“お受けいたしておりません”
残念ながら他店施行の補修及び再施工につきましては、ご対応は致しておりません。
ただし、新規購入車両がご購入前にすでに何らかの施行がされている場合につきましては、車輛を拝見させていただいたうえでの判断となります。
他店施行車輛のクレーム補修施工につきましては、施工された内容・方法等が判らないため、お客様がお望みになられるクオリティーへのリセットが非常に困難でありハイリスクなため、却ってご迷惑をおかけする可能性があるためにお断りいたしております。
またご購入前の磨き&コーティング施工車輛に関しましても、現状より少なからず意匠性の改善ができるレベルにとどまる可能性もございます。
明かに意匠性改善が不可能と判断できる場合、これらの車輛であってもお受けすることはできない場合もございます。
これは磨きに関しましては、
磨きによる傷・膜厚以外のダメージを外的判断で推測することは非常に困難です。
コーティング剤に関しましても、
塗装浸透深度や有機化合物による塗装ダメージはやはり外的判断は非常に困難です。
そのため、施工によるクレームの処理は施工された施行店さんが一番的確な判断が可能と思います。
無償補修で再施工に応じていただけるのか?
有料補修になるのか?
此ればかりはお店とお客様の関係や、お店の考え方などがありますので、どのような判断・結果になるかは判りかねますが、交渉してみてください。
先日もこのような内容のご相談があり、現車も拝見させていただきお話もお聞きいたしましたが、私の正直な印象としては御客様にも施工店にも同じだけの過失が存在していると感じました。
確かに施工店さんの説明不足は問題ですが、
その時点で?を出さずに施工依頼をされたことは御客様の落ち度と言えます。
また現車確認につきましても、
施工店・御客様双方が現状を確認しあい施工依頼の内容の是非を話し合うことがなされていなかったことがそもそもの揉め事のきっかけとなっております。
磨きやコーティングなどは、
これが最低クオリテーとか最高クオリテーという基準は存在しません。
つまり何が良くて悪いのが何かという判断は、個々の感性の問題となってしまいます。
「傷が取れていない・・・」
とか、
「傷が増えている・・・」
と言ってみても、施工前と施工後の違いを立証することは施工後ではほとんど無理!
「コーティングが曇っている・・・」
とか、
「艶がたいして無い・・・」
このような事も、明らかに施工前よりも悪くなっているという、
第三者から見ても歴然とした施工不良でないとクレームとするのは難しいでしょう。
この業界に携わる者として、このようなあいまいさは非常に問題ある事であることは身を以て認識はしております。
そのため、すべての御客様に対しまして、
を徹底する必要がありその実践に努めております。
ただし、お客様自身がこれらを面倒くさいと思われてしまっては、これらの実践はできなくなってしまいます。
ですから、これらの点検・ご説明等につきましては時間の余裕を持たれたご来店をお願いいたします。