2014年01月23日|キャンペーン&新商品情報
2年ほど前からでしょうか?
既存のコーティングをさらに強力に密着することはできないか?
これは弊社はもとより、常連のお客さんからも盛んにお問い合わせいただいている懸案事項でしたが、これに対応しうる方法は判ってはおりましたが、
デメリットの検証や安全性に対しての試験などがなかなか短時間では進捗せず、且つ貧乏会社である弊社にとっては非常に高価な機器を購入する必要があるという、
非常に高いハードルが問題となっておりました。
然し、安全性面とデメリット検証など科学的部分のクリアーはできていましたが、やはり資金が・・・
というところに、弊社プレミアム会員様からハーレーのメッキコーティングのお話を頂き、
「完璧なメッキコーティングの方法はあるの?」
との問いに、
「高額な機材を購入できれば可能ですが、問題は少量しか生産されていないため、在庫があるかわかりません?」
とお答えすると、
「手に入るなら買ってよ!」
「ハーレー3台メッキコーティングすれば元取れるでしょう!」
とのこと。
仏様のような方です!
というわけで、2月より新サービス“ラジカル・コーティング”スタートいたします!
といっても、ラジカルコーティングとは何?
ですよねー
これは以前にもブログ等で多少の解説はしてきておりますが、シリカコーティング(ガラスコーティング)の安定密着には素材側に官能基というものの存在が不可欠です。
金属面には多くの官能基が存在するために、ボデイへのコーティング剤の密着はきちんと行われます。
また塗装にもある程度の官能基が存在しますので、塗装下地の材質が樹脂やPPであっても短期剥離をしてしまうようなレベルにはならない密着が確保可能です。
ただし、金属下地のボデイとたとえばバンパーの密着を比較した場合、
明らかにバンパーのほうが剥離可能性は高くなります。
更には、メッキ・PP・未塗装樹脂・ゴムなどはほぼ官能基の存在は0ですので、コーティング剤は密着することはできず、ただ乗っかっているだけ状態です・・・
つまり耐久性は皆無。
条件が良くても約半年が限界でしょう・・・
これはコーティング剤の種類や性能等は関係なく、
すべてのシリカコーティングに当てはまります。
ラジカルコーティングとはこれらの素材に対して、
機器により官能基を多く含むバインダー材をバーナーで焼き付けることで、
コーティング剤が完全密着するバインダー層を形成するものです!
バーナーで焼き付ける・・・
素材溶けるか焼けちゃうでしょう?
と思われるでしょうが、これが大丈夫なのです!
バーナー使用の焼き付け時の素材温度は“60℃”これなら溶けないでしょうー
現在施工対象とするのは、
当然ボデイ全体のシリカコーティング前のバインダー処理も可能です。
また、上記したコーティング剤の密着の弱いPP素材(バンパー・ミラー・ピラー)等だけバインダー処理することも可能です。
特に部分的施工としておすすめなのが、
これらの素材に足しては、本来のシリカコーティングの持つ基準耐久年数が確保可能となります!
磨き&コーティング業者としては日本でただ1社、弊社のみの導入だそうです。
この新サービス“ラジカル・コーティング”は、弊社会員様向けサービスとなります!
ただし、弊社施工済みお客様に関しましてはご相談の上施工はお受けできる場合はございますので、お問い合わせください。
尚、新規のお客様につきましては施工対象外となります。
価格等詳細につきましては、会員ページにて後程ご案内いたします。
HPでのご紹介ページ(会員ページ内)も現在制作会社で準備中ですのでしばらくお待ちください。
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