデントでもない限りは起こりえないような出来レース的つまらなさを感じました。
又車も余りにもよくできすぎ、安定した挙動過ぎてみていてもそのスピード感から来るハラハラさを全く感じさせません。
これではスピードの速いパレードランのようです!
それに対して今では人気のないフォーミュラー日本ですがこちらの方が見ていてワクワクすることができました。
ドライバーの走りのアグレッシブさもあり、車の挙動もそれにイコールして非常にスリリングな動きをして見ていて非常に楽しかったです。
レースの醍醐味はレーシングカーの美しさは当然のこととして、そのスピードからくる恐怖をドライバーではなくても疑似体験できることが大きな要因ではないでしょうか?
かなりアブノーマルです。
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