最近このようなご質問やご相談をたびたび頂きます。
結論から言えば、まったく問題なく施工可能です。
スクラッチシールドであってもどのようなコーティング剤でも施工できます!
但し車磨き研究所での取り扱いコーティング剤ではの話ではあります。
ご質問の際になぜその様なことをお聞きになられるかは深くお聞きしておりませんので、お話の内容からの憶測では在りますが、たぶんという理由がいくつか思い当たります。
などが考えられる理由です。
これらが実際どうなのかをご説明いたします。
1.一概に嘘とも言えないのですが、
一般市場にもスクラッチシールドに対して施工可能なコーティング剤はたくさんあります。
ポリマーコーティング剤ではほぼ全てのものが施工可能なはずです。
2.これはありえます!
ガラス系コーティング剤で強い有機溶剤を含んでいる場合は化学反応でスクラッチシールドの中の軟質樹脂を溶かしてしまう可能性があります。
またキシレンなどの配合比率が高いものも危険率が高いと思われます。
基本的には未塗装樹脂に施工可能なガラスコーティング剤であれば施工可能なはずです。
3.このような理由でコーティングを躊躇されている磨き屋やコーティング屋でしたら施工依頼されないほうが無難です!
スクラッチシールドは細かい傷を防ぐ能力は確かに多少ありますが、
強い力で熱を伴って入れてしまった傷は非常に消すことは困難です。
このように施工中になってしまうとセルロースなど傷消し効果のある有機剤を使用して傷を埋めてコーティングされてしまう可能性があります。
有機物ですので数ヶ月すると紫外線劣化を起こし傷が浮き出てきたりコーティングが剥離を起こす可能性が高くなります。
スクラッチシールドと知って尻込みする様では施工は依頼しないほうが無難です。
たとえスクラッチシールドであっても、きちんとした知識と技術で磨き上げ、対応可能なコーティング剤で施工すればまったく問題はありません。
その他の塗料とまったく変わらない仕上がりとなります!
但し施工店は慎重にお選びいただいたほうが良いと思います。
GSや簡易施工店は避けたほうが無難です。
それならばディーラーで施工されたほうが安心できると思います。
安物買いの銭失いにはご注意を!